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キエーロで生ごみが消える!?堆肥が要らないって人はこれで解決!

生ごみが消えるキエーロ

~この記事にはプロモーションを含みます。~

かりてりあ
かりてりあ

かりてりあです。植木鉢コンポストで堆肥を作りながら生ごみを減らしてます。

でも生ごみって毎日大量に出ますよね。

  • コンポストに入れただけでは、生ごみ消費が全然追いつかない。
  • コンポストをたくさん作りすぎても余ってしまう。
  • 臭いのする生ごみを何とか消したい!

こんな悩みがある方には、「消費型コンポスト」のキエーロがおすすめです。

堆肥コンポストとキエーロの違い

堆肥コンポストとキエーロの違い

コンポスト(堆肥型コンポスト)とキエーロ(消費型コンポスト)の違いは、その目的。コンポストは一般的に堆肥を作ることを目的としていますが、キエーロは生ごみを処理することが主な目的です。

  • 堆肥型コンポスト
  • 消費型コンポスト
堆肥型コンポスト
コンポスト(堆肥作りが目的)
消費型コンポスト
キエーロ(消費するのが目的)

堆肥型コンポスト

堆肥型のコンポストは、落ち葉や生ごみ、動物のフンなどを使って、土の環境をよくする「堆肥」を作ることを目的としています。一般的に「コンポスト」というと、堆肥型のコンポストの事を指します。

消費型コンポスト

消費型のコンポストは、堆肥コンポストと似ているようですがその目的は消費する事。生ごみをゴミとして出さずに消してしまうことです。これを「キエーロ」と呼んで堆肥型のコンポストと区別しています。

一般的に「コンポスト」というと、堆肥作りや堆肥の事を指します。

キエーロとは

生ごみが消えるキエーロ

キエーロは米ぬかを入れたり納豆を入れたりする必要は無く、基本は土に埋めるだけ。土の中のバクテリアに分解をお願いするので土が増えていくことは無く、生ごみが消えていきます。(空気と水になるとか)

時間をかけて分解していくため、生ごみ10日分を埋めるくらいの広いスペースが必要です

かりてりあ
かりてりあ

土に埋めるだけなので、ランニングコストはかかりませんよ。

設置型キエーロの作り方

キエーロは生ごみを毎日土に埋めて処理していくので、ある程度のスペースが必要。

  • 大きな木箱を用意し、脚を付けるかレンガなどの上に乗せる。
  • 日光が必要なので透明のプラスチックのフタを用意。
  • フタは箱より高い位置に設置してを風通しを確保。(空気が通る状態)
  • フタは斜めに取り付ける。(波型の形状が雨水を流しやすい)
  • 土は黒土がおすすめ。

作り方は、ざっとこんな感じ。

キエーロは、微生物を活動させた芽に、光と風通しが必要。日陰だと微生物がうまく活動できないため、光が良く当たる場所に設置します。

フタは光の通る透明なプラスチックのものを付け、風が通る様に少し浮かせて設置します。

初めの土は黒土がおすすめですが、庭土や古土でも大丈夫。

キエーロの使い方

キエーロの使い方
キエーロの使い方イメージ

キエーロはただ土に埋めていくだけなので、使い方はとても簡単。

土の入ったキエーロの端にシャベルを立てて置き、生ごみが出たら20センチくらい掘って、そこに生ごみを投入。大きな野菜くずがあればシャベルでザクザクと切り、土をかぶせます。

次に埋める場所にシャベルを立てて置き、目印にします。これを繰り返していき、10か所くらい1週回ったら、また元の場所から埋めていきます。

この時、一番上に乾いた土をかぶせておく臭いや虫対策になります。

大きなスペースが無いとできない!となりそうですが、ベランダや狭いスペースでも出来る方法があるので紹介しますね。

自宅で簡単!衣装ケース・キエーロの作り方

キエーロで毎日生ごみを消すには広いスペースが必要ですが、深さ30センチ以上の透明プラスチックの大型衣装ケースでも代用できます。

衣装ケース・キエーロの作り方
  1. 深さ30センチ以上の透明プラスチックの衣装ケースを用意する。
  2. 衣装ケース箱の深さより長い棒を4本用意する。
  3. 棒を衣装ケースの四隅に立てる。
  4. 風呂土を衣装ケースに入れる。
  5. 棒の上に蓋を乗せる。

これで完成です。

フタを支える棒は、手前ふたつを短くして斜めに角度を付け、雨が流れ落ちるようにすると、雨の当たる場所でも使えますね。

かりてりあ
かりてりあ

フタは透明であることが重要で、日光の当たる場所に置くことで温度が上昇し分解が進みますよ。

キエーロ成功のポイント

土の中のバクテリアでうまく生ごみを分解してもらうために、いくつかポイントがあります。

キエーロの成功ポイント
  • 日光の当たる場所に置く
  • 水分管理(乾燥したら水を足し、びしょびしょになりすぎたら乾いた土を足す)
  • 上に乾いた土をかぶせる
  • 20cmの深さに埋める
  • 毎日違う場所に埋めていく

こんなポイントに気を付けてキエーロを活用すると上手くいきますよ。

透明のフタで日光を確保

フタは斜めにすると雨が当たっても流れやすい

衣装ケース・キエーロのデメリット

透明衣装ケースはそうはいってもプラスチック。長い間直射日光に当てていると、劣化もします。

南向きや西日の当たるベランダでは劣化は早いでしょう。割れてきてしまったら、捨てる手間もありますね。

そこで、筆者はプランターで「なんちゃってキエーロ」に挑戦中です。

プランターでなんちゃってキエーロに挑戦!

プランターでなんちゃってキエーロに挑戦!

キエーロは約30cmの深さが理想ですが、深さ約20cmの使っていないプランターがあったので、早速「「なんちゃってキエーロ」に挑戦してみました。

なんちゃってキエーロの概要

【わが家のなんちゃってキエーロ】

  • 容器:深さ20cm×幅25cm×長さ65cmのプランター((底網は外して使用))
  • 用土:古土や庭の土
  • フタ:洗濯ネット

はじめ細めのプランターに入れてみましたが、かき混ぜるのに土をこぼしそうなので、そこそこ幅のあるものに土を移し替えて仕切り直し。

細いプランターは入れにくい

それでも20cm深さの浅めのプランターしか無かったため、底の網は敷かずに全て土で埋めました。衣装ケースをイメージするとこれでもOKなのかと思います。

深さ20㎝のプランター

また透明のフタは無いので、洗濯ネットでとりあえず虫を防御。深さが無いため野菜くずをあまり深く埋められないので、虫除け対策です。

虫よけに洗濯ネットをかぶせる

秋からのキエーロは分解が遅い

季節は10月終わりからのスタート。気温が低い日が多く分解が中々進まないので、米ぬかも投入しちゃいました。

米ぬかは無料の自動精米機がなどがあれば無料で手に入りますし、ネットでも購入できます。

かりてりあ
かりてりあ

筆者はお米屋さんにお米と一緒に頼んでいます。

3日間の野菜くずをそのまま投入

埋める箇所が3か所くらいしかないため毎日投入は無理なので、3日間くらい野菜くずを溜めて置き、3日に一回くらい土を掘って投入します。

3日くらいためた野菜くずを3日に一回投入
3日間ためた野菜くずを土に投入

11月に入り寒くなってきたためか、ますます分解が遅いです。3日前に投入した野菜くずがあまり分解されていません。

とりあえず野菜くずと一緒に米ぬかを投入します。この日はバナナの皮やヘタ、じゃがいもの皮を投入。

コンポストで分解しにくそうなものを投入

分解しやすいバナナの皮半分とキャベツやレタスは、別のコンポストに投入しています。

全体をかき混ぜてみる

本来「キエーロ」は埋めっぱなしでかき混ぜなどの作業は要らないのですが、コンポスト作りの要領で全体をかき混ぜて活性化させてみます。余りに分解しないので、納豆水やヨーグルト水も投入して、分解を促します。(コンポストの作り方はコチラ

3日後のなんちゃってキエーロの様子

白いカビ

3日後に見ると白いカビが発生していました。発酵がうまく進んでいる模様!しかしかき混ぜてみるとそこそこまだジャガイモの皮は残っています。

3日放置後のじゃがいもの皮

さらに分解の役に立ちそうな麦茶や緑茶などの茶ガラも入れてかき混ぜます。まはやキエーロというより、堆肥コンポストに限りなく近づいてます・・・。

でもとりあえず生ごみは消化しているので良しとします。

「なんちゃってキエーロ」は庭の一角でもできる

庭の隅にある「初代なんちゃってキエーロ」

筆者は庭の片隅に、使用済みの土を入れるコーナーを作っています。そこで初めてキエーロを試してみたので、「初代なんちゃってキエーロ」です。

庭のなんちゃってキエーロは雑草、花柄、生ごみを投入

雑草があれば放り込み、花柄摘みをすれば放り込み、腐ったご飯も深く掘って投入。廃油も投入しますが、特に臭いが発生したことはありません。

雑草や花柄を放り込んでいく場所

庭のなんちゃってキエーロは夏は爆速で分解

イマイチ日が当たらない場所なのですが、夏場は温度が高いためか、数日間でめきめき分解されていきました。

透明のフタも作っていないので、大雨の後は微生物は完全死滅し、カンカン照りの日が続くと乾燥しているのでまた休眠状態。

もみ殻を投入して土の通気性を良くします

そんな時はもみ殻を投入。少しかき混ぜてちょっとばかり通気性を良くします。

と思うとカンカン照りが続き気が付くと乾燥しているので、そんな時はヨーグルト液や納豆液、米のとぎ汁などを足します。基本放置気味ですが、そんなこんなで木津とフカフカになっているので、最近はこの土も再利用できるようになりました。

かりてりあ
かりてりあ

地続きなので、おそらくいろいろな微生物やバクテリアが活発に動いているのでしょう。

秋から冬にかけては発酵促進剤を利用してみよう!

ただし、秋から冬にかけては温度が低くなっていくので、かなり分解は遅くなります。

発行を促す米ぬかやおから、納豆水などももちろん引き続き投入するのですが、中々分解されない時は市販の発酵促進剤を使うのも手です。

カルスNC-Rコーランネオなんかがよく知られている発酵促進剤です。

◆冬用に、カルスNC-Rをカンフル剤として使用👇米ぬかとセット売りだと便利ですね。

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結論!なんちゃってキエーロでも生ごみは処理できる!

結論としては、土に埋めるだけ、バクテリアに分解させるだけ、の「正統派キエーロ」には

  • 深さ20cmに埋めるため30センチの深さが必要。
  • 10日分くらい埋める広さが必要。
  • 日光を通す透明のフタを通気性を確保して設置する。

という条件が必要になってきます。

しかし「なんちゃってキエーロ」なら、庭の片隅や底の浅いプランターで代用できます。特に庭の片隅を使ってのキエーロは、すぐに微生物やバクテリアがうごめき出すようで、真夏の分解力はすごいものがありました。

なんちゃってキエーロなら…
  • 深さが多少足りない20センチくらいでも
  • 米ぬかやその他の分解促進する有機物を足して
  • たまにかき混ぜて空気を入れ
  • 庭ならフタ無しでも
  • プランターなら虫よけ網で防御

こんな感じでゆるめに気長に分解することが出来ます。

ただしコンポストを作る要領で、米ぬかや発酵を促進するものは入れていきます。

かりてりあ
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なんちゃってキエーロは、キエーロと堆肥型コンポストを合わせたような感じで気軽に出来ますよ。

生ごみを速攻処理したい人はこれ!

  • キエーロ便利だけど、こんな面倒なことやってられない・・・。
  • 正統派キエーロをやるほどスペースを取れない・・・。

そんな方もいますよね。

そういう方におすすめなのは、生ごみを電気で乾燥しちゃう「電動生ごみ処理機Loofen」がおすすめです。

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かりてりあ
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