「オーダーカーテンって、1窓いくらくらいするの?」
新築時に見積もりを出して、想像以上の金額に驚いた方も多いのではないでしょうか。

わが家は新築戸建てに引っ越した際、リビングの掃き出し窓と腰高窓の2カ所だけオーダーカーテンを依頼しました。
「見た目は上質に、でも費用は抑えたい」──そんな思いで、イタリア製の輸入生地を選び、レースをシンプルにしてコストを調整。
この記事では、
- 実際にかかった1窓あたりの価格実例
- 相場感との比較
- 予算を抑えるための工夫
を、わかりやすくまとめています。
オーダーカーテン1窓の価格相場はどれくらい?
オーダーカーテンの価格は、サイズ・生地・デザイン・仕様によって大きく変わります。
1窓1万円で済むこともあれば、こだわると10万円以上になることも。
つまり、「相場はあってないようなもの」ですが、目安を知っておくと安心です。
ドレープ+レースのセットで平均いくら?
一般的な相場は以下の通りです。
(ドレープ+レースの2枚セット価格)
窓の種類 | 相場目安(税込) |
---|---|
小窓 | 2〜5万円前後 |
腰高窓 | 3〜6万円前後 |
掃き出し窓(大窓) | 5〜10万円前後 |
※生地のランクやヒダ倍率(1.5倍・2倍)でも変動します。
中には、ハイブランド生地を使うとリビングの1窓で100万円近くになるケースもあります。
既製品との価格差は?
既製カーテンなら、同じサイズでも1〜2万円前後で購入可能。
オーダーにすると約2〜3倍の価格差が出ます。
ただし、オーダーカーテンには以下のようなメリットがあります。
- 窓サイズにぴったり
- 希望の生地・デザインが選べる
- 採寸・縫製の精度が高い
長く使うものだからこそ、「満足度」で考えるとコスパは高いと感じます。
20年ほど前に新築した際、地元のオーダーカーテン専門店に依頼しました。
以前住んでいたマンションでも同じお店に頼んでおり、品質に信頼がありました。
その時のカーテンは約10年使ってもヨレや色あせもなく、現在も寝室で再利用しているほど丈夫でした。
では、戸建てのわが家のリビングに設置したオーダーカーテンの事例を紹介します。
窓寸法と仕様
種類 | サイズ(窓枠外寸) | カーテン仕様 | レース仕様 |
---|---|---|---|
掃き出し窓 | 幅170×高さ199cm | イタリア製生地・2倍ヒダ | 国内メーカー製ボイル・2倍ヒダ |
腰高窓 | 幅170×高さ118cm | 同生地・2倍ヒダ | 同生地・2倍ヒダ |
カーテンは2倍ヒダ仕様で仕立てました。
シンプルな生地こそ、ヒダをたっぷり取ると美しく見えます。
カーテン価格の内訳
種類 | ドレープ生地 | レース生地 | 合計 |
---|---|---|---|
掃き出し窓 | 約78,000円 | 約23,000円 | 約101,000円 |
腰高窓 | 約45,000円 | 約23,000円 | 約68,000円 |
合計 | 約17万円(税込) |
輸入生地は高価なイメージがありますが、キャンペーン価格でお得に購入できました。
光沢のある生地で上質感があり、リビング全体が明るく見える仕上がりです。
取付費・レール代
- 取付費:1万円/窓 × 2窓=約2万円
- レール+カット代:約4万円弱
レールや房掛け金具も取り付ける場合は、取付費やレールカット代もかかります。
レール種類 | レール価格 | 合計 |
---|---|---|
ドレープ用装飾レール(ウッド) | 約15,000円×2窓 | 約30,000円 |
レース用機能レール | 約3,000円×2窓 | 約6,000円 |
装飾レールは機能レールよりも高価ですが、インテリア性がぐっと上がります。
取付費は、カーテン屋さんによってさまざま。以前勤めていたカーテン屋さんは、レールと房掛けと合わせて一カ所あたり約1万円でしたが、他のカーテン屋さんだと頼む業者によっては、レール取り付け費、房掛け取り付け費、カーテンを掛ける手数料と細かく分かれている場合もあります。
- 掘り出し物の記事を使う
- 「ヒダ倍率」で費用を調整
- レースをシンプルにする
オーダーカーテンは高いイメージですが、工夫次第でコストを抑えることができます。
① 掘り出し物の生地を狙う
セールや廃盤予定の生地、キャンペーン品を活用するとお得。
賢く安い生地や期間を狙って買うと良いですね。
わが家が選んだのはイタリア製の輸入生地でしたが、私たちが思ったより高くて「うーん」と悩んでいたところ、カーテン屋さんがちょうどキャンペーンで安くなってい生地を提案して下さいました。
セールとはいえ、質感は良く、納期に少し時間がかかる分だけ価格が抑えられていました。
輸入生地=高いと思われがちですが、タイミング次第でお得に手に入る掘り出しものもあるのですね。
② 「ヒダ倍率」で費用を調整
2倍ヒダ→1.5倍ヒダにするだけで、使用生地が減って1〜2割節約できる場合も。
大柄デザインの場合は1.5倍ヒダの方が柄映えも良くなります。
③ レースをシンプルにする
レースカーテンはデザインにこだわると意外に高くなるポイント。我が家では、シンプルでどんなカーテンにも合う「ボイル」を選んで、コストダウンしました。
レースを無地の「ボイル」などにすると、1窓あたり3,000〜5,000円節約できます。
逆にレースを主役にした「フロントレース(逆吊り)」もおすすめです。(この場合はドレープをシンプル低価格で。)
採寸・取り付け費が別料金になることも
店舗によっては「採寸無料」「取付無料」と書かれていても、エリアや条件によって有料の場合があります。
必ず見積もり書の内訳を確認しましょう。
窓サイズやヒダ倍率で価格が変わる
同じ生地でもヒダ倍率・サイズによって費用は倍近く変動します。
1.5倍・2倍ヒダの2パターンで見積もりを取るのがおすすめです。
わが家のリビング2窓のオーダーカーテン費用は、レール代と施工費を含めて合計約22万円。(採寸無料)
確かに既製品よりは高めですが、毎日見るものだからこそ「好き」と思えるデザインを選んで良かったと感じています。
18年たった今でも光沢感やヒダが全く崩れていないので、後悔はないと言ってよいでしょう。
💡これから見積もりを取る方へのポイント
- 1窓ごとの相場を把握する
- 複数店舗・通販で比較する
- 輸入生地も視野に入れる
この3つを意識すれば、理想の仕上がりに近づきます。
オーダーカーテンを安くするには
また、オーダーカーテンの費用は工夫次第で安くすることも。
- 掘り出し物の記事を使う
- 「ヒダ倍率」で費用を調整
- レースをシンプルにする
こんなところを工夫して、お気に入りのカーテンを手に入れましょう。

好きなインテリアに囲まれて、毎日ルンルン気分で過ごしたいですね。
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