気根付きのモンステラをカットして水に差しておいたところ、グングン根が生えてきたので、鉢植えに植え付けようと思います。

モンステラは気根の付いた部分をカットすると失敗無く増やせます。モンステラを増やしたい方はぜひ参考にしてくださいね。

モンステラを株分けして増やすのに最適なのは成長期。5~9月の暖かい時期です。
株分けや剪定など、根をいじったり葉をカットするのは、成長期である暖かい時期に済ませるようにしましょう。
モンステラの株分けや剪定時期⇨成長期の5月~9月
株分けや剪定の時期を間違えてしまううと、根を傷めてしまってそのまま枯れてしまうかもしれません。
わが家は気根付きのモンステラの茎をガンガンカットして剪定。水差しで発根したので植え付けていきます。

モンステラの気根付きの部分をカットして根っこを出したモンステラ。成長期なら大体うまくいきますが、特に気根付きだと成功しやすいです。
茎をカットしたのが5月の終わり。すぐに小さい根が出だして、しっかりたくさん出てきた約3か月後の9月の初めに、新しい鉢に植え付けました。
モンステラの土の配合

モンステラにおすすめの土の配合を調べてみると、4パターンほど見つかりました。
- 赤玉土(小粒)7+腐葉土3
- 赤玉土(小粒)3+ピートモス3+鹿沼土2+パーライト2
- 赤玉土(小粒)6+腐葉土3+パーライト1
- 赤玉土(小粒)7+ピートモス3
排水性が大事なので赤玉土やピートモスが重要のようです。観葉植物の土を利用する場合は、そこに2~3割赤玉土を足すだけなので簡単ですね。
筆者は「赤玉土(小粒)3+ピートモス3+鹿沼土2+パーライト2」で土を配合にすることにしました。
※モンステラの育て方はコチラの記事で詳しく解説しています⇩


鹿沼土を切らしていたのでホームセンターで買ってきました。ホームセンターが近くに無い方は、下のリンクからも購入できますよ。
◆鹿沼土は観葉植物には欠かせない排水性・保水性の良い用土です👇
赤玉土は排水性を好むあらゆる植物に使えるので、売っている培養土に混ぜて使うと効果的です。
◆硬質の赤玉土なら崩れにくいので、排水性が長持ちしますよ👇

◆ピートモスは特に観葉植物など排水性を好む植物の用土に必要です。観葉植物好きな方は常備しておきたい用土です👇

◆パーライトは軽くて扱いやすい排水性・保水性の高い用土。黒曜石ならより無菌状態で病害虫の心配も無く安心ですね👇

◆腐葉土は培養土・赤玉土と混ぜて使うと、どんな植物でも育てられます。土の状態を良くしてくれるので、こちらも常備しておきたい用土の一つです👇
◆もみ殻くんたんは、病害虫の予防に。化学物質を使わずに予防できるので、野菜栽培の用土などにも安心です。ひとつかみ入れておくと病害虫の少ない土の状態が保てるので、植物が丈夫に育ちますよ。
モンステラを植える鉢の大きさはどれくらい?

モンステラを植え付ける鉢の大きさは、モンステラの茎の長さによって調節します。
我が家のカットしたモンステラは、約40cm~50cm長さでしたので、6号鉢を購入。このくらいの大きさなら、トイレカウンターの上に難なく乗りそうです。
モンステラに使いそうな6号鉢から10号鉢の、鉢植えの大きさを表にしておきますね。
鉢の大きさ(号数) | 植木鉢の直径(㎝) | 土の量の目安(L) |
---|---|---|
6号 | 18 | 2.2 |
7号 | 21 | 3.5 |
8号 | 24 | 5.2 |
9号 | 27 | 7.8 |
10号 | 30 | 8.5 |
◆おしゃれな素焼鉢☆3点セットなら植え替えも自由自在♪どんなインテリにも合わせやすいホワイト系の素焼き鉢です👇

◆プラスチックの鉢植えは軽くて扱いがラクな点がメリット。大きい鉢から小さな鉢まで、4点セットなら色々なサイズがいっぺんにそろいます👇


早速根の生えたモンステラを植え付けていきましょう。必要な道具や材料を
モンステラの植え付けに必要なもの
- 根の生えたモンステラ
- 鉢植え(6号)
- 土(赤玉土/小粒3+ピートモス3+鹿沼土2+パーライト2)くん炭(一つまみ)
- 鉢底石(入れる網もあったら)
- 鉢底用の網
- 土を混ぜるバッグ(不織布のものを用意)
まず初めに道具や土、発根したモンステラなどをすべて用意します。

土と鉢植えが用意できたら、植え付けていきましょう。
モンステラの植え付け手順
- 鉢底石を入れる
- 土を配合する
- 根の生えたモンステラを鉢に入れる
- 元肥も入れておく
- モンステラの周りに土を入れる
- マルチングして飾る
鉢底用の石を、野菜の入っていたネットに入れて鉢の底にセットします。底が見えないくらい入っていればOK。

◆鉢底石は排水性の大事なモンステラには欠かせない要素です。網入りなら石を簡単に繰り返し使用できます。👇

赤玉土、ピートモスを約3ずつと多めに、腐葉土、鹿沼土、パーライトを約2ずつくらいで少し少な目にして、不織布のバッグに入れて混ぜます。(大体でOK)

土を健全に保ってくれると言われている「くん炭」も、病害虫防止のためにひとつかみ入れておきます。腐葉土も少し入れておきます。

土を入れた不織布バッグをシャカシャカして、土を混ぜ合わせます。

キレイに混ざりました!
鉢底石の上に根の生えたモンステラの葉っぱをまとめて入れます。

脇に土をどんどん流し込んで安定させていきます。
元肥の代表格「マグアンプK」を入れ忘れていたので、ここで土に投入!

◆花に野菜に木にも!元肥に最適なゆっくり効く肥料。どんな植物にも万能に使えるのでおすすめです👇

根の生えたモンステラの茎を支えながら、株の周りに配合した土を入れていきモンステラを安定させます。

ウォータースペースは2~3cmあれば良いと思います。ちょうど良い高さまで土を入れたら、水をたっぷりかけます。

トイレに飾るので、清潔感は大事。土が見えないようにモスを飾り付けていきます。


トイレカウンターの上に置くとピッタリなサイズで植え付け出来ました。

モンステラは成長期である5月~9月の間に、カットすると水挿しや土挿しでどんどん根が出ます。発根したモンステラは暖かい時期(遅くとも10月まで)に植え付けると初心者でも失敗しません。

モンステラの葉はほっこりして癒されますね。邪気を払い風水的にも良いのでトイレや玄関におすすめです。
