IHコンロはお掃除がしやすく、新しいキッチンをお考えの人は一度は採用を検討する事と思います。「新築住宅を建てる人の8割はIHコンロを採用する」ともいわれています。
中にはキッチンリフォームや、コンロが古くなった際の交換で、ガスからIHへ変更する人も多くなってきていますね。
でも、実際はどうでしょう?調べてみると
- 鍋フリが出来ない
- チャーハンが不味い・・・etc.
ガスからIHへ交換した人の後悔の声が結構聞こえてきます。
かりてりあ
IHコンロの交換は、一体いくらかかるの?キッチンごとのリフォームは?
まずは相場を知って比べてみましょう。比べることでより安くリフォームすることが可能になります。
IHコンロは正解か?後悔の声も結構ある
IHはその掃除のしやすさから、年々採用する家庭が増えています。
忙しい主婦が増えている証拠ですね!
でも、その反面「IHにして後悔!」という声もネットで見かけました。
では、どんなところが後悔したところなのでしょうか?声を拾ってみました。
後悔の声(口コミ)
- 鍋フリが出来ない
- チャーハンが不味い
- オムレツがうまくできない
- 魚が不味い
- グリルの温度調整が難しい
- 上昇気流が起きにくいのでレンジフードへ吸い込まずに部屋が叱ったり臭いが残る
- ボタンを押すとき手が濡れていると反応が悪い
- 天板上のプッシュうボタン式は反応が悪くイライラする
- テフロン加工の鍋だと、位置によっては温度が低くなりムラがある
結構ありました・・・。
この辺りの口コミは選ぶIHコンロの機種によっても違ってくるかな?と思いましたが。
では、次に良い口コミです。
良かったの声(口コミ)
- お湯がガスより早く湧く
- 火が無い分、火災の心配が無い
- 夏場の調理でも部屋が熱くならない
- フラットな上にガラス素材でお手入れがしやすい
- 天板の上に料理本が置ける.鍋が小さくても火がはみ出ることは無い
- 火加減が数字なので覚えてしまえばわかりやすい
- ラジエントヒーターの部分は(あれば)余熱調理にも使える
- 揚げ物をする時に新聞紙で蓋ができる
火が無いことで、ガスでは出来ないことがたくさんできるようです。
やはり天板がフラットでお掃除がしやすいところは、一番の人気ポイントでした。
IHコンロにはメリットとデメリットがある
私もショウルームでIHの案内をしていましたが、こんなメリットを紹介していましたよ。
上記の口コミの声と重なる内容もありますが、どの機種でも共通のIHのメリットを紹介しますね!
IHのメリット
- 火が出ないので安全
- 天板がフラットでガラス素材なので掃除がしやすい
- お湯が圧倒的に早く湧く
- 煙が出にくいので空気が汚れない
- 夏場熱くならず省エネになる
- 油の揚げ温度を一定に保てる
- 天板に料理本が置ける
こんな感じで紹介してました。
やはり一番の推しは、お掃除のしやすさでしょう。
調理についても、揚げ物の油の温度などはガスよりも一定に保てるので、いつまでもきつね色でした。
油は温度が上下すると狸色に黒くなってしまい痛みが早いそうです。その点、IHは温度を一定に保つのが得意なので、いつまでもきつね色で保てるわけです。
IHは温度を一定に保つのが得意
でも、勿論デメリットもあるわけです。
次に、デメリットも見てみましょう。
IHのデメリット
- 鍋フリが出来ない
- 炒め物が不得意
- グリルの温度調整が難しい
- ガラス天板が割れることがある
- 上昇気流が起きにくい
- 土鍋が使えない
- 停電時に使えない
思ったよりありましたね。
チャーハンが不味い、魚が不味い、は結構口コミでありましたね。
やはり鍋フリが出来なかったり、グリルの温度調整が難しいのが原因でしょう。
では、これらのデメリットに対する対策を見ていきましょう。
IHコンロ【デメリットへの対策】
1.「鍋フリが出来ない」への対策
鍋フリについては、チャーハンやオムレツを良く作るのか?お魚を良く食べるか?などと、お掃除のしやすさを、天秤にかける必要がありそうですね。
ただ、選ぶIHの機種によっては、「鍋フリしても火力が変わらないセンサー付き」のIHコンロもあります。
👇コチラの記事で詳しく解説していますよ。
IHクッキングヒーターにして後悔しないために…【パナソニックA(Y)シリーズ】がオススメなワケ
ただし、「鍋フリをするとガラス天板にキズが付いてしまう」という口コミもありましたので。五徳が無いゆえのデメリットもありそうです。
2.「炒め物が不得意」の対策
これは鍋フリが出来ないことに由来しますので、上と同じになるのですが。
「鍋フリをするとキズが付く。」「火力が弱らなくても火が無いので離れているときに鍋の温度は少し下がる。」などという口コミもありました。
こういったところで炒め物をうまくするのに、時々かき混ぜるなど慣れるまではコツが要るようです。慣れてしまえば炒め物は美味しくできるようですよ。
3.グリルの温度調整が難しい
これは使用機種がのって居なかったので断定は出来ませんが、シーズーヒーターのグリルですと熱源が熱くなるタイプですので確かに温度調整は難しいと思います。
また、電気で熱くする分感想もしてしまうところです。
これについては温度を一定に保てるIHグリルをさいようしているIHコンロで解決です。➡IHラクッキングリルについてはコチラの記事を参考にしてくださいね。
4.ガラス天板が割れることがある
ガラスは割れない素材では無いので、こればかり仕方ありません。
お掃除のしやすいガスコンロもガラス素材なので、割れるという面では一緒ですね!
重いものを落としたり上に乗っかったりしないようにしましょう!
5.上昇気流が起きにくい
これはどのIHコンロでも共通のデメリットです。
対策としては対面キッチンだとコンロ前は壁を付ける。無い場合は上までガラス壁の設置をする。吸い込み力の大きいレンジフードを設置する。などで対策をしましょう。
6.土鍋が使えない
IHは磁石の付く素材でないと使用できません。また、底面がフラットでないと上手く反応しません。
安いお鍋だと「使っている間に形が変わってしまい、使えなくなった」なんて声も。
ある程度良いお鍋を買うか、IH専用の鍋に買い替える必要があります。
ここでかなり出費がかさむようです。IH専用鍋は高額なものが多いようです。
土鍋についてはIH用のフラットなものも販売されています。あとは卓上コンロやグリル鍋を買うなどして対策しているようです。
7.停電時に使えない
これは電気なのでもう仕方無いです。どうしても不安な方は、太陽光発電と蓄電池を採用して災害に備えましょう。
また、卓上コンロと替えのガスを常備して対策している人も居るようです。
※因みに我が家はエネファームを設置しているのでっすが、その際、停電時にだけ使えるコンセントも工事していただきました。詳しくはコチラの記事で➡「デリシアが我が家にやってきたいきさつ」
エネファームはガスで発電して電気が使えるので、その際はこの停電時用コンセントが活躍しそうですよ。ただし、その電源まで延長コードで延ばす必要があるので、延長コードの買い置きも忘れずに・・・!!
IHコンロを諦めた方が良い人
「そうは言っても、センサーが付いていても鍋の温度は結局下がるし、キズも付きやすいでしょ!」という声が聞こえてきそうですね。
「センサー鍋フリできてもキズが付くんでしょ!?」について
キズについて、ガラスコーティングタイプの機種ではなく、多少高めのガラストップのものを採用することでかなり防げます。が、ガラスなので割れないということではありません(汗。あくまで割れるので注意しましょう。
それが嫌な方はガスのホーローで割れない素材を選びましょう。
「センサーで鍋フリできても、温度は下がるんでしょ!?」について
センサーがあるタイプは火力は弱りませんが、ガスのように火が届きません。
なので、どうしても鍋の温度は下がってしまいます。
その辺でチャーハンやオムレツを鍋肌に当てて・・・なんて今までできていたことが難しくなります。
料理を今まで通りにやりたい方は、IHを諦めた方が良いかもしれません。
「グリルがIHのものは結局高いじゃない!?」について
グリル調理が快適に出来るPanasonicのIHラクッキングリルは、結構な価格ですよね。
(注;回し者ではしません!汗)
そもそもIHコンロは同じようなレベルの機能ですと、初めの購入価格がガスよりも高いです。
ただ、オール電化などにした場合はガスの基本料金がかからないことからもかなり光熱費が安くなるようです。
※
オール電化に出来ない場合でも、光熱費はガスとあまり変わらないようです。その場合は、初めの初期費用だけ、少し高くなりますね。
まとめ
これらのIHコンロのデメリットを良く知っていれば覚悟と対策が出来ますね。
- 料理を今までのガスのようにしたいか?
- とにかく火災の心配をなくして、お掃除をラクにしたいか?
つまり・・・
- お手入れ性重視か?
- お料理重視か?
がポイントになってくるのでは無いでしょうか?
- お手入れ重視派➡IH採用!
- お料理重視派➡IHは諦めよう!
という感じですね。
かりてりあ
「キッチンリフォーム思ったより高くついた!」なんて失敗が無いように、見積もりを数社取って比べるのは今や当たり前です。
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