ガスコンロってたくさんの種類があって選ぶの大変ですよね。
さらにはメーカー毎にも違うので、一体どれを選んだらよいのかわからなくなってしまうことはありませんか?
わからなくなった時は、「ガラスコートかガラストップ(フレーム付き)両面焼きコンロ」を選んでおくと間違いないです。
オススメ理由は3つのメリットがあるから。
- お求めやすい価格帯
- ガラストップでお掃除がしやすい
- 両面焼きはグリルオート料理が豊富
かりてりあ
この記事では、今最もポピュラーなガラスコートとガラストップ(フレーム付き)コンロについて、その特徴や良くある機能についてまとめてみました。どれを選んだらよいかわからなくなった時は参考にしてくださいね!
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ガラストップコンロが人気ですが、いざ選ぼうと思うとたくさんの種類がありますね。
まずは「ガラストップコンロ」と総称して呼ばれる中には、大きく分けて「ガラス」と「ガラスコート」とあります。
- ガラストップ:「強化ガラスや結晶化ガラス」が乗っているもの
- ガラスコート:「ホーロー」にガラスコーティングしたもの
どちらも表面がツルツルしていてお掃除がしやすいのが特徴。
ガラストップは透明感や高級感がありますね。色はグレーやシルバーと言ったものが多く、ガラスコーティングにはカラフルなものも多くあります。
それぞれ詳しく見て行きましょう。
まずはガラスコーティングコンロからです。

※RinnaiHP「センス」より出典:資料作成:かりてりあ
ガラストップはガスでもお掃除がしやすく、近年人気ですね。
中でも「ガラスコート」のコンロはお掃除をしやすく、高額なガラストップコンロに比べると購入しやすい価格帯となってます。
◆ガラスコートとは?
ガラスコートは硬質のホーローにガラスコーティングを施したもので、見た目はガラスのような仕上がり。
鉄の強さとガラスの光沢感を併せ持つ素材。
- ツルツルでお手入れしやすい
- 天板表面が硬くて丈夫
- 比較的安価なものが多い
- 硬いものを落下させてしまい、ひびが入ったときはそこからサビが発生してしまう
- 全面操作部分が凸凹しているものが多く、ホコリが溜まりやすい
表面は硬質でツルツルしていてお掃除しやすいです。
一方で、衝撃などでヒビ割れてしまった場合などはそこからサビてくる場合があります。
ですが硬質ホーローにコーテイングしてあるので基本は丈夫。よほど鋭利なもので傷つけない限り割れにくい素材ですので、安心してくださいね。
ガラスコーティングコンロの

ガラスコーティングのコンロは今や主流でどのメーカーにもそろっていますが、呼び方が違うのでご紹介しますね。
メーカーごとに呼び方の違いはコチラ👇
- Rinnai:パールクリスタル
- パロマ:ハイパーガラスコート
※ノーリツ(ハーマン)はガラスコートは無く、ガラストップのみです。
リンナイ・パールクリスタル
リンナイのパールクリスタルはこんな感じ👇

パロマ・ハイパーガラスコート
パロマのハイパーガラスコートはこんな感じ👇

フレームがガッツリついているところが特徴です。
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ガラスコーティングコンロの価格帯・お手入れしやすさ
標準的なガラスコーティングコンロは、コンロの中でも中間くらいの価格帯です。
天板の素材は硬質なホーローにガラスコーティングを施してあり、表面はガラス素材のためツルツルしていてお掃除もしやすいです。

※詳しくは天板別お掃除のしやすさを解説しているコチラの記事を参考にしてくださいね。

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ガラストップとガラスコートとの違いは何なのか?サクッと解説しますね。
※ガラストップコンロについて詳しくはコチラの記事で解説しています⇩

ただし薄いガラスを乗せているタイプはフレーム枠が付いているため安価になります。これについては次の項目で紹介しますね。
ガラストップコンロはまさにガラスでできた天板。まずはその特徴を見てみましょう。
◆ガラストップとは?
強化ガラスや結晶化ガラスをコンロ天板に採用しており、透明感や高級感がある。
フレームレスでスッキリしたものは高価で、フレーム付きのものは比較的安価。
「ガラストップコンロ」の中でもフレーム付きのものとフレームなしのものがあります。
◆ガラストップフレーム付きとは?
天板表面はガラス素材。ツルツルでお掃除しやすい。
コンロ天板周りにフレーム枠が付いていて、フレームレスタイプよりはお手入れがしにくい分、安価に購入できる。
メリットとデメリットも見てみましょう。
- お求めやすい価格帯
- ガラストップでお掃除がしやすい
- 両面焼きはグリルオート料理が豊富
ガラストップフレーム付きコンロのメリットは、何といってもお求めやすい価格。ガラストップで天板のお掃除もしやすい点と、両面焼きを選べば「オート調理機能」が豊富なシリーズが多いのも特徴。
- フレームに汚れがつまりそう
- 前面操作部分がステンレスじゃない
- 操作部分にホコリ溜まりそう
最も高額な「フレームレスのガラストップコンロ」よりも、操作部分が凸凹しているので、ちょっとホコリ溜まりやすいかも。全面パネルもステンレスでは無く、シルバー塗装になってます。
しかし、天板のガラス素材がツルツルでお手入れしやすいところは、ガラスコートと何ら変わりはないですね。
ガラストップコンロの見た目は、ガラスコートよりももう少し透明感があります。
各メーカーから出ている、フレーム付きのガラストップコンロはたくさんあります。
※「センス・マイトーン」:ガラストップとパールクリスタルとあり、選べます。
※「ウィズナ」:ガラストップとハイパーガラストップとあり、選べます。
※「ファミ」はガラストップのみ。
フレーム付きお求めやすい価格なワケ
👇ガラストップフレーム枠付き、アップにするとこんな感じです。

コンロ全面の操作部もボタン式ではなくレバーを下に押し下げて着火するタイプがほとんど👇

火力調節は着火レバーの上のバーを左右に動かして調整します。
更に全面パネルはグレーの塗装になります。(これがお求めやすいヒミツ!)
かりてりあ
上級グレードのガラストップコンロ(フレームレス)の操作はボタン式です。価格の違いは前面パネルがステンレスか否かで、グレードがわかりやすく分けられます。

(ガラストップ・フレームレス)
もっとも高額なガラストップのフレームレスコンロ:リンナイ「リッセ」「デリシア」等
(全面パネルがステンレスでボタン着火式)
各種メーカーのガラストップコンロ
ガラストップのメーカーごとの呼び方が違うのでご紹介します。
- リンナイ:ガラス・セランガラス
- ノーリツ(ハーマン):ガラス
- パロマ:クリアガラス
ガラスコートでボタン着火式でお得なタイプもあり
中にはお値段お手頃のガラストップ(フレーム付)でボタン着火式のものもあります。
リンナイの「セイフル」がそれにあたります。

標準的な価格帯でもスッキリのボタン着火式:リンナイ「セイフル」
リンナイ「セイフル」の全面パネルは、ステンレスではないけれど、この価格帯では珍しくボタン着火式です。
最も高額のフレームレスガラストップコンロの、ボタン着火と操作が同じ仕様ですね。
「セイフル」は全面パネルがステンレスでは無くグレーの塗装タイプなので、着火ボタン式なのにお手頃価格で購入できるわけです。
※ガラストップコンロのフレームレスとフレーム付きのお手入れしやすさの違いは、コチラの記事で詳しく解説しています⇩

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ガラスコートやガラストップのフレーム付きがコンロの天板(トッププレート)になっているコンロには、主に次のような機能があります。
【ガラスコーティングコンロの主な機能】
- 手前2つの左右バーナーに、高温炒め・油温調節機能・タイマー機能がある
- 右または左右バーナーに、炊飯機能と湯沸かし機能がある
※細かい機能の違いは機種ごとに異なります。
機種やメーカーごとに多少の違いはあるものの、共通する主な機能はざっとこんな感じです。
タイマー機能や油の上げ温度設定など、これだけの機能があれば普段の調理には十分ですね。
例えばリンナイ製のガラスコーティングコンロ「センス」を例にとって、その機能を具体的に見てみましょう。
リンナイのガラスコート・ガラストップ(フレーム付き)コンロの特徴
リンナイの「センス」は天板にガラストップ(フレーム付き)とガラスコーティング=パルクリスタルと両方のタイプをそろえてます。
【リンナイ:センス】
- 湯沸かし機能(右コンロ)
- 自動炊飯機能(右コンロ:おかゆ・ごはん)
- 温度調節機能(左右コンロ:160/180/200)
- 高温炒め(左右コンロで可能)
- タイマー機能(左右コンロで可能)
- 【グリル】両面焼き/オートグリル機能/ココットプレート対応
コンロ幅:60cm/75cm
色:(ガラストップ)ラインシルバー・ブラックⅡ・(パールクリスタル)ライトグレー

メーカーによって湯沸かしが左右にあったり多少の違いはあるものの、手前2つのバーナーで出来ることがホーローに比べると格段に増えます。
上記のリンナイセンスを例にとっても、炊飯機能と湯沸かし機能が手前の右コンロに付いてます。
油の上げ温度は左ですね。ほかにはタイマーがグリル含めて全てのバーナーに付いてます。
もう一つのガスコンロメーカー、ハーマンのガラストップ(フレーム付)コンロ、「ファミ」を紹介します。
ハーマンのガラストップ(フレーム付き)コンロの機能特徴
ハーマンの「ファミ」は、やはりガラストップでフレーム付き。フレームレスの「ピアット」よりも安価です。
【ハーマン:ファミ】
- 湯わかし機能(左右コンロで可能)
- 温度調節機能(左右コンロで可能)
- ダブル高火力&ダブルトロ火(左右コンロで可能)
- 自動炊飯機能(左コンロ)
- 【グリル】両面焼き/オートグリル機能/あたため機能/クックボックス対応
コンロ幅:60cm/75cm
色:リフレクトシルバー

ガラストップやガラスコートは、コンロの天板素材がツルツルのガラスコーティングなので、何より焦げ付きのお掃除がラクですね。
ガラスコーティングタイプは全て両面焼きグリルなのでオススメですよ。ただしメーカーごとに多少違いがあるので
- 炊飯機能は左右どちらに付いているか
- オート調理はどちら一方か?左右両方か?
こんな点をチェックしてみると、機能の違いを見分けられますよ。
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また、これらのコンロの機能としてオススメなのに、グリル機能の充実があります。
【主なグリル機能】
- 全て無水両面焼き
- グリル内でプレート調理が可能
- グリル幅は標準サイズが多い(中にはワイドグリル有)
- タイマー設定、温度設定機能(自力でやる)
- グリル内部が多少外せしてお手入れできる
※細かい機能の違いは機種ごとに異なります。
標準的なコンロであるガラスコート・ガラストップ(フレーム付)コンロはグリルが両面焼きです。
両面焼きグリルには、ほとんどの機種がグリルプレートを入れて調理できます。グリルプレートを使うメリットはお手入れしやすさと、料理のおいしさ。
【グリルプレート調理のメリット】
- グリル庫内も汚れにくく、お手入れがラク
- 蓋をすることで「表面はカリっと中はふっくら」焼ける
両面焼きだとグリルにオート調理が付いているので、グリル料理が楽しくなりますよ。
メーカーごとに様々なグリルプレートがあるので、ここで紹介しておきますね!
- リンナイ:「ココットプレート」
- ハーマン:「クックボックス」
- パロマ:「ラ・クック」
では順に見て行きましょう。
リンナイ「ココットプレート」

リンナイは「ココットプレート」というスリットの入ったフタつきのプレートがあります。
リンナイの両面焼きで使えるココットプレートは、並々の計上で、「余分な脂を落とす」ので揚げ物もべしゃっとしません。
スリットから直火が当たるので、包み込んでふっくらする上に表面はカリッとするのが特徴。(コンロのシリーズによってワイドグリル用と普通用とあり、大きさは違います。)
ハーマン「クックボックス」



ハーマンのグリルプレートは「クックボックス」。やはり並々計上で余分なブラを下に落とすので、カリッと焼けます。
トーストも焼けるのは嬉しいですよね。揚げ物を買ってきた時の「温め機能」もあり、電子レンジだとべしゃッとするのが気になる人にも。(※他のメーカーのものもタイマーを付ければ可能です)
もちろんスリットのフタ付きなので、油ハネもガード。汚れにくくなってます。
パロマ「ラ・クックグラン」


パロマは「ラ・クックグラン」というプレートが使えます。
ラ・クックグランのフタはスリットは無いので蒸し焼きが得意。トーストは二無しでカリッと焼けます。
いずれのメーカーも、両面焼きだから出来ることですね。
機種によってはグリルがワイドになっているものもあり、オーブン料理の幅が広がりそうですね!
それぞれのメーカーにガラストップやガラスコートのガスコンロがあり、メーカーの中でもいくつか種類があり、悩んでしまうこともあるでしょう。
そんなときの機能のチェックポイントは。
- タイマーやオート調理が「左右にあるか?」「右だけ・左だけか?」
- オート調理の種類
- グリルのオート調理やプレートの違い
こんな点をチェックすると、違いが判りますよ。
これらの「ガラスコート」「フレーム付きガラストップ」の共通の特徴は、安価なホーロートップと比較すると
- 天板のお掃除がしやすい
- 自動調理機能がより充実している
といったメリットがあります。
※天板材質別のコンロ機能の違いは、コチラの記事で詳しく解説しています⇩

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【ガスチョイス】
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リンナイのコンロを例にとって、一番安価なホートップ「メタルトップシリーズ」との機能を比べてみましょう。
【ガラストップ(フレーム付)・ガラスコートコンロ機能早見表】
⇐スマホで左右にスクロールできます⇒
ガラストップ(フレーム付き)・ガラスコートとホーロートップ「メタルトップシリーズ」の機能は、これだけ違います。
ホーロートップコンロの機能と比べてしまうと、ガラスコートやガラストップ自動調理機能はかなり充実していますね。
特にオートメニューなどの機能充実は、嬉しいですよね。
※コンロ選びに迷ったら・・・ガスコンロの選び方を天板別に解説しています👇

※とにかく安く!という方にはメタルトップシリーズがオススメ。メタルトップについての詳細はコチラの記事で詳しく解説しています👇

※プロパンガスの料金を見直してみませんか?ガス屋の窓口で一度無料総相談を。
まとめます!
「ガラスコート」や「ガラストップ(フレーム付)コンロ」は、両面焼きを選べば比較的購入しやすい価格帯でコンロ機能も充実していましたね。
- 湯沸かし機能
- 炊飯機能
- タイマー機能
- 温度調節機能
- グリルのオート調理機能
グリルに「水無両面焼き」を選べば、ひっくり返さずにお魚が焼け、グリルでプレート(別売り)を使ったオート調理も楽しめます。
グリルは両面焼きを選ぶ
ガラスコートやガラストップのフレーム付きコンロは、フレームがあったり全面パネルの操作部分が多少お掃除しにくいですが、その分お値段がお手頃価格なのがメリットでしたね。
- 天板表面はツルツルでお掃除しやすい
- オート調理機能がコンロもグリルも充実
- グリルに専用プレートをセットして調理できる
- 全面パネルや操作部は普通のタイプが多い(ボタン式も一部あり)
天板の表面はツルツルでお掃除しやすく、価格はガラストップコンロ(フレームレス)よりも手に入りやすい価格帯です。
比較検討する際は、自動調理機能がどこまであるか?左右コンロにある機能なのか?右だけ、左だけか?などチェックしてみて下さい。
- グリルは両面焼きか
- オート調理やタイマーが左右OR右だけ左だけか
- グリルの自動調理メニュー
- 前面操作部の仕様
こんなポイントをチェックして、後悔の無いコンロ選びをしてくださいね。
ガラスコートもガラストップ(フレーム付)コンロも、どちらも「機能性あってお掃除もしやすく、比較的購入しやすい価格帯」なのでおすすめですよ。
かりてりあ
※コンロ幅は60cmと75cmとどちらを選べばよいのか迷ったら…コンロ幅の選び方はコチラの記事を参考にしてみて下さいね👇
