サンスベリアはインテリア的にもおしゃれで、風水的にも邪気を払い、マイナスイオンを出すと言われている人気の観葉植物。
しかし鉢が大きくなったら植え替える必要があります。鉢がいっぱいになっているのに放っておいたら、元気が無くなくなりせっかくのマイナスイオンパワーや良い運気が下がってしまいますね。
サンスベリアの根っこがパンパンなんだけど、植え替え方法わからなくて困ってます。
【主婦×
インテリアコーディネーター】
かりてりあです。戸建てに引っ越してきて本格的にガーデニングを始めて18年。趣味のガーデニングとインテリア好きから観葉植物にはハマってます。
この記事では人気のサンスベリアの植え替えの仕方と注意ポイントをまとめてみました。
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サンスベリアは、ゆっくりと成長するので、そこまで植え替えは必要ないですが、何年か育てるうちに多いくなってしまいますね。
鉢がいっぱいになって根がパンパンになってしまっては、植物の環境に良く無いので、その時は植え替えが必要になります。
この記事では、「サンスベリアの植え替え方法」と、大きくなってしまった株の「株分けする際の注意点」をまとめてみました。
- 植え替えに適した土を使う
- 鉢底石を絶対に忘れない
- 植え替えに適した時期に行う
では早速見て行きましょう。
サンスベリアの植え替えに適した土は?
サンスベリアは加湿を嫌うので、水はけのよい土を使いましょう。
【植え替えの土】
- サンスベリア専用の土
- 観葉植物の土+鹿沼土3割
サンスベリア専用土を利用すると、水はけがよくサンスベリアに最適な栄養素も含まれているのですくすく育ちます。
失敗したくない方はぜひ利用してみください。
もしも観葉植物の土で併用する場合は、観葉植物の土に鹿沼土を3割ほど足しても良いようです。
多肉の土や培養土に川砂を2割ほど混ぜても良いでしょう。
とにかく水はけのよい土がポイントですね!
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サンスベリアの根腐れ防止⇨鉢底石は必須
【植え替え時の注意ポイント】
鉢底には鉢底石を入れる(排水性・通気性が良くなる)
植え替えの時に注意しなければならないのが、鉢底に石をいれること。
室内で管理することが多いサンスベリアは、鉢の下にソーサーを敷いて置くことが多いですよね。すると室内で水やりをした際に流れ出た水が、ソーサーに溜まってしまうことも。
このとき鉢底石が無いとソーサーの水に根っこが浸かってしまい、根腐れを起こしてしまいます。サンスベリアは乾燥している状態は得意ですが、湿った状態がとても苦手です。
鉢底石は園芸屋さんで安く売っているので、必ず入れてくださいね。
◆水はけを良くするために、観葉植物の鉢植えには必須の鉢底石。繰り返し使えるから経済的。ネットに入っているので、植え替え時もラクラクですよ。⇩
サンスベリアの植え替え時期
【植え替え時期】
適期は5・6・9・10月(※暖かい時期なら基本は大丈夫!)
基本的にサンスベリアの植え替えは、気温が高い時期ならいつでもOK。
とはいえ最適な時期は5・6月、9・10月頃が良いと言われています。つまり春と秋ですね!
丈夫な植物なので、夏に差し掛かったくらいでもなんとか大丈夫そう。休眠状態の冬の時期は根っこが育たなくて枯れてしまうので避けましょう。
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サンスベリアの植え替えをするタイミングの目安もチェックしておきましょう。
【植え替え時期の目安】
2年おきくらい(※目安は子株の葉が7~8枚になったら)
植え替えは買ってきて2年後くらいが目安。そこからまた2年たったら植え替えましょう。つまり2年ごとですね!
とくに横に生えてくる子株をチェック!子株の葉が7~8枚になったら植え替え時です。
植え替え手順は以下の通り。
- 古い根を取り除く
- 株ワケ:1➡3~5株(根が繋がっている場合はカットしてもOK!)
- 鉢底石➡新しい土➡真ん中に穴をあけて株を入れる
- 割りばしなどで土を安定させる
- 鉢底から水が出るくらいたっぷりと水をやる
大きな鉢に植え替える場合は株をバラさずに古い根っこだけ取り除いて、一回り大きな鉢に新しい土を入れて植えます。
さっそく植え替えの手順を順を追って見て行きましょう。
古い根を取り除く
まず初めに植木鉢から外します。抜きにくいときは割りばしなどを使って周りを崩しながら、鉢から抜きます。
株が抜けたら古い根っこを取り除きましょう。多少切ってしまってもサンスベリアは丈夫なので大丈夫です。
小さくするなら株分けをする
株分けする場合は、1つの下株を3つ~5つに分けましょう。
その際、株本がつながっていたらカットしてもかまいません。
鉢の中を割りばしをガシガシして安定させる
鉢の中に土と一緒に株を植え付けた後は、割りばしなどを使って鉢の中の土をガシガシつつきましょう。この作業は根っこの周りに土を入れるためです。
もしも根っこと土の間に空気があった場合は、土の栄養分をうまく吸収できずに枯れてしまうからです。しかもこれをしっかりしないと、水を注いだ時に沈んでしまったりします。
鉢底から水が出るくらいたっぷりと水をやる
植え付けた後は、水やりをします。
水やりのポイントは、株に直接与えるのではなく、株の周りの土に与えるようにすることです。葉に直接与えてしまうと、葉の間に水が溜まってしまい、そこから腐ってしまう原因になります。
水やりの間隔は「2週間に1回」で大丈夫です。葉に厚みのあるサンスベリアは加湿を嫌うので、植え付けた後でも乾かし気味がおすすめです。
【水やり注意ポイント!】
- 株周りの土に与える⇦葉に与えると葉の中に水が溜まって腐る!
- 毎日はあたえず、2週間に1回くらいで充分
サンスベリアの株がほぐれにくいとき
もしもサンスベリアの株がほぐれにくい場合は「水で洗う方法」もります。無理に崩さずに水の中でほぐしてみましょう。
ただし水で洗った際は、日陰で丸一日の間、根っこをよく乾かしましょう!
根っこを洗った時の注意POINT!:水で洗ったあとは根っこを丸一日乾かしてから植え付ける
サンスベリアの植え替えポイントをまとめます!
- 植え替えは約2年おき👈子株の葉が7.8枚になったら
- 植え替え適期は5・6・9・10月(暖かい時期)
- 植え替えは大きな鉢への植え替えと株分けとある
- 水はけのよい土を使う
- 鉢底に必ず鉢底石を入れる
- 水やりは葉にかけずに周りの土にかける
- 水やりは2週間に1回で良い
サンスベリアの植え替え方法と注意点までまとめてみました。
大きくするときは一回り大きな鉢植えに、そのままの大きさを維持する場合は「株分け」して小さめの鉢植えに分けて植えてみましょう。
サンスベリアの鉢植えがパンパンになってきたら、ぜひ植え替えてあげて下さいね。
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