システムキッチンの天板って交換可能なの？人工大理石の真実！

キッチン天板に人工大理石を採用する人が増えていますよね。

でも、一口に人工大理石といってもいろいろな種類がありますよね。

システムキッチンの天板だけは交換可能なのか？

キッチンのカウンターだけの交換は、型が合えば可能です。

ですがキッチンの寿命もあるので、あまり古い場合は勿体ないのでオススメはしません。

システムキッチンには寿命がある

それを過ぎてしまっていたり、寿命がもうすぐ来るような状態では交換してもすぐに使えなくなってしまいますね！

ただ、そんなに年数経っていないのに、人工大理石にひびが入ってしまった。

ステンレスにキズがついてサビついてしまって不衛生。

などいろいろな理由もあると思います。

そんな時は天板だけの交換も検討してみましょう。

システムキッチンメーカーのカウンター材から選ぶ

もしも既存のキッチンとメーカーが違う場合でも対応できる場合もあるようですが、同じキッチンメーカーの方が対応可能な場合が多いです。

ただし、そのキッチンメーカーに対応できるものがあった場合になります。

キッチン天板の交換の費用の相場はどれくらい？

キッチンの大きさや仕様にもよりますが、まずはキッチン天板になるカウンター材の金額があります。

WEBカタログなどで検索をかけると、キッチンのワイドごとの金額が後ろの方に載っていたりするので、そちらの定価を参考にしていただければと思います。

システムキッチンごとの交換は割引などが適されることが多いですが、天板のみの交換ですとおそらく定価でしょう。

さらに交換費用がかかってきます。

通常のI型キッチンで10万くらいでしょうか？

キッチン天板工事の流れ

工程は、機器類の一次取り外し

流れはこんな感じです。

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では、キッチンカウンターでも人気の人工大理石には、どんなものがあるのでしょうか？

人工大理石と人造大理石の違いとは？

キッチン天板の話をするとき、「人工大理石」と「人造大理石」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ハウスメーカーなどで標準仕様に指定されている大理石カウンターは「人工大理石」がほとんどです。

人工大理石（じんこうだいりせき）は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材で、
大理石の代用品としてキッチンの流しや洗面台、風呂などに広く使用される

特性
利点
加工性や着色性に優れ、型があれば量産性にも優れ、
その場合はコストパフォーマンスにも優れる。均一な素材であるので、透明感の表現などには適している。
割れにくく耐久性もあるので、ステンレス製とともに、住宅用流し台としては最も広く使用されている。

※ウィキペディアより引用

人工大理石は、石材ではなく樹脂製になります。

特記事項
人工大理石はその名称より、何らかの大理石の成分が入っていると思われがちだが、人工大理石には、大理石の粉や成分は全く入っていない。

人工大理石をつかった製品には、一層構造（ソリッドタイプ）と二層構造（ゲルコートタイプ）がある。
一層構造の場合は均質なので強度や耐熱に優れているが、二層構造は表面材のはがれやひび割れが発生しやすい可能性がある。

※ウィキペディアより引用

反対に、「人造大理石」は、細かく砕いた天然石が含まれています。

天然石の高級感を保ちながら改良されたのが人造大理石

見た目の高級感から人気も高いですが、天然石を多く含むため相応の金額します。

人造大理石（じんぞうだいりせき；テラゾーまたはテラゾ；terrazzo）は、天然の大理石などを粉砕し、
セメントや樹脂で固めた半人工素材である。
人工大理石との違い

※ウィキペディアより引用

お手入れ的にも、樹脂製のみの人工大理石に比べると少しお手入れがしにくいものもあります。

ではどうして天然石だけのカウンター材がないのでしょうか？

天然の石には小さな穴が空いてます。

もしも天然石100％素材をカウンターに使用してしまうと、色素や汚れが付着したときに沁み込んでしまい、お掃除が大変ですね。
加工もとてもしづらいです。

なので、天然石の高級感を残しながら、加工のしやすさとお手入れのしやすさをプラスしたのが「人造大理石」なのです。

天然石90％のシーザーストーン・フィオレストーン

シーザーストーンやフィオレストーンがこの人造大理石当たります。

※出典；シーザーストーンHPより

※出典；ダイワケンザイHPより

※フィオレストーンとは？

天然水晶を主成分とした、高級人工大理石のブランドです。
天然石の風合いを持ちながら、自然素材の欠点であるもろさ、汚れの染み込みを克服。

特徴

フィオレストーンは、約90％を天然クオーツ、残りの成分はポリエステル樹脂や顔料で構成されています。

吸水率は御影石0.15％、大理石0.09％に対して0.03％、
また硬度は御影石がモース硬度5、大理石がモース硬度3に対してモース硬度7と非常に優れた耐水性・耐久性を持ちます。

水分が染み込みにくいということは、細菌が繁殖しにくく衛生的です。
また硬度が高いということは、キズが付きにくく、美しさが長期間持続します。

※引用；「ダイワケンザイ；フィオレストーンとは」より

他にも人気のキッチン天板には、デュポン社のコーリアンなどがあります。

デュポン社のコーリアンとは？

こちらも天然石を主体に、メチルメタクリート樹脂を化学的に融合させた「メタクリル樹脂強化無機材」という人工大理石からできています。

メタクリル樹脂（MMA樹脂 ; メチルメタクリレート；アクリル樹脂の一つ）を使用して強化した製品が、「コーリアン」の商品名で、デュポンから発売された。
現在ではコーリアンの他に、様々な名称で同様の製品が流通している。

※ウィキペデイア

こちらも天然石の風合いを残しながらも、樹脂でお手入れ性をアップさせてます。

高級感もあり、お手入れもラクならいうことなしですね！

ただし天然石の割合は多いので、全くシミがつかない訳では無いです。

色素の濃いものなどは、着色に気を付けた方が良いようです。

キッチン天板の人工大理石ってどんな樹脂で出来ている？

では、人工大理石はどうでしょう？

なので、お手入れもしやすく扱いも人造大理石に比べると簡単です。

ただしキッチンが日当たりの良すぎる場所だと、紫外線で焼けてしまい変色の恐れもあります。

直接日光が当たる場所は日よけをした方が無難です。

また、この人工大理石、樹脂の種類によって多少違いがあるようです。
ざっくりと分けると

とあり、アクリル系人工大理石が多いようです。※メタクリル樹脂（MMA樹脂 ; メチルメタクリレート；アクリル樹脂の一つ）

ポリエステル系は安価なものも多く、洗面台の人工大理石などにも採用されています。

エポキシ系は透明感のある素材になります。

では、メーカーごとの人工大理石や新素材のキッチン天板も見てみましょう。

メーカーごとの特徴あるキッチン天板（カウンター）材の紹介

まとめ

では、人工大理石のいろいろな慰問についてまとめてみました！

以上、「システムキッチンカウンターのいろいろな種類と、天板だけの交換は可能か？」について検証してみました。

というかたは、天板交換ではなくキッチンリフォームを検討してみてください！

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