コンロはその機能や種類、メーカーもたくさんあって選ぶの大変ですよね!?
選ぶには何を重視するかでまずはある程度分けられます。
- 価格重視派
- お手入れしやすさ重視派
- 機能重視派
中でもホーロートップコンロは比較的安価なので、とにかく価格重視の方の強い味方です。
かりてりあ
ホーロートップコンロてどんな機能がついている?
ホーロートップコンロは、その丈夫そうな素材感とリーズナブルな価格から、昔は主流のコンロでした。
今でも、「そこまで料理はしないの。」とか、「そこまでお金はかけたくないの。」という価格重視の方は、ホーロートップが安くておススメです。
最近はガラストップコンロに押され気味ですが、その機能は意外と昔よりは進化していて自動調理機能もしっかりついているものがほとんどです。
因みに、メーカー別ホーロートップコンロの種類にはこんなシリーズがあります。
【ホーロートップのコンロシリーズ】
- リンナイ:メタルトップシリーズ
- ノーリツ(ハーマン):メタルトップシリーズ
- パロマ:スタンダードトップ
ここで解説!!ホーロートップってこんな天板です。
※画像出典:リンナイHPより:資料作成;かりてりあ
まあ、昔からあるタイプのコンロですね!
では、現在の進化したホーロートップコンロには主にどんな機能が付いているのでしょうか?
ホーロートップのよくあるコンロ機能
メーカーごとに微妙な違いはあるものの、たいていのホーロートップコンロに付いている主な機能はだいたいこんな感じです。
【ホーロートップコンロの主なコンロ機能】
- 手前片方のバーナーに油温調節、湯沸かし、自動炊飯、高温炒め機能がある
- 炊飯機能は手前のバーナーの片方についている
現在は火災防止などのために、安価なホーロートップコンロも含めてすべてのバーナーにSiセンサーが標準装備されてます。そのメリットは、安全になったことだけではなく、Siセンサーが付いたことによって温度管理が出来るようになり自動調理機能が充実しました。
例1)リンナイのメタルトップシリーズの機能
リンナイを例にとると、ホーロートップでもこれだけの機能があります。
【リンナイ:ホーロートップコンロの機能】
- 湯沸かし機能(右コンロのみ)
- 自動炊飯機能(右コンロのみ)
- 油の温度設定(160/180/200;右コンロのみ)
- 高温炒め(右コンロのみ)
- 調理タイマー機能(右コンロのみ)
- グリルタイマー機能
【機能説明】
- 湯沸かし機能:沸騰後に自動的に弱火になり、設定時間後に消火します。
- 自動炊飯機能:お米の旨みを引き立てる、ガスならではの炊き上がり。「ごはん」「おかゆ」の2モードを選択できます。
- 油の温度設定:揚げる材料に応じてお好みの温度に設定すれば、火加減を自動調節。油の温度変化を抑えて、カラッと美味しく仕上がります
- 高温炒め機能とは?:今までセンサーつきバーナーではできなかった野菜炒めや炒飯、ウインナー炒めなど、高温での調理も早切れすることなくスムーズに調理できます。
またセンサー解除スイッチを使うと、さらに高温の調理も可能です。 - 調理タイマー機能:調理にあわせて選んだコンロを、お好みの設定時間で自動消火。「茹ですぎ」「煮すぎ」を防ぎます。煮込み料理、パスタやレトルト食品に最適です
- グリルタイマー機能:調理終了をブザーでお知らせ。魚料理はもちろん、トーストなどオーブン代わりに使うアイデアも。
タイマーや揚げ物の油温度の設定、湯沸かし機能や炊飯機能もあるので十分ですね。気を付けないといけないのは、ホーロートップのコンロにはグリルが片面焼きのものが多いところです。
片面焼きはお魚を焼くときに途中でひっくり返さなくていけないので、焼き網身を良く熱して油を塗らないとお魚の身がひっついてしまい身崩れしてしまいます。
それが面倒で、今まで接客した中で
グリルは面倒な人
なんてお客様が大勢いらっしゃいました。グリル機能が死んでしまってますね。
かりてりあ
せっかくのグリル機能、どうせなら有効に使いたいですよね。
ホーロートップコンロは安価で購入時の負担は少ないですが、せめて「両面焼きグリル」を選んだ方が有効に使えて良いでしょう。
例2)ノーリツのメタルトップシリーズ
次に、ノーリツのホーロートップコンロを見てみましょう。
【ノーリツ:ホーロートップコンロの機能】
◆グリルが両面焼き
- 手前バーナー2つに、湯沸かし機能・炊飯機能・油温調節機能・高温炒め機能・タイマー機能がある
- グリルタイマー機能あり
◆グリルが片面焼き
- 手前左コンロに、湯沸かし機能・炊飯機能が、手前右コンロに油の温度調節機能・高温炒め機能
- グリルタイマー機能あり
ノーリツのホーロートップにはグリルに片面焼きと両面焼きとがあり、片面焼きの方で左右どちらかにしかない機能が、両面焼きの方には左右どちらのコンロ口にも同じように機能が付いています。左右選ばずに調理ができますね
※両面焼きグリルのコンロは左右バーナーに機能が充実
N3WT5RWTQ1 希望小売価格 ¥115,500(税抜¥105,000)
※片面焼きグリルのコンロは左バーナーに炊飯と湯沸かし・右に油温度調節機能と分かれている
N3GT2RWTQ1 希望小売価格 ¥93,500(税抜¥85,000)
ホーロートップのグリルって何が出来る?
【ホーロートップコンロの主なグリル機能】
- 無水片面焼き/無水両面焼きとあり
- タイマー設定、温度設定機能(自力でする)
- グリル内部;一部外せる機種あり
- グリル幅;標準サイズ
- 焼き網のみ使用可能(プレートセットは一部メーカーで可能)
※細かい機能の違いは機種ごとに異なります。
一番リーズナブルなホーロートップコンロのグリルには、片面焼きのものもあり途中でひっくり返さないとお魚が焼けません。
グリルにセットできるのは焼き網だけが多く、メーカーによってはプレートがセット可能なものもあります。この
ので、ここは気を付けてチェックしましょう!
両面焼き機能もあった方がダンゼン使い勝手良いですね。片面焼きはほとんどの方が使わなってしまいます。
ホーロートップのコンロでもグリルが両面焼きのがあるので、よく確認してくださいね。
使い勝手で言うなら、ダンゼン両面焼きがおススメです。
- グリルでプレートが使えるか?
- 両面焼きかどうか?
※両面焼きのホーロートップには、リンナイの「メタルトップシリーズ・両面焼き」がオススメ! ⇩ ⇩
※パロマで選ぶなら「スタンダードトップ・両面焼き」はコチラ。⇩ ⇩
ホーローのコンロって安全機能は大丈夫なの?
安全機能は今や安価なホーロートップコンロにも勿論ついてます。
現在はコンロ上の3つのバーナーに温度センサーがついたことで安全機能が格段にアップし、ガスの事故が減りました。リンナイのホーロートップコンロを例にとってみても、下記のような安全機能が標準装備です。
※出典;ノーリツカタログより;ホーロートップコンロ
【基本的な安全機能】
- 調理油過熱防止装置;温度センサーが温度を管理し、約250℃になると自動消火します。
- コンロ消し忘れ消火機能;お鍋をひにかけたままうっかり忘れても、約2時間で自動消火します。
- グリル消し忘れ消火機能;もしもグリルを消し忘れても、約15分で自動消火します。
- グリル過熱防止機能;グリル庫内の温度が高温になりすぎると、自動で消火します。
- 立消え安全装置;煮こぼれなどで火が消えると、自動でガスを止めます。
- 焦げつき消火機能;焦げ付きが発生すると、自動消火します。
- 感震停止機能;震度約4以上を感知すると、自動消火します。
※Rinnaiメタルトップシリーズ安全機能:リンナイホームページより引用
これだけ安全機能がそろていれば、安心ですね。
では、どこが標準的なコンロや高グレードなガスコンロと違うのでしょうか?
標準的なガスコンロであるガラスコーティングコンロは、その安全機能でいうと安価なホーロートップとさほど変わりありません。
ただしガラストップコンロやガラスコートコンロには機種によっては「感震停止機能」や「鍋なし探知機能」が付いています。違いはそのくらいでしょう。
まとめ
最後にホーロートップコンロの機能を、それぞれのメーカー別にまとめてみました。
【ホーロートップコンロのメーカー別機能早見表】
※表の記号:〇:対応/△:一部対応/✖:非対応
コンロ | グリル | その他 | ||||||||||
機種名 | トップ | 温度調節 | コンロタイマー | 炊飯機能 | 湯沸かし機能 | グリルタイプ | グリルタイマー | オートグリル | 脱臭機能 | 鍋なし探知機能 | 感震停止機能 | SI安全基準 |
リンナイ | メタル | △ | △ | △ | △ | 無水片面焼 | △ | ✖ | ✖ | ✖ | △ | 〇 |
ノーリツ(パロマ) | ホーロー | △ | △ | △ | △ | 無水両面焼/無水片面焼 | △ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 |
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大体どのメーカーにもグリルの片面焼きと両面焼きがあるようです。
かりてりあ
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