ドクダミのチンキ作りは、効能の一番高い花の時期が最適。
もちろん生葉から作るドクダミクリームも、花の時期が最適です。でも生葉から作るドクダミクリームは、日持ちがしないもの。年中どくだみクリームを使いたい場合は、花の時期に作った「ドクダミチンキ液」から作ります。
この記事では、どくだみの花の季節以外に「ドクダミチンキ液」からドクダミクリームを作った様子をレポします。
主婦コーディネーターのかりてりあです。ドクダミチンキを初夏に作っている人。そろそろドクダミクリームが切れて来たけど、花の時期まで待てない人は、ぜひ参考にして作ってみて下さいね。
どくだみの生葉は、かゆみ止めから肌荒れ防止、美白まで効能が期待できると言われている、万能な薬草であり日本のハーブ。特に冬になると、肌荒れや乾燥によるかゆみも気になるところ。
どくだみは効能の高い花の時期に摘んだ生葉でチンキ剤を作ることで、その効能を最大限に取り入れることが出来ます。
※どくだみの効能やドクダミチンキの作り方の、詳しくはコチラの記事で。
しかし、同じ時期に生葉で作ったドクダミクリームは、日持ちはしないので、冬に使うことは出来ません。
そこで!花の時期に大量に作った「ドクダミチンキ」からどくだみクリームをつくることにしました。
前置きはともかく、早速作ってみましょう!
溶かす基材は自由に選べます。
- 馬油
- ホホバオイル
- ワセリン
これらの基材にドクダミチンキを混ぜることでカンタンにクリームが作れます。
クリーム感を足すために、ミツロウを加えるといい感じに仕上がります。ミツロウはネットで購入しました。
◆ミツロウは粒状のが使いやすいですよ。粒がそろっていて未精製のナチュラルさがおすすめ。
今回は、馬油とホホバオイルを使って作ってみました。
ドクダミチンキ+馬油でドクダミクリームを作ろう
まず馬油と初夏に作ったチンキ剤でドクダミクリームを作ります。
- 蜜蝋・・・5g(馬油の1/10)
- 馬油・・・50g
- どくだみチンキ・・・小5(25㏄:馬油の1/2)
馬油の場合のチンキ剤とミツロウの割合はこんな感じ。馬油は70g入りのものをドラッグストアで購入。よって50gを基準に作ることにしました。
◆近くにドラッグストアが無い方は、ロングセラーのソンバーユがネット購入も出来ます。
使う道具は
- 空き瓶
- 小さな泡だて器(または竹ぐしや割りばし)
※出来れば熱湯消毒して水けを拭いておく。
始める前に瓶やミニ泡だて器をお湯で消毒して、良く水けを拭いておきます。
あとは湯煎で溶かしていくだけです。
馬油のドクダミクリームは、冷えると少し硬くなったので、お好みでミツロウをもう少し少なめでも良いかもしれまsン。
季節によって固まり方も違うかも?3月の寒い時期に手作りしたので、少し硬めでした。
ではホホバオイルでも作ってみましょう。
ホホバオイル+ドクダミチンキでドクダミクリームを作ろう!
次にホホバオイルでドクダミクリームを作ります。
- 蜜蝋・・・5g(ホホバオイルの1/6)
- ホホバオイル(ワセリンでも)・・・30g
- どくだみチンキ・・・10g(ホホバオイルの1/3))
こちらの材料はこんな感じです。馬油のときより柔らかめなので、ミツロウの割合が多めです。
◆筆者も愛用。癖の無い無印良品のホホバオイル。髪の毛に肌にどこにでも使えるので、重宝してます。
作り方は全く同じで、湯煎にかけて溶かしていきます。
かき混ぜたミニ泡だて器や割りばしについたクリームは、とりあえず手に塗ります。
手がすごいすべすべになりました!!
湯煎にかけて混ぜ合わせるだけなので、とっても簡単でした。
馬油の方は少々固めに出来上がりましたが、お好みでミツロウの加減をしても良いかと思います。
瓶に20g残った馬油はもったいないので、馬油の瓶ごと湯煎にかけて、追加でドクダミクリームを作りました。
かき混ぜた泡だて器に付いたクリームをたっぷり塗ったところ、本当に一瞬すべすべになったので、お皿洗いで荒れた手をいたわってあげようと思います。
娘用に作ったクリームでしたが、残りの20gは私の手荒れ対策にします!
生葉で作ったクリームよりも日持ちするので、気を遣わなくて良いですね。
あなたもドクダミチンキがもし家にあるなら、ぜひドクダミクリームを作ってみて下さいね。
◆ドクダミチンキ剤は購入することもできます。チンキがあれば、化粧水やクリームを作り放題できますよ。