キッチンのビルトインコンロの幅って、大きく分けて60cmと75cmの2種類あります。
でも、いざ選ぶとなると何を基準に選んだら良いんだろう?と疑問に思ってしまうのことは無いですか?
勿論好みで選んでも良いのですが、後で後悔しないようにある程度考えて選んだ方が良いと思います。
そこで、3つの選ぶ基準を提案します。
- ワークスペースの広さを確保して選ぶ
- 全体のキッチン幅を目安に選ぶ
- 食洗機を入れるか入れないかで選ぶ
こんな3つの方法があります。
かりてりあ
コンロ天板の幅は【60cmと75cm】はどちらが使いやすい?
コンロ天板の幅には、大きく分けて60cmと75cmの2種類の幅があります。
※Rinnaiデリシア 60cm幅
※Rinnaiデリシア 75cm幅
※画像;リンナイカタログより
価格で言うともちろん75cmの方が少し高くなります。
また75cmコンロのバーナー間隔はメーカーによっては同じ場合もありますが、2cmくらい間隔が広くなったりします。
大きなお鍋がゆったり置けたりして、お料理に余裕が持てそうですね。
なので、ワークスペースを広く取るか、コンロ天板上を広く取るか?どちらかを優先して選びましょう。
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ワークトップとコンロスペースどちらを優先したいかで決める
※資料作成:かりてりあ
それぞれの幅の違いのメリットは
- 60cm幅➡ワークスペース※を広く確保できる
- 75cm幅➡コンロ天板上を広く使える
※ワークスペースとは?:調理スペースのこと。シンクとコンロの間のスペースのことを言います。
具体的に言うと
◆コンロ天板が広いメリット:アツアツのお鍋を置くスペースが増える。
◆ワークスペースが広いメリット:作業スペースが広いと調理がしやすい。
という特徴があります。
チェックすべきは、ワークスペースの必要寸法。
【ワークスペースの必要寸法】
一般的に60cm〜90cmあると良いと言われてます。
ワークスペースを60~75㎝を確保できているのであれば、75cm幅のコンロも検討しましょう!
キッチンの全体幅で決める
次に提案するのが、キッチンの全体の幅を目安に検討する方法です。
あまり全体の幅が小さい場合は、75cm幅のコンロを設置してしまうと極端にワークスペースが狭くなってしまいます。
目安は240cm以上のキッチン。
※キッチン全体幅2,400mm~2,700mm
例)コンロ幅750mm+ワークスペース600~900mm+シンク850mm+(右150mm+左50mm)
※資料作成:かりてりあ
240cm以上のキッチンの全体幅があれば、75cmのコンロを設置してもワークスペースが狭くなる確率は少ないです。
キッチンの全体幅240センチ以以上を目安に75cmコンロを検討すると考えるとわかりやすいでしょう。
逆に、210cmなど240cm未満の場合は60cmの方がおススメです。
※キッチン全体幅:2,100~2,400mm
例)コンロ幅600mm+ワークスペース600~900mm+シンク700mm+(右150mm+左50mm)
※資料作成:かりてりあ
キッチンの全体幅が240cm以上なら、75cmを検討。240cm未満なら60cmがオススメ!
食洗機を入れるか入れないかで決める
また、キッチンのカウンター上に置く食器かごによっても、ワークスペースの必要寸法が違ってきます。
基準はビルトイン食洗機を設置するか、設置せずに大きい食器かごを置くのか?または上置きタイプの食洗機を置くのか?
で、ワークトップの必要寸法も変わってきます。
◆ビルトイン食洗機を設置する場合:ワークスペースはそれほど必要でない。
◆ビルトイン食洗機を設置しない場合:それなりに食器置きスペースを確保する必要がある。特に上置きタイプの食洗機をワークトップ上に置く場合は約30cmのスペースが取られる。
現在お使いのキッチンがあればそのワークスペースを測ってみて、それをめやすに検討すると良いと思います!
我が家のキッチンはW2,550mmでW750mmのコンロ
因みに我が家のキッチンには75cm幅のコンロが入ってました。
戸建てに引っ越してきて初めて75cm幅を使いましたが、お鍋が置けて快適です。
詳しくはコチラで解説!! ⇩ ⇩ ⇩
★コンロ幅75cmの使い勝手は?
キッチン全体の幅が240cm以上ある場合は、75cmタイプを検討してみることをオススメします。
というのも、実際に私が75cm幅のコンロ天板を使ってみたところ、熱いままのお鍋を鍋敷きなどを使用せずに天板に置くスペースがるのは便利と思ったからです。
我が家はキッチンの全体の幅が255cmなので、コンロ天板は75cmのものを設置してあります。
調理スペースも余裕で確保できており、使いやすいです。
コンロと壁の間にも10cmほどのカウンタースペースが残っていて、お鍋の蓋も置けます。
※コンロ本体と壁の間には15cmのスペースを作ることが義務付けられているので、どのキッチンにも15cmのスパイスBOXがコンロ本体横の引き出しについてます。
60cm幅のコンロ天板ですとそこにカウンタースペースが15cmになるのでもう少し広くなり、スパイスラックが置けるかもしれません。
私は窓辺とスパイス引き出しに調味料は収めてますので、7.5cmで充分です。
※注;ただしキッチン全体の幅があまり広くない場合は、調理スペースをきちんと確保できるか考えてから決めでください。
さて、コンロの入れ替え時に、60cm幅だったものを75cm幅のコンロに入れ替えられるか?についても触れておきますね。
コンロの幅違いは交換出来るの?
ガスコンロ天板幅を60cm➡75cmへの交換、反対に75cm➡60cmへの交換は勿論可能です!
【ガス・IHコンロの幅変更】
- 60cm➡75cmへの交換可能(レンジフードの注意あり)
- 75cm➡60cmへの交換可能(天板の注意あり)
※ガス・Ihどちらにも共通
なぜならコンロを入れ込む天板穴の大きさは同じで、コンロ本体の大きさはどちらも同じだからです。
リォームでコンロ幅を60cmのから75cmへの交換、またはその逆も意外と簡単に出来ます。
ただし、75cmからから60cmへ交換した場合、キッチン天板の色が変わってしまっている場合があるので注意しましょう。
また、60cmから75cmへの交換の場合は、コンロが75cmの場合はレンジフードも75cm以上と消防法で決まっているので、レンジフード幅が60cmの場合はレンジフードも75cmに一緒に交換しましょう。
- 古いガス(IH)機器⇨新しいガス(IH)機器への交換は意外とカンタン:幅変更も可能
- 幅75cm⇨60cmは天板の変色に注意!
- 幅60cm⇨75cmはレンジフードの幅に注意!
※75cmコンロの場合75cm以上のレンジフードが必要
まとめ:ガス(IH)コンロ:75➡60cmも60➡75cmも可能
まとめます!
コンロの天板幅の選び方には3つの方法がある。
- ワークスペースの広さを基準に選ぶ
- キッチン全体の幅で選ぶ
- ビルトイン食洗機を設置するかしないかで選ぶ
そうして、主なチェックポイントは
◆コンロ幅【選び方】ポイント!
- 価格は、幅60cmより75cmの方が少し高い!
- ワーク(調理)スペースとコンロ天板スペースどちらを優先するかで選ぶ
- キッチン全体幅が240cm以上なら75cmもを検討・240cm未満なら60cmがオススメ!
- ビルトイン食洗器を設置する、しない?➡ワークスペースの必要寸法を検討しよう。
- 現在使用しているキッチンがあれば、現状足りているかで考えよう。
という感じです。
また、リフォームでの天板幅を変えての交換については
- コンロ本体の幅は60cmが多いので大抵は交換可能。
- コンロ幅75cmから60cmへの交換は、キッチン天板の変色に注意!
- コンロ幅60cmから75cmへの変更は、レンジフードも75cm以上必要になる。
ということです。
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