「コンロはやっぱりガスよね!」とガスコンロの採用が決まった方が、この記事を読んでいると思います。
でも実際選ぶとなるとメーカーや機種によって機能やお値段もピンキリ。
正直どう選べば良いのかわからなくなることは無いですか?
コンロに悩む人
ガラストップコンロに憧れてます。でも、オシャレで機能がたくさんついたコンロは値段も高い。正直何が違うのかよくわからないわ。でもあまり妥協もしたくない…。
毎日使うものだけに、「とにかく安いものを!」というわけにもいかないですよね?
そこで、ガスコンロの天板(トッププレート)別にその機能やお手入れのしやすさの違いを解説してみました。
結論から言うとズバリ!「天板の違いは➡お掃除しやすさの違い・オートメニューの数の違い」です。
主婦インテリアコーディネーターのかりてりあです。子育てをしながら様々な働き方を模索してきました。
この記事ではショウルームでの案内経験を元に「ガスコンロのグレード別機能の違い」をわかりやすく「天板別に解説」してみました。
ガスコンロの買い替えや新築のオプション選定のときの参考にしてくださいね!
ガスコンロはその天板別に価格帯やグレードをザックリ3つに分けられる
ガスコンロを比べた時に、その機能の違いがよくわからずに悩んでしまう方のために、わかりやすく天板(トッププレート)別にその違いを解説します。
まず、ガスコンロはその天板(トッププレート)別である程度、グレードと価格帯を3つに分けられます。
- ホーロートップコンロ:一番安価
- ガラスコーティングコンロ:標準的な価格帯(ガラストップのフレーム付きも含む)
- ガラストップコンロ:高価格(ほぼフレームレスのもの)
の順になります。
◆ここで解説!「天板=トッププレートとは?」
なので、この3つの天板の違いでお掃除のしやすさが3段階に分けられます。
ガスコンロの価格やグレードはお掃除のしやすさと比例する
昔はあったガスコンロの吹きこぼれを受け止める目皿。以前はお掃除がとても大変でした。
現在は火の吹き出し方向が改良されたおかげで、吹きこぼれによって火が消える心配が無くなりお掃除のしにくかった目皿は無くなりましたね。
そうして天板は「ホーロー」のほかにも、「ガラスコート」や「ガラストップ」などのコンロ天板(トッププレート)が主流になってきたおかげで、見た目もおしゃれでお掃除が格段にラクになりました。
ますはホーローのお掃除のしやすさって、比較するとどれくらいでしょう。
ホーロートップのお掃除しやすさは
お掃除しやすさは「★☆☆☆☆」くらい
コンロの天板素材の中でもホーロートップは昔からある丈夫な素材ですが、お掃除のしやすさから言うとその評価は低めです。
新しいうちはお掃除もしやすいのですが、焦げ付いたりしてあまりガリガリお掃除すると、ホーローがハゲてしまいます。ハゲたところからサビついてきたりするので、見た目もいまいちになりやすいですよね。
なので、ホーロートップコンロのお掃除のしやすさを5段階で言うと「1」くらいです。
前面の操作部もデコボコしているので、結構ホコリが溜まりやすいですよね。
※出典;リンナイホームページ
ホーロートップコンロについて詳しくはコチラで解説してます。
次にガラスコートを見てみましょう。
ガラスコートのお掃除しやすさは
お掃除しやすさは「★★★☆☆」くらい
ガラスコート天板のコンロとは、硬質のホーローに更にガラスコーティングで補強したものです。
ガラスコーティングをしてあるので、見た目はガラスのようなツルツルの仕上がりになっています。手触りもツルツルでお掃除はとてもしやすいです。
ただし、前面の操作部分はやはり凸凹していてほこりが溜まりやすいところは、ホーローコンロと同じですね。
お掃除のしやすさを5段階で言うとガラスコーティングコンロは「3」です。
ガラスコーティングコンロについて詳しくはコチラで詳しく解説してます。
ガラストップコンロ(フレームなし)のお掃除しやすさは
お掃除しやすさは「★★★★★」!!
ガラストップコンロは今や主流ですね。ツルンとした天板素材はとてもお掃除しやすくて人気です。
特にフレームレスのガラストップコンロは、そのデザインの良さとフレームレスなのでお手入れのしやすさも抜群です。
天板素材だけでなく、前面の操作部分もスッキリしていています。着火ボタンは使っていないときはしまえるので、埃もたまらずキレイにに保てます。
また、前面の素材も他のグレードが「塗装」なのに対して、高グレードのコンロは「ステンレス」になっています。更にお掃除しやすいですよね。
5段階で言うと文句なしの「5」でしょう。
ガラストップコンロ(フレームレス)について詳しくはコチラで解説してます。
安全性は全体的に向上
さらにすべてのバーナーにSiセンサーが義務化され、かなり安全性も向上してます。
※Siセンサー搭載/典;リンナイホームページ
Siセンサーのお陰で火災の事故もだいぶ減りましたね!
ガスコンロの価格やグレードは機能の充実度に比例する
ガスコンロの価格やグレードを3つの天板別に分けられますが、その機能もザックリと分けられます。
特にSiセンサーが登載されるようになってから、自動調理もずいぶん増えて便利になってます。
ホーロートップコンロに良くある機能は
- 炊飯機能:手前片方
- 湯沸かし機能:手間片方
- 油の揚げ温度調節機能
- グリルタイマー機能
ホーローの機能はとてもシンプル。普段のお料理はこれで充分ではあります。
5段階評価だと「★★☆☆☆」くらい。
ガラスコーティングコンロに良くある機能は
- 3つのバーナーにタイマーが付いている
- 炊飯機能:手前片方(または両方)
- 湯沸かし機能:左右両方
- 油の揚げ温度調節機能
- グリルのタイマー機能
- グリルのオート調理機能(切り身・干物・姿焼き・トースト等)
ガラスコートコンロになると、湯沸かしは左右に付いていることが多く、炊飯は片方または左右に付いている事が多いです。
また、グリルのオートメニューがいくつかあるのところも嬉しいですね!
5段階で表すと「★★★☆☆」くらいです。
ガラストップ(フレームレス)でよくある機能は
- 3つのバーナーに全てタイマーが付いている
- 炊飯機能が奥の小バーナーについている
- ワイドグリル:グリル幅が広くなる
- グリルのオートメニューが充実
- スマホアプリでの自動調理が出来るタイプがある
- 湯沸かし機能:左右両方
- 油の揚げ温度調節機能:左右両方
- グリルのタイマー機能
これらの機能がガラストップのフレームレスコンロには付いていることが多いです。
特にグリルの自動調理メニューが充実しており、セットしてそのまま放置でオーブン的な調理が出来てしまうのは便利です!
5段階ですと「★★★★★」でしょう。
私も高グレードのコンロを使い始めてからというもの、その便利さを実感しています。>>>デリシア体験談・詳しくはコチラの記事へ
その分の価格の違いなので、「その機能、欲しい!」というかたはぜひ高グレードのコンロを検討してみてください。
グレード別機能の違いを詳しく知りたい方はコチラ⇩を参考にしてくださいね。
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ガスコンロは幅はどう選ぶ?
ガスコンロの天板の幅には、大きく分けて60cmと75cmと2種類あります。金額で言うと、75cmの方が価格は高いです。
75cmの方が熱いお鍋を置く場所は増えますが、カウンターの作業場所がその分狭くなってしまうというデメリットも…。
そこで!「あなたに合ったコンロ幅の3つの選定方法」を提案します!
【あなたに合ったコンロ幅の3つの選定方法】
- ワークスペース※優先かコンロ上スペース優先かで決める
- 食洗機をビルトインで入れるか入れないかで決める
- キッチン全体の幅で決める
という方法があります。
※ワークスペース=調理スペースのこと:主にコンロとシンクの間のカウンタースペースのこと言います。
1.ワークスペース優先かコンロスペース優先かで決める
➡現在使用しているキッチンがあればその調理スペースを測り、現在足りているかどうかで必要寸法を決めましょう。
2.食洗機をビルトインで入れるか入れないかで決める
➡ビルトイン食洗機を入れる場合は洗い後の食器置き場は少なくて良いので、調理スペースは最低限あれば良いでしょう。
3.キッチン全体の幅で決める
➡キッチン全体幅が240cm以上なら75cm幅も検討しましょう。240cm未満なら60cm幅がオススメです。
コンロ幅の決め方をさらに詳しく知りたい方はコチラの記事で解説してます。
まとめ・オススメのコンロは?
では、ガスコンロの選び方をまとめます。
ガスコンロはその価格帯やグレードを、天板別に大きく3つに分けられます
その天板別の特徴は、お掃除のしやすさや機能の充実度に連動します。
ガスコンロの天板別3つの違いは
- 天板別にお掃除のしやすさが違う
- 天板別に機能の充実度が違う
- 天板別に価格帯が違う
これらを元に、あなたに合ったコンロを決めましょう。あなたのタイプ別に分けると、
- 価格重視派の方は➡ホーロートップコンロ
- バランスよく全部叶えたい方は➡ガラスコーティングコンロ
- デザイン・機能・お手入れを全て叶えたい方は➡ガラストップコンロ(フレームレス)
となりました。
コンロの種類が決まったら、最後にコンロ幅を決めます。
決め方はこんな方法がオススメ。
- ワークスペース※優先かコンロ上スペース優先かで決める
- 食洗機をビルトインで入れるか入れないかで決める
- キッチン全体の幅で決める
コンロ幅の決め方について更に詳しく知りたい方はコチラの記事で解説しています。
おまけ;実際いろいろ使ってみた結果
ガラストップフレームレスコンロは、グリルでオーブン料理が出来て楽しい!
※我が家のデリシアの使い心地の記事詳しくはコチラ>>>リンナイデリシアを使ってみた
そして、私の体験からの独断と偏見のガスコンロのオススメポイントは・・・
- ガラストップ、ガラスコーティングコンロがオスメ!➡毎日のことなのでお掃除のしやすさは大事と思いました。
- グリルはワイドタイプがオススメ!➡グリルで気軽にオーブン料理が楽しめるのでおススメです。
- 全バーナーにタイマー搭載タイプがオススメ!➡その場を離れても安全なタイマー機能で消し忘れが減りました。
というわけで、個人的には「ガラスコート以上のコンロ」がおススメです。
実際に機能充実タイプのコンロを使ってみた結果感じたのは、とにかく消し忘れが減ったこと。他にも自動調理機能は便利だし、なによりコンロ掃除がラクになりました。
以上、私の実体験も踏まえた「ビルトインガスコンロのおススメポイント」でした。
ガス会社はどこが安いのか?比較をしたい時は、ぜひガス会社の比較記事(子だくさんママブログ)を参考にしてくださいね!
ワーキングマザーでありながら節約や投資に詳しいよしのんのんさんが詳しく解説してくれています。
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