効率的にラクに大掃除を行うためには、適切な掃除道具と洗剤の選びがとても重要。
でもあれもこれもと買い足した結果、気付いたらわが家は洗剤だらけに…。
忙しい時期に排水溝が詰まっては買いこんだ強力なパイプ洗浄剤から、普段使いのナチュラル系洗剤、住居用、お風呂用、キッチン用・・・とお掃除個所ごとにそろえていたら、本当にキリがないですよね。
洗剤が多すぎて、結局全然使いこなせていない。
そこで!あらゆる洗剤を断捨離することにしました。
30年近く様々な戦時を使って来て、行きついた洗剤は、なんとたった7つ。これだけあれば洗剤はOKだったのです。
>>>大掃除で大活躍のおすすめ掃除道具はコチラの記事で解説!
【筆者はこんな人】
30年近く様々な洗剤を箇所ごとに購入。家のあちこちにたくさんの洗剤を抱え、全く使いこなせていなかった。大掃除のときに検証をしてみたところ、絶対に必要な洗剤だけにしぼれることに気付く。
少しでも洗剤の数が減らせたら、家の中もスッキリしてうれしいですよね。
主婦インテリアコーディネーター
お掃除用洗剤は場所別に買っているときりがないですよね。実は、そんなにたくさんの洗剤は必要なかったんです。
必用なのはたったの7つ。
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
- アルカリ電解水
- ウタマロクリーナー
- 酸素系漂白剤
- キッチン泡ハイター
これらを駆使すれば、その他の洗剤はもう無くなり次第捨てて行けます。
大掃除の際には、汚れが溜まってしまった箇所を、しっかり落とせる最強の洗剤があったらうれしいですよね。
- 拭き取り要らずの普段使い洗剤
- ガンコな汚れをしっかり落とす強力洗剤
この2つの洗剤を上手に使い分けることで、効率よく普段の掃除から大掃除までをこなすことができます。もう、無駄に洗剤を買い過ぎることはありません。
まずは普段使いの洗剤からご紹介します。
拭き取り要らずの普段使い洗剤
まずご紹介するのは、普段使い向きのナチュラル系洗剤。特に重曹やアルカリ電解水はお部屋の中の壁や天井、家具などにも気軽に使えて安心です。
ナチュラル洗剤の代表格は、次の4つ。
- 重曹
- セスキ水
- アルカリ電解水
- クエン酸
※ウタマロクリーナーも拭き取り要らずなので、普段使いもOK.
ガンコな汚れをしっかり落とす強力洗剤
次に、ガンコな汚れも落とす強力洗剤です。
- ウタマロクリーナー
- 酸素系漂白剤(オキシクリーン)
- キッチン泡ハイター
ウタマロクリーナー大掃除にも大活躍。拭き取り要らずなのに、その洗浄力は、とっても高いんです。
次の項目では、それぞれの洗剤が得意な汚れと、使い方などをまとめてみました。
種類 | 重曹 | セスキ炭酸ソーダ(セスキ水) | アルカリ電解水 | クエン酸水 |
---|---|---|---|---|
汚れの種類 | 酸性の汚れに強い(油・血液・食べこぼし・皮脂) | アルカリ性の汚れに強い(水アカ・石鹸カス・尿石やアンモニア臭に) | ||
水の溶けやすさ | 溶けにくい | 溶けやすい | (元々水) | 普通 |
効果 | 一般的な油汚れ・消臭 | しつこい油汚れに | タンパク質や油汚れに・除菌 | 水アカを分解する・消臭 |
使い方 | ・粉で研磨剤にしたり、ペースト状にしても使える・コゲ落とし・茶渋 | ・洗濯、食洗機の洗剤代わりに・溶かしての作り置きは出来ない(1か月くらい) | 濃淡の調節は出来ない(PHの強いものと弱いものとある) | |
効果的な場所 | あらゆる場所に(白く残る場合があるので拭き取りが必要かも) | キッチンのコンロ、レンジフード周り、換気扇 | 家中のお掃除に | お風呂の水栓、洗面所の水栓、キッチンのシンク周り、トイレの黄ばみや臭い消し |
手袋or素手でOK? | 素手でOK | 手袋必要 | 手袋必要 | 素手でOK |
拭き取り必用? | 不要 | 必要 | 不要 | 不要 |
◆お料理や野菜洗いにも使える食用重曹(1KGサイズ)が1kgでお買い得価格!筆者も愛用してます。
◆クエン酸はお風呂の水アカや尿石落としに◎
【重曹とクエン酸】混ぜて泡泡!排水溝のお掃除に!
重曹とクエン酸は混ぜ合わせることで、排水溝のお掃除も。
- 排水口に重曹を1カップくらい入れます。
- お湯1カップにクエン酸をカップ1/2を溶かしたものを、重曹に向かって排水溝に注ぎます。
- ブクブクと泡が出てくるので、そのまま30分ほど放置。
- 発泡させることで、排水口のまわりについた軽い汚れやヌメリが浮いてきます。
- 浮いてきた汚れを、ブラシやたわしなどを使って落とすことが出来ます。
かるいぬめりならこの方法で取れます。
次の項目では、拭き取り要らず普段使いも出来て、あらゆる汚れに対応できるウタマロをご紹介。
アルカリ電解水
アルカリ電解水のアルカリパワーは、強力な洗浄力と除菌効果の両方を兼ね備えた、お掃除の王様のような水です。
界面活性剤を使用していないため、無色・無臭。水なので、拭き取りも要りません。
赤ちゃんのいるご家庭でも、安心して使えますね。
ただし水に溶かす必要が無い分、濃度を調整することも出来ないためpH濃度によっては洗浄力が弱い場合も。
アルカリ電解水はアルカリ度が強いため、直接触ってしまうと手あれの原因に。使う際は必ずゴム手袋をしましょう。
◆2度拭きが要らないアルカリ電解水は、家中のお掃除に!赤ちゃんのいる家でも安心。超強力なアルカリ電解水を1本買って置けば色々なところに使えますよ。
これらの洗剤は、100均でも気軽に手に入るので、常備しておくと安心ですネ。
セスキ水
セスキ水は、正式にはセスキ炭酸ソーダ水。
セスキ炭酸ソーダとして粉状で売られているものを水に溶かすことで出来ます。
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1(5㏄)
これを混ぜることでセスキ水が出来ます。
脂汚れに強く、汚れ具合によって濃くしたり調整できるので便利。また、お湯を使うことによって、より油汚れが落ちやすくなりますよ。
◆セスキ炭酸ソーダ
すぐに使いたい人は、水に溶かした状態で「セスキ水」としても売られているので便利ですよ。
◆セスキ炭酸ソーダ水スプレータイプ
ウエットシーならより気軽にキッチン周りのお掃除が出来ますね。
◆セスキ炭酸ソーダウエットシート
※重曹・セスキ・クエン酸などのナチュラル洗剤はコチラの記事で詳しく解説👇
大掃除もこれで安心!【キッチンの油汚れ】重曹+セスキ水で即効解決!ご存じ、ウタマロはその洗浄効果と環境にも手にも優しい洗剤で大人気。普段のお掃除からわが家の大掃除でも大活躍してます。
キッチンの油汚れから、壁紙、換気扇とどんな汚れにも使えて、拭き取りのいらないウタマロクは、一家に1つあると便利な洗剤です。
【ウタマロ】の良いところ
ゴム手袋も付ける必要が無く、サッと使えるので、気軽にお掃除できます。家具や収納の中なども拭き取りが要らないので、便利。赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使えますね。
【ウタマロクリーナー】最強説
特にウタマロクリーナーは、泡でスプレーするタイプなので、キッチンの油汚れ、お風呂のカビ汚れなどつけおきしたい箇所にも使えてとても便利でした。
筆者が大掃除でいつも苦労していた、お風呂の壁や天井、窓ガラスのカビ。泡スプレーでパックする際の泡の粘着力と、その洗浄力には、まさに脱帽でした。
落ちにくい鏡のカルキが結構落ちた
試しにお風呂のウロコだらけの鏡に使ってみました。普通のお風呂用洗剤では全く落ちなかったウロコが、ウタマロクリーナーの泡を拭きつけて置き、少しして流すと結構落ちていてびっくり。
お風呂の天井や壁に吹き付けても液だれしない
ウタマロのすごさはその泡の粘着力。お風呂の壁や天井に吹き付けて、しばし放置。その後お風呂用の長いワイパーで拭き取ってみたところ、すいすいカビ汚れが落ちていきました。
拭き取りも要らないので、洗い流す必要も無く、ラクラク。
ウタマロ×風呂用ワイパーに出会うまでの私は、お風呂掃除はいつもお風呂用の洗剤を無理矢理、壁や天井に向かって拭きつけていました。その際、壁の洗剤はダラダラと流れ落ち、天井の洗剤はポタポタと頭の上に落ちてきて、大変なことに。さらにその洗剤を流すのに、シャワーのお湯をむりやり天井や壁に向かって噴射してました。
なのでお風呂掃除の後は、すぐにお風呂に入らないといけない状態で大掃除は、一旦中断。お風呂の大掃除は毎年大仕事でした。
ウタマロに出合った年は、風呂用ワイパーも併用して、壁と天井のお掃除はあっという間に終わりました。
◆家中に使える便利なウタマロクリーナー(拭き取りが要りません)
◆キッチンのしつこい油汚れにはウタマロキッチン
そうは言っても大掃除。普段手が届かない場所をお掃除することも多いはず。
かくいう私も子育て真っ最中×お仕事ガンガンしていた頃には、何度もキッチンや洗面所、お風呂の排水溝を詰まらせていました。
そんな忙しい主婦には、排水溝クリーナーが必要なことも。
わが家が今まで試したのは、この3つ
- パイプクリーナー
- 排水溝の泡クリーナー
- 重曹×クエン酸水
パイプクリーナーは以前良く詰まらせていたころにまとめ買い。
しかしパイプクリーナーはひんぱんに使いすぎると、配管を傷めてしまうと聞き、あまり使わなくなってました。
そこで最近は、発泡タイプのクリーナーに変えていました。
(まだパイプクリーナが余っているので、年一で使うようにはしてます。)
でもこれらの洗剤は全て酸素系漂白剤かオキシクリーンがあれば大丈夫ということです。
現在は・・・排水溝を週一ペースでお掃除。さらに掃除後にある日と手間を加えています。
それが「キッチン泡ハイター」。お掃除後にかならず、排水溝と栓の部分にシュ!と一吹き。
少し放置後に洗い流すのです。
- 排水溝周り
- オ―バーフロー
シュっと吹き付け⇨10分から15分放置⇨シャワーで流します。
これを普段からやることで、全くつまらなくなりました。
でもうっかり掃除忘れて詰まっちゃうこと、ありますよね。
そこで、詰まっちゃった人は「オキシクリーン」!排水溝にオキシクリーンの粉を振りかけた後に、温水をかけることで、泡泡が出現。しばらく漬けておくと、皮脂汚れや油汚れのヌメヌメを溶かし出してつまりが解消されます。
オキシクリーンは、激しい脂汚れに強いので、キッチンの換気扇にも大活躍ですね。
これがあればパイプユニッシュも排水溝泡クリーナーも、もう買う必要はありません。
わが家は風呂釜には「風呂ジャバ」、給水ホースには「給水ホースクリーナー」、洗濯槽の掃除には「洗濯槽クリーナー」を使っています。
しかしこれも、「酸素系漂白剤」が一つあれば大丈夫だったのです!
給水ホースや洗濯槽ならば、「塩素系漂白剤」でOK!つまり、キッチン泡ハイターやキッチンハイターでも大丈夫。
ただし、ドラム式洗濯機の洗濯槽洗浄の場合は、「酸素系漂白剤」やその仲間の「オキシクリーン」のみ。どちらがOKなのかは、洗濯機の説明書を確認してくださいね。
◆環境にも人にも優しい酸素系漂白剤はこちら👇
◆強力!人気のオキシクリーンはコチラ👇
家の中の汚れは、油など酸性汚れと、水アカなどのアルカリ性汚れに分けられます。
その汚れの性質に合わせて、洗剤も使い分けるのがベスト。
しかし家の中の汚れは、ほとんどが皮脂汚れ。つまり酸性汚れなのです。
掃除用洗剤は、大きく分けて3つの汚れに分類できます。
油汚れなど酸性汚れに強い【アルカリ系洗剤】
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- アルカリ電解水
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
手あかや油汚れに強いアルカリ系洗剤。汚れの度合やお手入れ箇所に合わせて選べます。
◆お掃除用の重曹。安価です。
水アカなどのアルカリ汚れに強い【酸性洗剤】
- クエン酸水
尿石、水アカなどに強い。
【カビや排水溝のぬめりに強い漂白剤】
- 塩素系漂白剤:キッチン泡ハイター(またはカビキラー)
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
塩素系はつんとしたにおいがしますが、酸素系は臭いがほとんどしません。塩素系の臭いが苦手な方に、酸素系漂白剤はおすすめ。
◆家中の排水溝はこれ一本でOK!つまり解消!いつでもシュッとスプレー!30分後に流すだけでOK♪(お風呂の排水溝、キッチンの排水溝、洗面所の排水溝)
◆排水溝や換気扇に使いやすい商品:オキシクリーン
キッチン・お風呂・洗面所の排水溝 | キッチン泡ハイター/オキシクリーン/酸素系漂白剤※または重曹×クエン酸(これだけは混ぜて使う):効果は弱め |
キッチンの換気扇 | セスキ水/オキシクリーン |
風呂のカビ | カビキラー/キッチン泡ハイター |
お風呂の水アカ | クエン酸/ウタマロクリーナー |
洗濯槽や洗濯給水ホースの洗浄 | 洗濯槽クリーナー/給水ホースクリーナー/酸素系漂白剤(オキシクリーン等)/塩素系漂白剤(キッチン泡ハイター/キッチンハイター)※洗濯機の説明書をよく読んで行う |
風呂釜の清掃 | 風呂ジャバ等の商品/酸素系漂白剤 |
トイレの尿石や臭い | クエン酸/酸素系漂白剤(除菌効果も) |
壁や天井、家具など住居の掃除(革製品以外) | アルカリ電解水/ウタマロクリーナー |
普段使い向きのナチュラル系洗剤と、溜まった汚れに効く強力洗剤まで紹介してきました。
いくつもそろえる必要は無く、7つの洗剤で事足ります。
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
- アルカリ電解水
- ウタマロクリーナー
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)またはオキシクリーン
- キッチン泡ハイター(塩素系漂白剤)
これら7つの種類の洗剤で、汚れに合った洗剤を使ってラクにお掃除しましょう!
でも溜まってしまった汚れは、自分ではどうにもできないことも。
特に大掃除はする箇所も多くて大変!
「キッチンの換気扇掃除、考えるだけで憂鬱…」
「お風呂がすっかりカビだらけ。とても自分で出来る気がしない…」
なんてこともありますよね。
いつも頑張っているワンオペ主婦さん!共働きのあなた!たまには楽をしてもいいんです。
筆者も今や、キッチンの換気扇はプロに頼んでおります。
きっとみつかる!あなたのお気に入りの業者さん。
ユアマイスターであなたの家にピッタリの業者さんと出会う!
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