キッチンのコンロやレンジフードの油汚れ。毎日使うだけにお手入れも気になるところ。
- 小さい子供がいるので安全性を重視したい。
- キッチンやコンロ周りに強力な洗剤を使いたくない。
- サクッとラクに掃除したい
- 脂汚れを溜めたくない
この記事はこんな方に役に立つ記事になってます。
キッチンの脂汚れってためてしまうとおちにくいですよね。普段から手軽にお掃除する方法として、重曹とセスキ水を使う方法があるのでサクッと解説します。
主婦インテリアコーディネーター



キッチン油汚れって貯めると落としにくいですよね。
この記事では油汚れを溜めずに大掃除をラクにするために、拭き取り要らずの重曹とセスキ水でのお掃除方法を紹介。
重曹とセスキ水を使えば、普段から気軽にキッチン周りの脂汚れをお手入れ出来て、大掃除がラクになりますよ。
重曹とセスキ水の特徴
重曹やセスキ水ってどんなもの?どんな汚れに強いの?
その特徴を知っていると、より効果的な使いかたが出来るので紹介します。
| どんなもの? | 特徴 | |
|---|---|---|
| 重曹 | 炭酸水素ナトリウム | ・天然の鉱石から作られた粉末状の物質 ・弱アルカリ性による作用で油分を乳化させる ・口に入っても安心 |
| セスキ水 | セスキ炭酸ソーダ水 | ・セスキ炭酸ソーダを水に溶かしたもの ・油とタンパク質の頑固な複合汚れのたんぱく質を溶かす |
重曹は「酸性」の脂汚れに対して強く、セスキ水は「たんぱく質」に働きかける、ということですね。
・油汚れ(酸性):重曹(弱アルカリ性)で乳化
・タンパク質:セスキ炭酸ソーダがたんぱく質を分解
重曹とセスキ水の安心ポイント
重曹とセスキ水なら安全で安心ポイントがたくさん。
- 自然分解されるので拭き取りが要らない
- 小さい子供やペットがいても安心
- 自然に分解されて環境にやさしい
キッチンの油汚れは日々の調理で避けて通れないものですが、重曹とセスキ水を使うことで、ラクに美しいキッチンを維持することができます。毎日の掃除に利用しやすいですね。

重曹とセスキ水で、キッチンの油汚れが溜まるまえにやっつけちゃいましょう!
◆粉のままクレンザー間隔でも使えるお掃除用重曹⇩
この項目では、重曹とセスキ水を使ったキッチンの箇所別に具体的なお掃除方法を紹介します。重曹だけ、セスキ水だけの使用方法と両方を掛け合わせた使いかたまでご紹介します。
重曹とセスキ水の基本的な使い方
重曹とセスキ水はそれぞれでも脂汚れに強いです。
- 粉状のまま:汚れた部分に直接振りかけた上で、湿らせたスポンジで擦る。
- ペースト状:頑固な汚れに塗りつけてしばらく置き、こすり取る。
一方のセスキ水はセスキ炭酸ソーダを水で薄めてスプレーボトルに入れて使います。
- セスキ水スプレー:汚れに直接吹きかけた後、布やスポンジで拭き取る。
- 重曹とセスキ水をダブルで:重曹を油汚れに振りかけ、上からセスキスプレーし浮かせてからこすり取る。
次の項目では、それぞれのキッチン箇所別の使いかたを紹介します。
重曹を使ったキッチンのお掃除方法

重曹のキッチン掃除法
重曹は我が家では、粉状のものを小さな器に出してキッチンに置いてます。すぐに布きんやキッチンペーパー、スポンジなどに付けてお掃除することが出来て便利ですよ。
| キッチン箇所 | 重曹の使いかた |
|---|---|
| コンロ周り | 重曹を湿った布に取り、円を描くように擦る *頑固な汚れ:重曹ペーストを塗り少し時間を置いてから擦り取る。 |
| 換気扇フィルター | 重曹を溶かした温水に浸し、数時間後にブラシでゴシゴシ擦る |
| キッチン壁面 | 重曹水をスプレーで吹き付け拭き取る |
| シンク周り | 重曹をまんべんなく振りかけ、ブラシでこすった後水やぬるま湯ですすぐ |
| 食器 | 重曹をスポンジに取り、優しくこすってから洗い流す |
重曹水を作っても良いのですが、水には溶けにくいため、スプレーボトルに入れると穴が詰まってしまうことも。
重曹水として使う際は、使う分だけ作って使い切ると良いでしょう。

重曹は気軽に使えるので、普段使いに最適ですね。
セスキ水を使ったキッチンのお掃除方法

セスキ水のキッチン掃除法
セスキは粉状のまま使うことはなく、水に薄めてセスキ水として使います。スプレーボトルに入れると、汚れにまんべんなく振りかけることが出来ます。
重曹でh落ちないような油汚れも、スーッと溶かして落とすことができますよ。
| キッチン箇所 | セスキ水の使いかた |
|---|---|
| カウンター上 | セスキ水スプレーを吹き付け、布で拭き取る |
| 調理器具類 | こびりついた油はセスキ水に数分浸す |
| キッチンタイル | タイルの継ぎ目部分にセスキ水を塗り、ブラシで擦り取る |
| ガス台 | セスキ水を直接スプレーし、乾いた布でふき取る |
セスキ水もすすぎ作業が不要不要なので、気軽に使えますね。
希釈の比率は汚れの程度に合わせて調整。軽い汚れには薄めのセスキ水を、頑固な油汚れには濃い目のセスキ水を使用しますよ。

セスキ水はたんぱく質を溶かすため、手につくとヌルっとするので、すぐに洗い流しましょう。

重曹とセスキ水の合わせ技
キッチンのガンコな汚れは、油とタンパク質が合わさって落ちにくい汚れとなっているそう。そこで、重曹とセスキ水をダブル使いすることでキッチンの頑固な油汚れを落とすことができます。
ガンコな脂汚れは重曹×セスキ水で
- 重曹を振りかける
- セスキ水をスプレーしてしばらく置く
- 拭き取る(こすり取る)
この2段階の方法で、キッチンのガンコな油汚れにを効果的に落とすことができます。
重曹とセスキ水ダブル使いのメリット
重曹とセスキ水を併用することで、油成分とタンパク質が複合されたガンコ汚れに働きかけることができます。
重曹とセスキ水ダブル使いのデメリット
どちらも使いすぎは素材へのダメージが大きいので、注意が必要です。

塗膜があるものなどは、はがれてしまう子もあるので、気を付けましょう!

キッチンの油汚れをは溜めてしまうと、頑固な油汚れに。汚れが固まってしまう前に、日常的にお掃除したほうがかえってラクな場合もありますね。
しかし漂白剤やクレンザーは、万が一口に入ってしまったら大変!しっかり洗い流したり拭き取る必要があります。
その点、重曹やセスキ水は蕗のコリがあっても安心。日常的に使うなら、拭き取りのいらない安全で環境にもやさしい重曹とセスキ水はとても使いやすいお掃除洗剤ではないでしょうか。
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