ポトスが大きくなってきました。そろそろ植え替えた方がいいかしら？見極めはどうするの？
室内の観葉植物で人気のポトス。
植え付けて数年たつと、鉢植えがいっぱいになり、そろそろ植え替えのタイミングということに。
この記事では初心者にも育てやすいポトスが、大きくなってきた時の植え替え方法を簡単い解説します
【主婦インテリアコーディネーター】
【筆者はこんな人】
・インテリアと植物が好きから観葉植物ハマる。
・数々の植物を枯らしながら日々栽培を楽しんでいる。
【この記事を書いた理由】
観葉植物初心者にもっとも育てやすいポトスの植え替えを、写真付きで紹介したい。
ポトスは植え付けて数年は順調に育ちますが、鉢が窮屈そうになってきたら、大きい鉢植えに植え替えの時期です。
- 葉が以前よりも小さくなった
- 鉢の中が根でいっぱいになってそう
- 鉢底から根が出てきた
- 水はけが悪くなった
- 株が増えて密度が高くなった
こんな症状が出てきたら、植え替えのタイミング。
放置してると根詰まりを起こして、下の葉が黄色くなってきたりします。
わが家のトイレのポトスもずいぶん大きくなってしまい、そろそろ植え替え時です。
現在は2月の中旬なので、もう少し暖かくなったタイミングで植え替えようと思います。
とその前に植え替えに必要なものや手順をおさらい。
また植え替えは、適した時期の方が成功しやすいので、次の項目で解説します。
ポトスの植え替え時期は、生育期の5～10月くらいの暖かい時期。
室内で暖かく育てている場合は、冬でも大丈夫です。
でも失敗無く元気に育てたい場合は、やはり生育期が植え替え後も元気に成長するので安心です。
- 一回り大きい鉢植え
- 観葉植物の土（またはブレンド：赤玉土6：腐葉土3：砂1）
- 鉢底石
- 鉢受け皿
- 土入れ
※ハイドロカルチャーの場合は、土の代わりに「ハイドロボール」などの用土や「ミリオン」などの根腐れ防止剤を用意しましょう。
植え替えには一回り大きい鉢を用意します。
土は排水の良い土をブレンドしても良いですが、観葉植物の土を使うと失敗が無いですね。土入れがあると、こぼれずに入れやすいです。100均でも売っているので、事前に用意しておくとよいでしょう。
◆室内用観葉植物の土：5L
主原料：鹿沼土、ココナッツファイバー、パーライト、赤玉土
特長：室内でも安心のコバエが寄りにくい天然素材
◆コスパ良し！観葉植物の土：12L（多肉植物にも使える排水性の良い土）
主原料：ココナッツファイバー、木質堆肥、パーライト、バーミキュライト
特長：マグネシウム配合で、葉の緑を濃くする
◆鉢底石 0.5L ネット入り
◆鉢植え 3号受け皿付き 小さなスペース置けるからポトスにピッタリ☆
◆鉢植え 4号 受け皿付き グリーンが映えるセメントプランター☆
ではポトスの植え替えの具体的な手順を解説します。
- 新しい鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底の土（軽石）を鉢の底が隠れるまで入れる。
- ポトスを鉢（ビニールポット）から出す。
- 古い土を1/3ほど落とす。
- 古い根は切り落とす
- 鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が隠れるくらい入れる。（または赤玉土の大玉）
- 鉢の中央にポトスを置いて高さ確認⇨低い場合はポトスの下に土を入れる。
- 鉢の縁から2～3cm下まで新しい土を入れる
- 10日～2週間は半日陰の場所に置く
こんな感じで植え替えてみましょう。土が落ちにくいときは、割りばしなどで軽くつつくとよいでしょう。
古い根を切り落とすことで、新しい根が生えやすくなります。
新しい土に植え付けた後は、軽く持ち上げてトン！と落とすか、割りばしなどで鉢周りをグサグサと挿したりすると、空気が抜けて鉢を土がしっかりと密着します。
植え替え時には根先のぼさぼさした細かい根は切っても大丈夫。黒くなってしまった根も切って取り除きましょう。
白い太い根はほぐすくらいにして、出来れば切らないようにしましょう。
多少傷んでしまっても、生育期ならすぐに元気を取り戻すので大丈夫です。
大きな鉢に植え替えたくない。同じくらいの大きさで育てたい。
そんな時は株分け、という方法もあります。
大きな株を2つに分けることで、小さめの鉢植えに収まるので、数も増えて大きすぎずに楽しめます。
新しい用土に植え付けた後は、しばらく直射日光の当たらない場所に置いて様子を見ましょう。
急に直射日光の当たる場所や、明るすぎる場所に置くと弱ってしまいます。
根が落ち着くまで10日～2週間は、暗い場所で養生します。
植え替え後は、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
土を十分に湿らせることで、土と根のスキマが無くなり、根からしっかりと水分を吸収することが出来るからです。
受け皿に流れ出た水は、一旦捨てましょう。
その後も乾いたらたっぷりと水やりをします。
そのまま放っておくと、根が息を出来ずに根腐れの原因になってしまいます。これは普段の水やりも同じことが言えます。
植え替えてみたけど元気がないと心配になりますよね。
そんな時はこんな点をチェックしてみましょう。
- 水やり後の受け皿の水は捨てていますか？
- 直射日光は当たってませんか？
- クーラーなどの風は当たってませんか？
くれぐれも慌てて肥料を与えるようなことは避けてくださいね。
根がしっかりしていないのに与えてしまうと、かえって負担になってしまいます。
あまり元気がない様なら、メネデールを希釈してたっぷりと与えてみて下さい。
水やりの代わりに与える感じでかまいません。そのうち元気になってくれますよ。
◆発根の強い神様：メネデール
ポトスが根詰まりしてきたな、と思ったら植え替えのタイミング。
根詰まりしてるかどうか見極めるポイントは⇩
- 葉が以前よりも小さくなった
- 鉢中が根でいっぱいになってそう
- 鉢底から根が出てきた
- 水はけが悪くなった
- 株が増えて密度が高くなった
植え替えには一回り大きな鉢植えに、新しい用土を使って植え替えます。
- 新しい用土で植え付ける
- 1/3下の方の根っこや古い土は落としてOK
- 植え付け直後はたっぷりと水やり（受け皿の水は捨てる）
- 植え付け後は半日陰で10日～2週間
- 落ち着いたら通常の日当たりで管理
根詰まりで元気がなくなったときには、ぜひ植え替えてみましょう！
◆のほほんとした表情の植木鉢。丸葉のポトスと合わせて癒し空間へ☆
◆ポトスを横並びに植えて、高いところから垂らしてもステキですね。小さなすき間に入るサイズ感。
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