寒い冬や暑い夏の日に、冷暖房をガンガン使用していて光熱費がすごい事に!
断熱効果をアップし光熱費の無駄を省いて快適に過ごしたい方は、窓の断熱対策をしっかりしましょう!
そんな「窓の断熱」に一役買ってくれるのが「断熱カーテン」です。
冬の寒い外気をシャットアウトしたり、夏の暑い外気熱をブロックしたり。
それによって冷暖房の効きも違って来ますよね。
この記事では「窓の断熱性能を断熱カーテンでアップさせるヒント」をご紹介しています。
かりてりあ
この記事では、4年間カーテンアドバイザーをしていた経験を元に、冬の保温や夏の遮熱に役立つ「断熱カーテン」について、検証してみました。
冷暖房効率や光熱費が気になる方は、チェックしてみてくださいね!
断熱カーテン・保温・遮熱カーテン、冬の寒さからお部屋を守るのは?
冬、大きな窓がお部屋にあると「なんだか寒い。中々部屋が温まらない。」という経験ありませんか?
そう、窓から冷たい空気がやってくるんですよね。
冬、窓ガラスの方からひんやりした空気が伝わってくるのも、
夏、西日が強い窓からの熱が侵入してくるのも、「窓」がほとんどなのではないでしょうか?
複層ガラスが増えているとはいえガラスって熱伝導率高いので、やっぱり窓があると寒いんですよね。
そこで!窓からの寒さや熱さの侵入を防ぐ対策の一つとして有効なのが、「断熱カーテン」です。
遮光カーテンは断熱性もアップさせます。断熱性能の気になる方はコチラから👇
断熱カーテンとは?
断熱カーテンは、特殊な生地の織り方や裏地の縫い付けによって、断熱性をアップさせたものです。
窓とカーテンの間に空気層を作るので断熱性がアップします。
更にレースとの二重掛けにすることによって、より空気層が厚くなり断熱性を上げることができます。
寒い冬も熱い夏も外からの気温を伝えにくくするので、冬はお部屋を温かく保ち、夏は外からの熱気を防ぐ効果があります。
「保温カーテン」と呼ぶこともあります。
【断熱・保温カーテンとは?】
断熱・保温カーテンは通常のカーテンよりも断熱・保温性が高く、1年中部屋の中を快適に保つことができます。
特殊糸を使用していたり、生地にコーティングを施していたりとその加工はさまざま。
暖房効果がアップするので、地球にもお財布にもやさしいカーテンです。
でも似たもので「遮熱カーテン」ってあるわよね?違いは何かしら?
少し違うので説明するわね!
断熱と遮熱はどう違うの?
※パーフェクトスペースカーテンサイトより
断熱カーテンに似たもので、遮熱カーテンってあります。違いは
- 断熱カーテン:熱を伝えないようにするカーテン
- 遮熱カーテン:熱を吸収せず跳ね返す効果があるカーテン
遮熱カーテンも窓とカーテンの間に空気の層をつくるので、断熱効果はアップします。
あえていうなら、「断熱は冬の保温に」「遮熱は夏の熱遮断に」より働くと言えます。
断熱カーテンが断熱以外にも役立つ秘密
断熱カーテンは、保温力アップ以外にもプラスアルファの効果があるって知ってましたか?
防音効果も期待できる!?
生活していると近隣への音の漏れが気になったり、外からの音が気になったり、音を防ぐことは出来ないのかな?と思うこともありますよね?
断熱カーテンは生地に特殊な加工や裏地を付けて断熱効果をアップしてます。
そのため普通のカーテンよりも厚みがあり、室内の音を吸収したり外からの音を吸収してくれる効果、「防音効果」もあるんです。
因みに音の伝わり方には、「空気から伝わる音」と「建物や地面を伝わる音」の2種類あります。
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※「空気伝播音」と「固体伝播音」とは?
・空気伝播音
1つは空気を伝わる「空気伝播音」。飛行機の音、スマホの音など。
・固体伝播音
もう1つは建物や地面を伝わる「固体伝播音」。女性のヒールの音、電車の音など。
※カーテンで防げるのは「空気伝播音」のみです。
遮光効果もある!?
断熱カーテンは遮光率の高いカーテンがほとんどです。
遮光は室内に日光を入らないようにする目的作られますが。
黒い糸を織り込んで光が漏れないようにしたり、裏に特殊な加工をしたり、遮光の裏地を縫い付けたりします。
なので、断熱カーテンに遮光カーテンが多かったり、遮光カーテンが保温カーテンも兼ねている場合が多いです。
※遮光カーテンの遮光率
- 1級:99.99%光をカット。ほぼ真っ暗になる。
- 2級:99.80%光をカット。ほぼ見えないが、直射日光を多少通す。
- 3級:99.40%光をカット。うっすら人の顔が見える。
※遮光についての記事は➡こちらの記事参照。
※ただし、カーテンの取り付けだけですと上や横から光はどうしても漏れるので、レールにトップカバーや、サイドへ生地を巻き込んで取り付けるなど工夫も必要です。
より高い断熱性を期待するならプラスαが大事!
レールカバートップ
遮光と同じで、カーテンをどんなに分厚くしたり空気層を作ったりしても、カーテンレール上部から寒さや熱さが漏れてしまいます。
レールカバーを上に取り付けることで、上部からの空気をシャットアウト出来るので、より断熱性を上げることができます。
リターンを作る
こちらも遮光と同じで、カーテンの横からも空気は漏れます。
より断熱性を上げたいなら、サイドまでカーテン生地を回り込ませて塞ぐと、より効率よいでしょう。
リターン縫製をしてカーテン生地をサイドまでを回り込ませ、窓とのスキマを塞ぎます。
または、「リターン縫製なしでもサイドをふさげるレール」をとりつけると良いでしょう。
※リターン縫製、リターン風レールについては…
>>>「窓装飾【用途別ランキング】お手入れしやすい窓スタイルは?保温性はどれが一番!?遮光性は?」の「遮光度ランキング」の記事を参考にしてみてください!
腰高窓でもカーテンを床までの長さにする
より保温効果を確保したいなら、カーテンの長さも十分にとりましょう。
冬、窓に温かい空気が触れると「コールドドラフト現象」というのが起き、冷たい空気は下へストンと落ちます。
窓の下に充分カーテンの長さをとらないと、冷たい空気が風の様に室内へ侵入してきてしまいます。
腰高窓でしたら少し長めが良いでしょう。
さらに、腰高窓でもカーテンの長さを床までにするとより断熱性がアップします。
オシャレ度もアップするので、家具などが邪魔しない場所でしたらぜひ一度検討してみくださいね!
番外編:窓ガラスも断熱にする
更なる断熱性を求める人は、窓ガラス自体に「断熱フィルムを貼る」方法もあります。
遮熱フィルムは熱を取り込んで、室内に伝えにくくするものです。
天窓や、カーテンが取り付けられない細長い縦長窓に向いています。
ただし熱を吸収する性質があるため、網入りガラスなどは「熱割れを起こす」ため使用は出来ません。
「断熱・保温カーテン」について:まとめ
では「断熱・保温カーテン」についてまとめます!
- 「断熱・保温カーテン」は、加工や裏地により生地自体の断熱性をアップしたもの。
- カーテンを二重掛けにすることにより空気層を作り、お部屋と外気の温度の伝わりをブロックすることができる。
- 「遮熱カーテン」は断熱性も高いですが、主に夏の外からの熱をシャットアウト。
- 「断熱カーテン」は冬の保温に向いてます。
- 「断熱カーテン」は、防音効果もある。
- 「断熱カーテン」は窓に室内の温度も伝えにくくするため、結露防止にもなる。
- 「レールトップ、サイド、丈」などで充分に空気の流れを塞ぐことで、より断熱性がアップする。
もしも「冬の窓からの寒気」や「夏の日差しの熱さ」にお困りでしたら、一度「断熱・保温カーテン」を検討してみてください。
「断熱・保温カーテン」をオーダーするなら「パーフェクトペースカーテン」がオススメ!
豊富な柄から選べる
パーフェクトスペースカーテンなら、たくさんの柄の中から選べます。
カーテンの種類にチェックを入れて、検索するだけ!
※保温にチェック!
※素材や色から選ぶこともできる!
※好きなインテリアテイストで検索もできる!
保温マークや裏地オプションマークがあるからわかりやすい!
生地のところに保温のパーセンテージが乗っているので、目安になりますね。
「保温」マークのあるものを選んでください。(大体遮光も遮熱もかぶってます)
気に入った柄が見つからないときは、「裏地オプション」がオススメです。
好きな生地に裏地を付けるだけなので、もしも保温生地でないものでお気に入りが見つかった場合にも使えます。
写真だとわかりにくいとき、生地の感じを確認したい時は「サンプル請求」もできます。
採寸方法がわからないときは、ホームページの左側の「採寸方法」から確認できます。
もしも採寸に自信が無い場合は、「採寸依頼」するこもと可能ですよ。
レースも「遮熱レース」など厚手のものを選ぶことによって、より一層「断熱効果」がアップします!
⇩ ⇩ ⇩
>>>「パーフェクトスペースカーテン」で保温カーテンを観てみたい方はこちらへ
ぜひ窓の断熱性をアップして、「冬は暖かく、夏は暑くならないお部屋」を手に入れてくださいね!
※光熱費を安くしてみませんか?