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ハーブは土で決まる!?育て方のポイント☆初心者向けに徹底解説!

ハーブは土で決まる

~この記事にはプロモーションを含みます。~

ハーブはガーデニング初心者にも育てやすい植物。

私もガーデニング始めたころ、ハーブにはまってました(笑)。

我が家は庭の日当たりがいまいちなので、プランターで育てることが多いのですが、基本的にハーブ栽培に必要なのが

*日当たり

*水はけのよい土壌

水はけをよくするための土の配合は

赤玉土 6・腐葉土 4

この記事ではハーブの基本的な育て方や、土つくりについてカンタンにまとめてみました。

【主婦インテリアコーディネーター】

主婦コーディネーターかりてりあ
かりてりあ

ガーデニング初心者のころ、育てやすくて香りのよいハーブにドハマりしてました(笑)。
その時に猛勉強した本から、大事なところだけ抜粋してみました。
これから育ててみょうかな?と思っている方は、どうぞ参考にしてみてください。

ハーブ苗を購入する前に

ハーブ苗を購入してきたら、すぐに植え付けないといけないですよね。

鉢植えの場合はそのまま植えてしまえば良いですが、庭植えのときは準備が必要です。

でも肝心の庭を耕してなかった!なんてことが無いように、ハーブを植える前の土づくりについて解説します。

ハーブは土で決まる!?

ハーブは水はけのよい土を好む

での栽培ポイント】

  1. ハーブは太陽が大好き。出来るだけ日の当たる場所を選ぶ。
  2. 水はけのよい土壌にする
  3. 植え付け前には「堆肥」「腐葉土」を入れ「土を団粒化」させる。
  4. 酸性に弱い。石灰を施して中和させておく。
  5. ハーブは長雨に弱い。下部元にマルチングし、土の跳ね上がりを防ぐ。

鉢植えでの栽培ポイント】

  1. 保水性・排水性・保肥」の3条件を満たすよう用土を配合する。
  2. 北風の当たらない南向きの暖かい場所で育てる。
  3. 冬場は発泡スチロール箱などを大にしておくと凍らない。
  4. プランター栽培は雨や水やりで肥料は流出する。➡追肥をする。
  5. 追肥ポイント:薄めの肥料を分けて与える。(与えすぎに注意!)
    液肥1,000倍に薄めたものor化成肥料をパラパラ撒く。(1週間~10日置き)
  6. 乾燥の激しい時期は朝晩2回水やりする。

MEMO

☆病害虫予防ポイント

・株間を広く取る。
・風通しを良くする
・虫がいたら捕殺する🐛

ハーブを植え付ける前の土づくり~庭植えのとき~

全ての植物もそうですが、植え付けの前に良く掘り起こして周辺を耕しておきましょう。

ハーブが育つ土づくり、最大ポイント

植え付ける2週間前に苦土石灰をすき込んで置くこと。

ハーブの好むフカフカの土にするには

ハーブはとにかく水はけのよいフカフカの土が大好き。

フカフカの土=団粒の土

☆団粒とは?

有機物(動物や植物が土の中で腐敗したものや家畜の排泄物、堆肥など)が土に交じって単粒を結び付けて出来上がる土。

団粒の土づくりには、堆肥などの有機物を土壌にすき込みます。

ハーブの土づくりは冬に準備しておく

土づくりは種まきや苗を植える2週間前に行います。

土づくりに最適なのは冬です。

日当たりの良い場所を選び、30cm深さくらいをスコップで掘り起こし、太陽と冷たい空気に十分さらします

これで土の中の害虫を凍死させることが出来ます。

ハーブは酸性の土に弱い

ハーブのほとんどは酸性の土に弱いため、調整する必要があります。

☆酸性土壌かどうか見分けるポイント
スギナやオオバコ、ヨモギなどがはびこる土はたいてい酸性
(日本の土はたいてい酸性らしいです。)

酸性の土を中和させるためには?:庭植えの時は植え付けの2週間前に、30cm深さくらいを掘り起こして、腐葉土をすき込みます。

その時に表面に苦土石灰を薄く巻いて、一緒に混ぜこんでおきましょう。

ハーブの好む土いろいろ

基本は赤玉土と腐葉土を混ぜればOK

初めのうちは「ハーブ用の土」を使ってしまうとラクですよ。

慣れてきたら、いろいろな土をブレンドして使ってみましょう。

用 土性 質
赤玉土大粒、中粒、小粒とあります。
大粒は鉢やプランターのそこに入れ、水はけを良くします。
バーミキュライト蛭石を砕いて高熱処理したもの。
挿し木、さし芽用に多く用いられる。
軽くて通気性、水はけが良いので容器栽培に向く。
黒土(火山灰土)細かい粒子で軽い。
過湿、過乾になりやすいが、有機物を多く含む。
腐葉土落葉広葉樹の葉を腐らせたもの。
ハーブ栽培には欠かせない用土。
完熟を選ぶのがポイント。
ピートモスミズゴケなどの植物が湿原に堆積して泥炭化したもの。
北海道産は酸性が強いので、北欧産を使用する。

ハーブを植え付けたら~育て方ポイント~

ハーブの肥料の種類と与え方

ハーブは元肥には有機肥料(鶏ふん・油かすなど)を与えますが、追肥は液肥や化成肥料で十分です。

与える季節は春と秋。夏と冬は与えません。

植物の生育に必要とされる元素

植物の生育に最も必要とされる肥料の元素は

肥料3要素 : 窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)

です。さらに

カルシウム・マグネシウム

を加えて5要素というそうです。

★3要素の働き

・チッ素(N)

葉や茎をつくるのに欠かせない要素。不足すると葉色が悪くなり、黄変して落ちてしまいます。茎の伸びも悪く、また花付きも悪くなります。

・リン酸(P)

根の促進と花や実を充実させるために必要な成分。不足すると根の伸びが悪く、葉肉も薄く貧弱になり、花や実の付きも悪くなります。

・カリウム(K)

植物の繊維を丈夫にし、寒さ・暑さに対する抵抗力を付けます。不足すると植物全体の抵抗力が低下し、病害虫の被害に遭いやすくなります。

ハーブの水やりは忘れるくらいでちょうど良い

ハーブの水やりはちょっと忘れてるくらいが良さそう。

あまり過保護に水を与えてしまうと、枯れてしまいます。

特にローズマリーなどは乾燥気味に

寄せ植えをするときは、乾燥に強い植物同士で植えましょう

冬場は2~3日おきくらいで良いみたいです。

庭植えは神経質にならずに放っておいても良く育ちます。

夏場雨が日照りが続くようなら、朝水まきしておきましょう。

ベランダ栽培は乾燥しやすいので、毎日与えた方が良いですよ。

ハーブの病害虫対策

ハーブは風通しや日当たりを気を付けていれば、比較的育てやすい植物。

でも病害虫が全くないというわけではありません。

ポイントはしっかりと土づくりをすることです。

強い株を育てることが病害虫の予防になります。

それには先に述べた、植え付け前の準備(土を掘り起こして外気にしっかり当てる)や、元肥をしっかり与えること。

  • ムレに弱いものは風通しを良くする。
  • 庭植えの時は畝を高くする。
  • 鉢植えなら水はけの良い土を使用する。

などなど。

それでも気になるとき、

でも口に入れたりお風呂に入れて使いたいハーブに農薬は使いたくないですよね。

そんな時、私は木酢液などを使用してます。

土に入れてあげると植物が元気になるらしいです。

スプレー式の木酢液も売っているので、葉に直接かけることもできます

自分で薄めてスプレーを作っても良いですね。

かりてりあ
かりてりあ

細菌は納豆水を使うことが多くなりました。薄めてスプレーするとどんな植物も元気になり、病気になってしまった葉っぱも症状が緩和するんですよ。

ハーブが根付いたその後のお手入れ

ハーブが少し育ってきたら支柱を立てる・カットする

ハーブが少し育ってきて風で倒れそうになったら、支柱を立てましょう。

また、まっすぐに伸びてしまうと横に増えていかないので、適度にカットして使用しましょう。

カットしたところから枝分かれしていくので、横に増えていって良く育ちます。

カットしたハーブは料理に使ったり、ハーブウォーター、ハーブティーで飲んでも良いですね!

だいぶ育って増えて困ったら早めに刈り込む

 

植えた環境がハーブにぴったりだと、良く育ちます。

ミントが増えすぎたり、ローズマリーが大きくなりすぎて困ることになるかもしれません。

そんな時は多めに剪定して、ネットに入れてお風呂に浮かべてみましょう。

良い香りがする上に、ミントやローズマリーはスッキリして元気になる気がしますよ。

ハーブの寄せ植えの参考に~ハーブの産地いろいろ~

ハーブの産地もいろいろです。

地中海沿岸のハーブは砂地で乾燥気味が好きです。

熱帯アジア系は湿気が多いので、水はしっかり与えましょう。

寄せ植えの参考にしてみてください。

原 産 国ハーブ名
地中海沿岸ローズマリー・パセリ・フェンネル
南ヨーロッパセージ・タイム・オレガノ・タラゴン・ディル
熱帯アジア~アフリカバジル
シリアコリアンダー・ルバーブ
ヨーロッパ中部ウォータークレス(クレソン)
西アジアチャービル
ヨーロッパ全域チャイブス・マジョラム
多国籍ミント

株分け・挿し木・種で育てるハーブ

ハーブは苗で買ってくるのが一番カンタンです。

でも、もっとたくさん増やしたい!

そんなとき、株分け、挿し木が出来るハーブはたくさんあります。

中には種でしか育てられないハーブもあるので、それぞれ紹介します。

増やし方ハーブ名
株分け出来るハーブミント・チャイブ・タラゴン・レモングラス
挿し木で増やせるハーブローレル(ベイリーフ)・ローズマリー・セイジ・タイム・マージョラム・レモンバーム・レモンバービナ・ラベンダー
種で蒔いて育てるハーブスイートバジル・イタリアンパセリ・ディル・カモミール・チャービル・フェンネル・マスタードグリーン・ボリジ・コリアンダー・マロウ・ロケット・ナスタチウム・マーシュ

日本のハーブ

日本のハーブはなじみの深いものばかりです。

ざっと上げると

あさつき・ゴマ・サンショウ・シソ・ショウガ・ミョウガ・ミツバ・ワサビ

野菜と思っていたものが、ハーブだったんですよねぇ。

☆ハーブ小話

ハーブにも色々ありますが。

最近知れば知るほどハーブとしての植物が多く、驚きます。

つい先日、ゴボウもハーブの一種だと知り、とても驚きました。

ウコン(ターメリック)も根っこ仲間ですけど。

どちらかというとスパイスですよね。

確かにゴボウ茶って身体に良いって言いますものね。

植物の根っこを料理して食べるのは、どうやら日本人だけらしいです。

世界から見たら珍しいのでしょうね。

ハーブを生活に取り入れてみると、楽しいですよね。知れば知るほど、奥の深いハーブ。

まだまだ知らないハーブがありそうです。

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※参考文献:「ハーブを楽しむ やさしい栽培から利用法まで」/主婦と生活者

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