キレイなお花がいつもお庭や花壇に咲いていると、心が和みますよね。
でも、日常は子育てや仕事に家事にと忙しく、中々手入れもしていられないのが現状。
何とかほったらかしでお手入れラクでも、毎年お花が咲くお庭に出来ないかしら?
初心者ガーデナーさんの中には、こんな風に思っている方も多いのでは?
私もそうでした。
- 植えっぱなしのチューリップの球根がどんどん増えてしまってる!
- 植えっぱなしの花壇がすっかりゴチャついている!
- ほったらかしでも毎年花が咲くキレイな花壇を目指したい!
そんな私のような、ズボラガーデナーさん!
ほったらかしでどーにもならなくなっていた花壇を、秋にテコ入れ。➡植えっぱなし球根を掘り返し、春には「ほったらかし花壇が復活」した様子をレポします。
主婦インテリアコーディネーター&ズボラガーデナーのかりてりあです。「ほったらかしでごちゃごちゃになった庭」を秋に思い切ってリニューアル!その翌年の春の様子までをレポします。「ほったらかしでもキレイな花壇を目指したい!」という方はぜひ覗いていって下さいね。
かりてりあ
お庭や花壇の花。得に球根や多年草が多いと、一度植えてしまった植物って、中々植え替え出来ないですよね。
でも何年も植えっぱなししてしまった花壇は、何となくゴチャついてしまって見栄えもいまいち。
そこで!
植えっぱなしの球根を掘り返したり、増えてしまったアイビーやハーブ類を思い切って抜きました。
やる前はとーっても面倒だったのですが、掘り返してリニューアルして大正解。またしばらくは、ほったらかしでもキレイな花壇にすることが出来ました(笑)。
秋にやったこととは・・・。
- 植えっぱなしのチューリップの球根を掘り出し、植えなおす
- 増えすぎたアイビーを根から抜く
- 植えっぱなしで分球したムスカリをまとめて植えなおす
- 植えっぱなしOK!原種系チューリップ球根を植える
- 植えっぱなしOK!クロッカス球根を植える
- 仕上げ:1年層を花壇やプランターに植えて楽しむ
- 分球した小球根は開いた庭に埋めてみる
こんな感じで、秋に仕込んだおかげで無事、新たなほったらかしOKの庭が完成したのです。
これらの作業はかなり大変でしたが、春にまたキレイな花たちを観ることが出来ましたよ。
では早速「ほったらかしでも毎年咲く花壇」にリニューアルした様子をレポします。
では早速植えた様子と、その翌年の春様子をお伝えしますね!
因みに、新しく花壇に植えた花たちはコチラ。
- ピンクと紺色のバイカラーの原種系チューリップの球根
- 白いクロッカスの球根
- 紫系のビオラ
- 薄紫の来花球根
- 白いパンジー
3~4年越しで植えっぱなしだったチューリップの球根。
昨年の秋(11月)に、チューリップの球根をすべて掘り出して整理、大々的にリフォーム⇩。大きさを全て選別し、太って目の出かけた球根だけ植えなおしました。
【秋の庭づくり③】チューリップの球根を植えっぱなししたその末路…!!秋の植え替えコレはNG地植えして放置し増えてしまったアイビーもまた、完全撤廃!⇩ごちゃごちゃだった花壇が生まれ変わりました。
【アイビーの地植え】絶対に止めて!増えすぎ・抜けない・太い枝になったら要注意!ムスカリの球根は元々植えっぱなしOK。掘り返す必要は無かったのですが、何年も植えっぱなしだったため、ゴチャゴチャに。
植えっぱなしで難しいのは、小さく分球したチューリップの球根とムスカリの球根とが見分けが付きにくいところ。
形は違うものの、小さい球根だと全く違いが判らなくなってしまいます。
ちょっと先のとがった小さい球根は、見るからにチューリップの球根とは違いムスカリと判断。まあまあ大き目の球根を中心にレンガで区切った場所に固めて植えました。
分球でかなり小さくなってしまった球根は、翌春に花が咲かない疑惑が。なので空いた場所に、チューリップと合わせた小さな球根をまとめて埋めておきました。
もしかしたらゆくゆく葉っぱが出て光合成をして球根が太るかもしれません!➡春に葉っぱが出た様子はコチラ⇩
秋にまとめて植えなおしたムスカリの球根
春に咲いたムスカリとビオラのコラボ
翌春には、植えなおしたムスカリと1年草のビオラ、多年草のクリスマスローズのコラボが見れました✨
良く観ると判別つかなかった小球の球根、チューリップが混じってますが。まー、気にしない(笑)。
「ほったらかし花壇」を目指すべく新たに花壇の仲間に加わったのは、ほったらかしでも毎年花が咲くと言われている原種系チューリップの球根。
4月の初めには、ビオラの間からツンツンした葉っぱと蕾が出初めました。
蕾が出るとその2日後には小さいけれど取っ手もポップな赤系のピンクと中が濃紺のバイカラーのカワイイチューリップが咲きました。
原種系のチューリップは去年初めて植えましたが、普通のチューリプよりも少し早めに蕾を付けました。
草丈はとても小さく、一緒に植えたビオラに埋もれてしまいそうでした。ビオラは広がって生えるので、もう少し余裕を持って離して植えればよかったかもしれません。
花の間隔は広がることを想定して、間隔をあけて植えましょう!
植えっぱなしOKの球根は色々あります。
クロッカス、スズラン、スノードロップ・・・。今回はこの中でも早春に花が咲く、クロッカスを選びました。
花壇は時期をずらして咲くことで、ずっと楽しむことが出来るからです。
3月の初めになると一番に春の訪れをお知らせしてくれたクロッカス。ツンツンした尖った葉っぱは良く観ないとわからないくらい小さかったですが。
明らかに他の葉とは違うので、以外にわかりました。
花が咲くと小さな花なりにクロッカスは力強く、とても主張のある形をしてます。「春が来ましたよ!」と知らせる役目と感じさせるお花でした。
花壇だけでなく、プランターにも球根は大活躍。春になるまでは咲かないので、それまでに楽しむ1年草を組み合わせて。
春が来るまで楽しめるように、華やかな色を選びました。
プランターは植え替えがカンタンなので1年草と組み合わせると、寄せ植え風になって毎年楽しめます。
球根を1度秋に植え付けておけば、翌年には1年草だけ植えかえて毎年楽しめます。その時、土は再生材を使っったり、少し入れ替えて原肥を施す感じです。
地植え球根は、植え付け時だけでOKですが。プランターの球根は、冬の間も時々お水を与えた方が良いでしょう。水やりを忘れないためにも1年草との組み合わせがベストですね。
何という名前だったか忘れてしまい(汗)写真履歴をさかのぼると「プスキニア レバノチカ」という球根でした。
ビオラとの寄せ植えにバランスも良く、かわいい小さな花でしたよ。
最後に。秋に掘り出した球根の内、小さな球根をほぼ破棄したのですが。中くらいの球根たちがビオ妙で・・・捨てることが出来ませんでした(汗。
そこで空いていた庭の1部に、試しに埋めてみました。あまり日当たりは良くないので、光合成が心配ですが。
「牛ふん」や「くんたん」を入れて耕し、土の上には「バーク堆肥」をたっぷりかけて埋めてみました。果たして球根を育てることが出来るでしょうか?
春になると葉っぱがたくさん出てきました。何年か光合成を繰り返したら、いつかチューリップが咲くようになるかも?と淡い期待です♪
大成功した、「ほったらかし花壇」。特に植えっぱなしだったチューリップは、やっと植えなおしてゴチャついた庭を整えることが出来ました。
3~4年放置したチューリップの球根も元気に咲いて再生
注目すべきは、植えっぱなしだったチューリップの球根。春には、鮮やかなピンク色の花を無事に咲かせることができました。
花が咲いたら、来年のために早めに花茎を切り取りお部屋に飾ります。
残った葉は球根を太らすために、そのまま枯れるまで放置します。光合成をしっかりさせて栄養を球根に送ってあげるためです。
とうとう枯れてしまったら、葉を切り取ってお礼に肥料を与えます。
【球根ほったらかしポイント】
花茎は咲いたら早めに切り取る。葉っぱは枯れるまで光合成させる。
こんなポイントを抑えていれば、植えっぱなしでも、ほったらかしでも、毎年チューリップの花が楽しめるわけですね。
※植えっぱなしでもチューリップ球根の花を咲かせるコツは、コチラの記事で詳しく解説。
植えっぱなしOKの原種系チューリップは小さくて色がポップ!
植えっぱなし、ほったらかしでも毎年咲く花壇を作るコツは、植えっぱなしOKの球根や多年草との組み合わせ。
特に原種系チューリップは、鮮やかな色が多く、花壇を華やかに彩ってくれます。
普通のチューリップに比べると小さめですが、色々な色があるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
秋植えの1年草「ビオラやパンジー」は春にたくさんの花を次々と咲かせた
春に球根の花が咲くまでは殺風景となってしまうために植えたおなじみの1年草、ビオラとパンジー。
【秋の庭づくり③】チューリップの球根を植えっぱなししたその末路…!!秋の植え替えコレはNG
秋の間は花付きも少なく、冬になると完全に成長が止まっているように見えたのですが。3月になると初めにビオラが早くも満開になりました。
その後もパンジーもたくさん咲き始めました。
他にも、去年の秋に植えた、植えっぱなしOKの球根。たくさん春に花を咲かせてましたよ。
秋のリニューアルは花壇だけでなくお庭の方もテコ入れしましよ。簡単に紹介しますね。
- 白いスノードロップ
- 紫のアジュカを移植
- 赤いヒューケラ
- オダマキ・ブラックバロウ
- ビオラ等の1年草
- 白いスノードロップ
- 紫のアジュカを移植
- 赤いヒューケラ
- オダマキ・ブラックバロウ
- ビオラ等の1年草
11月に植えたスノードロップと移植したアジュガが根付いてほったらかしOKに!
半日陰の庭には、初めてお迎えするほったらかしOKのスノードロップの球根を少しだけ植えました。スノードロップは本当に小さな球根でしたので、2袋くらい購入しても良かったかもしれません。
ときたま猫除けで茶ガラを土の中に入れていた(腐葉土代わりにも)ので、球根をキズつけてないかヒヤヒヤでしたが。葉っぱが出てきて一安心でした。
他の花壇から移植してきたアジュガもすっかり根付いてました。一緒に植えた白いスノードロップは小さな白い花が可愛かったですが、咲く時期がバラバラだったのでシャッターチャンスを逃してしまいました。。。
- スノードロップは半日陰でも育つ植えっぱなしOK球根
- アジュガはランナーで増えて移植できる便利なカラーリーフ
アジュガは日陰が得意なグランドカバー。ランナーでどんどん増えます。斑入りなどいろいろな葉色を楽しめます。
秋に植えた多年草もたくさんありますので紹介します。
秋植えの多年草&カラーリーフで「ほったらかしの庭」を目指す
秋に植えたカラーリーフと多年草のお花も、春先とってもきれいでした。もちろん1年層のビオラもキレに咲きました。
おだまきブラックバロウもいつの間にか咲いて
いつのまにか散っていました泣。
以上、秋に「ほったらかしでも毎年花が咲く」花壇や庭を目指して、秋にテコ入れしたその後の春の様子をお届けしました!
あなたの庭にもしも植えっぱなしのチューリップ球根が植えてあったなら、春の花後に一旦掘り起こして整理してみましょう。
花後の掘り返しがオススメなのは、球根がどこに埋まっているかわからなくなってしまい、球根を気づ付けてしまうから。
葉っぱがある内に掘り返しましょう。
本来は網に入れて風通しの良い場所で保管後に、秋に植え付けると良いでしょう。もしもまた植える場合は夏の休眠期は乾燥させましょう。面倒な場合は、大きな球根をもう一度植えなおしても構いません。詳しくは球根掘り返しの記事で。
春になってチューリップの花が咲いたら早めに花茎を切り取り、葉っぱは枯れるまで光合成をさせて下さいね。花後はお礼肥を忘れずに。
- チューリップの球根の掘り返し時期は花後にする
- 植えっぱなし球根があれば一度整理して大きな球根だけ植えなおす
- 植えっぱなしOKの球根+多年草+1年草を組み合わせる
- プランターなら球根×1年草を組み合わせると華やかになる
植えっぱなしOKの球根には、ムスカリ、クロッカス、スノードロップ、原種系チューリップ等があります。
【植えっぱなしOKの球根】
ムスカリ、クロッカス、スノードロップ、原種系チューリップ等
これらを多年草や1年草を組み合わせて植えることで、秋から春にかけてずっとほったらかしでも楽しめる花壇が出来上がります。
植えっぱなしOKの球根+多年草+1年草
秋植え球根と一緒に、ぜひ一年草のビオラやパンジーも取り入れてみて下さい。春には満開のお花が楽しめますよ。
子育てで忙しい方、自分へのご褒美に癒しのお花はいかがでしょうか?
「ライトプラン」ならポストに届くので、手間がかかりません。
毎月届く幸せに・・・。