キッチンのカップボードや食器棚。使い勝手が良いほど調理の効率がアップしますね。
- 使いやすさ重視ならダンゼンキッチンはオープン棚!という方
- 見せる収納が好きな方
- キッチンは使い勝手重視な方
- DIYが好きな方
この記事はそんな方に役立つ記事となっています。
かりてりあ
キッチンボードをDIYで作ってみよう!
👆イメージはこんな感じでした…
オープン棚と下台を作ることになったきっかけは、10年くらい使用した置き型のカップボードの引き出しがちょっとこわれかけて来たから。
壊れかけた「据え置き型のキッチンボード」(食器棚)
- 毎日使うカップや小皿を引き出し収納にたくさん入れていた
- 日々の忙しさの中でガンガン開け閉めしていた
こんなことが原因で、引き出しの背面がハガレかけていました。
かりてりあ
そう思っていた頃に、たまたま仕事先の業者さんからキッチンキャビネットを2つ譲り受けました。
貰ったキッチン収納で下台を作れる!?
貰ったキッチン収納は、一つは奥行きの深い(冷蔵庫と同じくらい)のトールパントリーと、もう一つはカウンター下に入れるキッチン収納。
【貰ったキッチン収納】
- 大型パントリー収納(ステンレスカゴ引き出し付き)
高さ:1900mm・奥行き:600mm・幅:600mm - 家電収納下台(下引き出し付き)
高さ:100mm・奥行き450mm・幅750mm
パントリー収納はかなり大型でしたので、元々食器棚に入っていた食器はほとんど収納できました。
乗せるだけのカウンター台作り
もう一つは、幅750mmの引き出し付き家電収納。通常はシステムキッチンの下に入るキャビセットです。
そこで、高さもちょうど良いので、この家電収納の上にカウンター材を乗せてカウンター台として使用することにしました。
そうだ!壁に憧れのオープン棚を付けよう!
👆こんなイメージです!
カウンター材を買って来て、低い方のキッチン収納(キャビネット)の上に乗せます。これだけだとグラつきますが、この上に電子レンジを置くことで、カウンターの台が安定します。
というわけで、カウンター材を買ってきて下台を。壁にはオープン棚を付けることにしました。
かりてりあ
キッチン収納は見せる収納が使いやすい!
壁付けのオープン棚➡普段使いの食器や食材を並べる
使い勝手も良さそうです。
キッチンを測って計画しよう!
キッチンの寸法を測ってから、どんな形にするかをよく考えます。それからサイズに合った材料、購入していきます。
キッチンの採寸とキッチンボード作り計画
キッチン全体の幅は2,580mm。冷蔵庫700mmとパントリー600mmを置くと、残りは大体1,200mmでした。(上の図面を参照)
よって750mmの家電収納のボックスの上に、1,200mmのカウンター材を乗せて、ちょうど良いサイズに調整します。
カウンター下の空き空間は、ゴミ置きスペースとします。
【必要な板材】
- カウンター部分;奥行450mm×幅1,200mm×厚み40mm
- 棚板;一番下;奥行250mm×幅450mm×厚み25mm
(電子レンジ横スペースに設置)
2段目;奥行250mm×幅1,200mm×厚み25mm(カウンターと同幅)
最上段;奥行250mm×幅1,200mm×厚み25mm(カウンターと同幅)
※最上段は高い位置なので、奥行きを造って出し入れしやすくした。
次に材料の購入です。
購入したもの
【材料】
- カウンター材(厚み40mm):長さ1,800mm×幅450mmの板×1枚
- 棚板材(厚み25mm):長さ1,800×幅250mmの板×2枚
- 木の塗料(水性):茶色
- 下地チェッカー(スライド式):下地の位置で赤く点滅するタイプ
- 白いアングル;大×4つ・小×5つ
- 紙ヤスリ
👆カウンターを塗った素材感の出る茶系の水性塗料
👆ヤスリは板の端切れに撒いて使用
キッチンのカウンター材や、オープン棚は、素材むき出しの板材を購入したので、彗星の塗料を購入し塗ることに。
貰ったもの
カウンターを乗せる台:高さ1,000mmの家電収納(引き出し付き)
カウンターを乗せてキッチンカウンターを作る収納は貰いました。おとmとキチンカウンターの下に使う家電収納用のキャビネット。カウンター材を上に乗せれば、それなりにキッチンカウンターっぽくなります。
【キッチンボード】カウンターとオープン棚をDIY
キッチンボードは、カウンター材を乗せるだけです。しかし幅を間違えてカットしたら、合わなくなってしまうので、採寸と材料の大きさは間違えない様に気を付けます。
- カウンターのサイズを決める
- 置くものを考えて棚板の奥行きを決定(奥行きは450mm)
- カウンターの板、棚板、塗料をホームセンターにて購入➡サイズカット
- カウンター・棚板に塗料を塗る➡二度塗り➡乾かす
- 家電収納にカウンターを乗せる
- 下地チェッカーで下地の位置にしるしをつける➡下地の位置にアングルを付け➡棚板を固定
- ゴミスペースにも小さな棚を付ける(ゴミ袋置き場)
順番はざっとこんな感じ。
①カウンターサイズを決める
カップボードを置く壁の幅をはかります。わが家のキッチンの冷蔵庫置き場も含めたスペースの幅は、約1650mm。
そこに大型キャビネット(幅600mm×奥行き600mm)を置くと、残りは1,200mm。
【全体壁幅2,580-(冷蔵庫幅700mm+スキマ)-パントリー幅600mm】
◆カウンターの幅➡1,200mmに決定!
すぐ横の小窓があるので、奥行き600mmのパントリーは窓を塞いでしまいます。よって、窓に干渉しない奥行きサイズの(カップボード標準の)450mmとしました。
◆カウンター奥行き➡標準的な450mmに決定!
※カウンター材は、こんな古材でもオシャレに仕上がりそうですね。長さ900~1000mmはコチラ
※長さ1110~1200mmサイズはコチラ
※長さ1410~1500mmはコチラ
②置くものを考えて棚板サイズを決定
◆棚板サイズ◆
- 【1、2段目】:幅1,200mm(カウンターと同幅)×奥行250mm。
- 【一番下の棚】 :幅450mm×奥行250mm
※カウンター上に電子レンジを置いた残りの幅
③カウンター材や材料をホームセンターで購入する
カウンターと棚板のサイズが決まったので、早速ホームセンターへ。
- 焼成した渋めの板
- 普通の素地板目のもの
色付けした小製剤の板と、シンプルな無塗装の板と迷いましたが、結局は「白木の素地板」を購入。
【購入した白木の板】
- カウンター材;長さ1,800mm×幅450mm×厚さ40mmの板×1枚
- 棚板材;長さ1,800mm×幅250mm×厚さ20mmの板×2枚
カウンター材は元々幅450mmの1800mmの長さの板を購入し、長さだけ1,200mmにカット。
棚板は3段にするので、3つにカットしてもらいました。
【カットコーナー】でカット依頼
◆カット費用:約1,000円
◆カットサイズ
- カウンター材:1,800長さの板×1枚(幅450)➡1,200mmの長さにカット
- 棚板:1,800の板×2枚(幅250)➡1,200mm×2枚・600mm×1枚にカット(あまり600mmの板)
私は板を購入し、色を塗りましたが。ここで思ったのが、もう一つの方法。
初めから好きなサイズと色のいたがあれば、とっても簡単です!オーダーで初めからたのめるから、カットしたり色を塗ったりの手間が省けます!👇
やっぱり自分で塗装もしたい!そんなあなたは無塗装の板を購入しましょう!
アングルは棚板の奥行きに合わせて購入しました。
- 300mmアングル(奥行450mmカウンター用として)×1つ
- 200mmアングル(奥行250mm棚板用として)×5つ
※アングル:棚板の下に当てて棚板を固定するL字金具のこと。
④カウンター・棚板に塗料を塗る
カウンター材・棚板を茶色の塗料(刷毛)で2度塗り
水性塗料で一度塗りだと薄めだっため、2度塗りをして乾かしました。
新聞紙を引いて、屋外のウッドデッキ上で晴れた日に作業しました。
⑤カウンターを家電収納上に乗せる
塗装したカウンター板➡キャビネット(幅750mm×奥行450mm×高800mm)上に乗せる
塗装したカウンターは、800mm高さの家電収納の台の上に乗せ、更にその上に重りのように電子レンジを置いて安定させました。
カウンターの方が長いので、下に出来たオープンスペースはゴミ置き場としました。
⑥下地チェッカーで下地の位置にしるしをつける
1.下地チェッカーを使って下地確認(鉛筆で下地部分にしるしをつけておく)
2.取り付けたい高さの壁面に棚板を当て、鉛筆でしるしをつける
3.下地のある個所にアングルをネジ留めして取り付けていく
4.アングルに棚板に乗せて棚板にネジ留めしていく
アングルは荷重がかかるので、必ず下地のあるところへ取り付ける。
幅450mmの1段目の棚板部分だけ、片側にしか下地が無かったため、片方は下地なしのところにアングルをネジ留めする。
小さい棚で重いものを乗せることは無いので、現在問題なく使用出来ている。
👇下地チェッカーは結構ピンキリなのですが、私はこの赤いチェッカーを使いました。
とても安く購入出来て、多少反応がわかりにくくて苦労しましたが何とか当てられました。
👇ちょっと高いですが、性能は良さそう!作業が早く進むかも!?
⑦ゴミスペースはOPENで使いやすく
カウンター(1,200mm)を乗っけた家電収納キャビネット(750mm)横の残りは空間が空いてるので、ゴミを置くスペースとしました。
更に余った棚板をアングルで壁付けして、ゴミ袋を置く棚をカウンター下につけたので、サッとゴミ袋を出してゴミ箱にセットできます。
【ゴミ置きスペース】➡カウンター下の空きスペース
【ゴミ袋置き用棚設置】➡上部に小さな棚板(幅450mm×奥行き300mm)を壁付け
因みに、青い壁は諦めました
壁をダークな水色にしたかったのですが、ホームセンターでは「壁紙に塗れる塗料」に良い色が見つかりませんでした。
そのホームセンターには原色系しかなく、鮮やかな青はどうしても抵抗があったのです。
塗料のカラーオーダーもあったのですが、かなり高額だったため断念してしまい壁は白のまでま諦めました。
・・・が!後からネットで壁紙に濡れる塗料を見つけてしまいました!しかも安い!!!結構いい色あるし!
かりてりあ
いつか時間のある時に、全部棚を外して壁の色塗りからやり直したいです。。。
👇後から見つけた壁紙にも濡れる塗料はコチラ!(泣)
DIYしてよかった!キッチン棚はオープンラックで大正解!
出来上がって実際、OPENラックは実に使いやすいです。
1.2段目は、普段使いのコップやご飯茶わんなどを収納。
電子レンジをカウンター上に置くことで重りとなり、カウンターが安定する。(特に釘やねじ止めなどはしていないが支障なく使えている)
OPEN収納の良いところは、扉を開けるワンアクションが無いので作業効率が良いです。
その他の食器は扉付きの大型キャビネットへ収納しているので、もちろんホコリも気になりません。
キッチン棚は隠す収納と見せる収納を使い分けると便利
いつも使うものはOPEN棚だと作業効率UP!
意外と楽しく作業できました。
壁を青く濡れなかったのが唯一の心残りです。
👇理想
👇現実
かりてりあ
リフォームでカップボードを頼むなら相見積もり
でもでも、自分でやるのはやっぱり大変。
キチンと理想通りのカップボードがいいな、と思ったら。カップボードをリフォーム屋さんで注文してみましょう。
そのためには優良工務店を紹介してくれる無料一括サイトで、相見積もりを取りましょう。