ガーデニングは好きだけど、そんなに手入れもしてられない!何とかほったらかしでも毎年お花が咲く庭にしたい・・!!
そんな風に思っている方も多いのでは?
わが家の花壇を去年の秋にテコ入れし、春にはお花がいっぱいのほったらかし花壇が完成しました!
- 植えっぱなしのチューリップの球根がどんどん増えてしまってる!
- 花壇が植えっぱなしですっかりゴチャついている!
- ほったらかしでも毎年花が咲くキレイな花壇を目指したい!
そんなズボラガーデナーの皆さん!秋にどーにもならなくなっていた花壇をリニューアルしたところ、春にはキレイな花壇が戻って来たのでレポします!
主婦インテリアコーディネーター&ズボラガーデナーのかりてりあです。去年の秋に花壇や庭をリニューアル!「ほったらかしでも毎年花が咲く」庭を目指して頑張ったその後の春の様子をレポします。「ほったらかしでもキレイな花壇を目指したい!」という方はぜひ観ていって下さいね!
かりてりあ
※注;マメなガーデナーさんは気にせず飛ばして下さいね!
めざせ!【ほったらかしでも毎年花が咲く花壇!】春に生まれ変わったお花満開の花壇
昨年の秋(11月)に、何年も植えっぱなしだったチューリップの球根を掘り出して整理し、大々的にリフォームしました。地植えしすぎて増えてしまったアイビーもまた、完全撤廃!ごちゃごちゃだった花壇が生まれ変わりました!
やる前はとーっても面倒だったのですが、掘り返してリニューアルして正解でした。ほったらかしでもキレイな春花壇にリニューアル出来たので、その様子をレポします!
「ほったらかしでも毎年咲く花壇」をめざして、秋にやったことは
- 植えっぱなしだったチューリップの球根を全て掘り返した
- 増えすぎたアイビーを全て抜いた
- 3年目となるピンクのチューリップの芽が出たものだけを再度植えなおした
- 植えっぱなしだったムスカリが広がっているのを整列させた
そうして新たにほったらかしOKの球根を仲間入りさせ、球根の芽が出る春先まではさみしいのでおなじみの1年草であるビオラやパンジーを植えておきました。
- ピンクと紺色のバイカラーの原種系チューリップの球根
- 白いクロッカスの球根
- 紫系のビオラ
- 白いパンジー
では「ほったらかしでも毎年咲く花壇」に生まれ変わった春の様子を紹介しますね。
まずは植えっぱなしだったチューリップの球根の様子から。
植えっぱなしチューリップは3年目でもしっかり咲いた
11月の秋に植えっぱなしだったチューリップの球根を掘り出し、小さな球根を排除したうえで芽が出てきている大きな球根だけを、再度配置良く植えなおしました。
春には植えっぱなしだったチューリップの球根は、鮮やかなピンク色の花を無事に咲かせました。
3月には蕾を付け始め
4月には花開いていました。
花が咲いたら来年のために早めに花茎を切り取り、お部屋に飾りますす。
残った葉は球根を太らすために、そのまま枯れるまで放置します。光合成をしっかりさせて栄養を球根に送ってあげるためです。
とうとう枯れてしまったら、葉を切り取ってお礼に肥料を与えます。
【球根ほったらかしポイント】
花茎は咲いたら早めに切り取る。葉っぱは枯れるまで光合成させる。
そこまですれば、植えっぱなしでもまた来年もチューリップが楽しめるわけですね!
植えっぱなしでもチューリップの球根の花が咲くかどうかは、コチラの記事で詳しく書いてます。
次に植えっぱなしOKのムスカリの球根の様子もみてみましょう。
植えっぱなしOKのムスカリは大きめの球根なら花が咲いた
ムスカリも3月にはカワイイ蕾のようなお花をつけてくれました!
ムスカリの球根は元々植えっぱなしOKなので、掘り返す必要は無かったのですが。何年も植えっぱなしだったため分球した球根がチューリップ球根と混ざってしまっていたので、昨年の秋に一度掘り返したものです。
小さめのちょっと先のとがった球根は、見るからにチューリップの球根とは違ったので、まあまあ大き目の球根を中心にレンガで区切った場所に固めて植えました。でも小さく分球したチューリップの球根はムスカリの球根と見分けが付きにくく、ムスカリの間からいくつかチューリップらしい葉っぱが生えていました(汗。でも気にしない、気にしない!笑)
ムスカリも分球してかなり小さな球根は、空いた場所に固めて埋めておきました。もしかしたら葉っぱが出て光合成をして球根が太るかもしれないと思ったのですが、小さな球根の場所からは特に葉は出ていないようでした。
※秋にまとめて植えなおしたムスカリの球根
※植えっぱなしOKのムスカリと1年草のビオラと多年草のクリスマスローズの春の様子
そうして新しく仲間に加わった球根もあります。
クロッカスが一番に春の訪れを告げる
3月の初めになると一番に春の訪れをお知らせしたのはクロッカスでした。ツンツンした尖った葉っぱがいくつか顔を出しています。
うっかりすると見落としそうないくらい小さいのですが。明らかに他の葉とは違うので、以外にわかりました。
花が咲くと小さな花なりにクロッカスは力強く、とても主張のある形をしてます。「春が来ましたよ!」と知らせる役目と感じさせるお花でした。
初めて植えた植えっぱなしOKの原種系チューリップもとても楽しみでした。
植えっぱなしOKの原種系チューリップは小さくて色がポップ!
「ほったらかし花壇」を目指すべく新たに花壇の仲間に加わったのは、ほったらかしでも毎年花が咲くと言われている原種系チューリップの球根。
4月の初めには、ビオラの間からツンツンした葉っぱと蕾が出初めました。
蕾が出るとその2日後には小さいけれど取っ手もポップな赤系のピンクと中が濃紺のバイカラーのカワイイチューリップが咲きました。
原種系のチューリップは去年初めて植えましたが、普通のチューリプよりも少し早めに蕾を付けました。
草丈はとても小さく、一緒に植えたビオラに埋もれてしまいそうでした。ビオラは広がって生えるので、もう少し余裕を持って離して植えればよかったかもしれません。
秋植えの1年草「ビオラやパンジー」は春にたくさんの花を次々と咲かせた
春に球根の花が咲くまでは殺風景となってしまうために植えたおなじみの1年草、ビオラとパンジー。



秋の間はあまり花付きも良くなく、冬の間は完全に成長が止まっているように見えたのですが。3月になると初めにビオラが早くも満開になりました。
その後パンジーもたくさん咲き始めました。
他にも植えっぱなしOKの球根を去年の秋に取り入れてみたので、春の様子を紹介しますね。
「ほったらかしでも毎年花が咲く庭」を目指した球根類と多年草をお庭に
秋のリニューアルは花壇だけでなくお庭の方もテコ入れしましよ。簡単に紹介しますね。
11月に植えたスノードロップと移植したアジュガが根付いてほったらかしOKに!
半日陰の庭には、初めてお迎えするほったらかしOKのスノードロップの球根を少しだけ植えました。スノードロップは本当に小さな球根でしたので、2袋くらい購入しても良かったかもしれません。
ときたま猫除けで茶ガラを土の中に入れていた(腐葉土代わりにも)ので、球根をキズつけてないかヒヤヒヤでしたが。葉っぱが出てきて一安心でした。
他の花壇から移植してきたアジュガもすっかり根付いてました。一緒に植えた白いスノードロップは小さな白い花が可愛かったですが、咲く時期がバラバラだったのでシャッターチャンスを逃してしまいました。。。
- スノードロップは半日陰でも育つ植えっぱなしOK球根
- アジュガはランナーで増えて移植できる便利なカラーリーフ
秋に植えた多年草もたくさんあります。
秋植えの多年草は毎年キレイに咲く&カラーリーフで年中キレイ
秋に植えたカラーリーフと多年草のお花も、春先とってもきれいでした。もちろん1年層のビオラもキレに咲きました。
おだまきブラックバロウもいつの間にか咲いて
いつのまにか散っていました泣。
プランターは1年草と組み合わせて!小さな球根は小花が愛らしい
プランターは植え替えがカンタンなので1年草と組み合わせると、寄せ植え風になって毎年楽しめますね。球根は秋に植え付けるだけです。ただしプランターの場合は、冬の間も時々お水は与えましょう。お水を忘れないためにも1年草との組み合わせがベストですね。
何という名前だったか忘れてしまい(汗)写真履歴をさかのぼると「プスキニア レバノチカ」という球根でした。
寄せ植えするととてもかわいい小さな小花でした。毎年楽しめそうです。
以上、秋に「ほったらかしでも毎年花が咲く」花壇や庭を目指して、秋にテコ入れしたその後の春の様子をお届けしました!
おまけ!小さなチューリップの球根は栄養たっぷりの土で育ててみよう
最後に秋に掘り出し球根の内、もう咲かなそうな小さな球根はほぼ捨てられたのですが。中くらいの球根が微妙で捨てることが出来ませんでした。
そこで空いていた花壇(あまり日当たりは良くないのですが)で球根を育てることが出来るか?試しに埋めてみました。
土をしっかり耕した後に堆肥をたっぷりすき込んで置き、中くらいの大きさの球根を所狭しと並べて埋めてみました。
春になると葉っぱがたくさん出てきました。何年か光合成を繰り返したら、いつかチューリップが咲くようになるかも?と淡い期待です♪
まとめ!ほったらかしでも毎年咲く花壇や庭は原種系チューリップ球根×多年草×1年草
あなたの庭にもしも植えっぱなし球根が植えてあったなら、一度春の花後に一旦掘り起こして整理してみましょう。
そうして花後の葉っぱがあるときに掘り返しましょう。葉っぱの無い時期に掘り返すと、どこに球根が埋まっているのかわからなくなってしまい球根を傷つける可能性があるからです。
大きな球根は来年も咲くのでもう一度植えなおしても構いません。本来は網に入れて風通しの良い場所で保管後に、秋に植え付けると良いでしょう。もしもまた植える場合は夏の休眠期は乾燥させましょう。詳しくは球根掘り返しの記事で。
春になって花が咲いたら早めに花茎を切り取り、葉っぱは枯れるまで光合成をさせましょう。花後はお礼肥を忘れずに与えて球根を太らせましょう。
小さめの球根は空いたスペースがあれば、栄養たっぷりのふかふかの土にしておき埋めてみるといつか花が咲くかもしれませんね。
【球根でもほったらかしでも花が咲く花壇やお庭の作り方】
- チューリップの球根の掘り返し時期は花後にする
- 植えっぱなし球根があれば一度整理して大きな球根だけ植える
- 植えっぱなしOKの球根と多年草を組み合わせる
- プランターなら球根×1年草を組み合わせると華やかになる
こうして植えっぱなしOK球根(ムスカリ、クロッカス、スノードロップ、原種系チューリップ等)と1年草を合わせて植えておくと、秋から春にかけてずっとほったらかしでも楽しめる花壇が出来上がります。
秋植え球根と一緒に、ぜひ一年草のビオラやパンジーも取り入れてみて下さい。春には満開のお花が楽しめるでしょう。