太い幹に丸く小さい葉がこんもりと茂るガジュマル。
二本足で踏ん張っているように見える形があったり、ほっこりする姿が人気のガジュマルですが、風水的にも効果が高いんです。
沖縄の妖精(精霊?)と言われるキジムナーとも関係が深く、不思議な魅力を宿してますね。
主婦インテリアコーディネーターのかりてりあです。風水インテリア好きのわたしとしては、観葉植物の中でも個性を放つガジュマルは気になる植物。その風水効果を探ってみました。ガジュマル好きの方はぜひ読んで行って下さいね。




一つとして同じ形の無いガジュマルは、自分好みの幹を探すのも楽しみの一つ。そんな個性的なガジュマルの木は、一体どんな気なのか、まずはルーツをさぐってみましょう。
ガジュマルのルーツは?
- 学名:Ficus microcarpa
- 科・属名:クワ科・イチジク属(フィカス属)
- 原産地 東南アジア、台湾、オーストラリア、日本、インド
- 別名:ベンガルボダイジュ・多幸の木・締め殺しの木
ガジュマルのルーツは東南アジアやオーストリアやインド、沖縄など暖かい地域。基本的には育てやすい植物ですが、日光を好むため、室内で育てる場合は日当たりの良い場所で育てます。

以前室内で育てた際、日当たりがイマイチで枯れさせてしまったことがあります。日当たり大事です。
ガジュマルの幹の形でほっこり
ガジュマルの幹には、二本足で踏ん張っているように見えるものもあり、「ニンジンガジュマル」と呼ばれます。なんともほほえましく、私も大好きな形です。
幹の途中から出るのは気根という一種の根っこ。この気根が絡み合って、いろいろな形を成しています。

ニンジンガジュマルは本当に可愛いので、また購入してしまいました。
ガジュマルをリベンジで育てるために、植え替えた様子はコチラの記事中で紹介しています。
ガジュマルの風水効果や意味は?
金運、家庭運、仕事運、健康運、恋愛運、金運、リラックス効果、邪気払いなど
ガジュマルは「幸運を呼び寄せる」「家庭内の運気を高める」「金運アップ」など風水効果も高い木。生命力が強く「精霊が宿る木」とも呼ばれ、力強い幹や丸い葉などの特徴から良いエネルギーを呼び込み、家族の絆を深めるとされています。
丸くかわいい葉っぱが下向きに生えることから、風水では「気分を落ち着かせたり、リラックスさせたり」という効果も。
風水は、方角や置き場所で効果をより発揮できるので、さっそく方角別の運気を見ていきましょう!

方角 | 運気 | 備考 |
---|---|---|
東 | 仕事運、成功運アップ | 働いている方にオススメ |
西 | 金運、恋愛運、商売運アップ | お金のめぐりが良くなる 恋愛が成功しやすくなる |
南 | 美容運、恋愛運、商売運アップ | 自分磨きにも吉 |
北 | 金運、恋愛運、子宝運アップ | 丸い葉は北の方角と相性良し |
北東・南西 | 健康運アップ |
方角の他に、観葉植物は家の中のどこに置くかでも効果が異なります。

ガジュマルを家の中のどこに置いたら、どんな運気がアップするのかも気になりますよね。早速見ていきましょう。
リビング | 玄関 | 寝室 | トイレ | 書斎 | キッチン | |
---|---|---|---|---|---|---|
恋愛運・金運 | ||||||
仕事運・成功運 | ||||||
家族運・健康運 | ||||||
邪気払い・全体運 |
これはNG!ガジュマルの置き方
ガジュマルを置くときに、風水効果を最大限に引き出すための注意点を、最後にお伝えします。
- 日当たりや風通しの悪い場所
- 枯らしてしまう
- 鉢周りが汚れている
日当たりの悪い場所に置くのは、ガジュマルが光から受ける運気が無くなるので、風水効果もあまり無くなってしまいます。
また、枯れた植物は悪い気を発するとされているため、マメな手入れで健康な状態を保ちましょう。
更にお皿が古い水が溜まっていたり、鉢周りが汚れていてはせっかくの運気も半減。清潔に保ちましょう。
特に風水的に飾ると良くないとされるガジュマルの置き場所は、日当たりの悪い「窓のない玄関」と「北玄関」。特に北玄関は、風水では陰の気が過剰になるので、同じ陰の気のガジュマルを飾るとさらにバランスが乱れるので避けましょう。

沖縄ではガジュマルは地面にしっかりと根を下ろした大きな木です。そこには「キジムナー」と呼ばれる子供の精霊が宿っていると、沖縄では言い伝えられています。

キジムナーとは?
キジムナーは沖縄ではとても身近な精霊で、「赤い髪を持つの子供の姿をしている」と言われています。
主食は魚介類、特にグルクンという沖縄の県魚の左目が好物。目玉が無い魚が取れると、地元では「キジムナーの食べ残しだ」と言われるそうです。
ガジュマルとキジムナーの言い伝え
大きく育って古木となったガジュマルの木に、キジムナーが宿ると考えられています。ガジュマルを大切にすることでキジムナーと仲良くなり、幸運を運んでくれるとされています。
キジムナーは人に危害を与えることは無いですが、宿っている木をキズ付けられたりすると怒って、家畜を全滅させたり船を沈めてしまったり家を燃やしてしまったり、災いが起こると言われてます。
ガジュマルの言い伝え
ガジュマルは大木になるにつれ、気根が地面までのび絡み合って圧巻の姿とります。その「大きく育った気根の間を通ったカップルは永遠に幸せになれる」という言い伝えがあるそうです。
そんなこんなで、沖縄では昔からガジュマルを大切に扱っているようですよ。

>>>沖縄小浜島「はいむるぶしホテル」に興味のある方は、コチラの小浜島ブログで魅力を語っています。
気根がしっかりと生えた大きなガジュマルは沖縄にたくさん生えているようですよ。
中でも沖縄のさらに南にある八重山諸島の中の一つの小浜島。その島で人気のホテル「はいむるぶし」の敷地内でも多く観ることが出来ます。

置き場所
日当たりが大好きなガジュマルは、レースカーテン越しの光が当たるような明るく暖かい場所で育てます。
水やり
水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。(お皿に残った水は必ずしてましょう。)
肥料
春から秋の生育期には、観葉植物用の固形肥料を与えると元気に育ちます。基本的には日が十分あたっていれば育つようです。
耐寒性
寒さには比較的強いようで、0℃以上でも日が当たっていれば冬超えするそうです。反対に日当たりが悪いと枯れてしまうようです。
ガジュマルを日陰で枯らした失敗談
かつて私は、百均で300円くらいで購入したガジュマルを、あまり日の当たらいないリビングに置いて枯らしてしまいました。わが家のリビングは日当たりがイマイチなので、すでに諦めていました。
しかし、リベンジで再度購入。窓辺で育てたのですが、やはりち~っとも大きくなりません。
そこで思い切って外に置くようにしたところ、かなり元気になってきて、やっと大きくなってきました。何と気根も数本出ているではないですか!

あまり日当たりの良い場所がない場合は、いっそ家の外(ベランダでもOK)の方がすくすく育ちます。風水的にも運気がアップしそうですね!

かわいいガジュマルを育てるなら、風水効果を最大限に引き出せる場所で育てられると良いですね。
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