我が家の庭はさほど広くは無いのですが、中古マンションから新築戸建てへ引っ越してきた当初、小さな庭に元々植えてあった植栽や芝生に私は初め喜んでました。
玄関のカーポート部分には石の乱張りが施工されており、植栽部分とちゃんと分かれていました。
残りの三方向には、1メートルほどの庭とは呼べないくらいのちょっとしたスペースがあります。
初めのころは、このスペースを「隣家と近すぎずいいわ」なんてのんきに構えていたのですが。住み始めてこのスペースの恐ろしさに気づいていったのです。
こんなわずかなスペースでも、雑草がはびこるにはじゅうぶんな広さだったのです。
かりてりあ
雑草だらけの庭を何とかしたい!
初めのうちこそ、隣家との余裕のあるこの1メートルほどのスペースを喜んでいた私でしたが。
とんでもない!
名も無いような雑草がじゃんじゃん生えてきて、抜いても抜いてもつぎつぎ生えてくるんです。
終わりなき戦いの始まりでした。
初めから植えてあった芝生は、日陰のためかいまいち枯れてまばらになっており、余計に雑草がそこにはびこっていきます。通りがかりの野良猫には〇ンチをされる日々(泣。
「これは何とかしないと大変!」こうして私の雑草との戦いと防草対策の日々が始まりました。
しかし、この「防草対策」が曲者でした。
特にホームセンターの黒い「防草シート」なるもの。あれ、園芸用ですから!
初心者の人は失敗しがちだと思います。
あれは砂利の下に敷くようなものではありません!
よってこの記事では、その黒い防草シートを過信した私の失敗体験を赤裸々に語らせていただきます。
- 「雑草対策に園芸用防草シートを過信した失敗体験」
- 「抜いてもすぐに生えてくる絶対にのさばらせてはいけない要注意の雑草」
についてお話します。
この失敗体験が、こからお庭の雑草対策をしようと考えている方の少しでもお役立てればと思います。
【庭の雑草対策】防草シートと化粧石の大失敗例
庭の雑草対策は、裏庭、横、表側と三方向あるので、それぞれ対策を変えてやってみました。
【庭別雑草対策】
- 裏庭1;隣家と接している裏庭
👉半分;黒い不織布の防草シート+黄色い化粧砂利
👉残り半分;飛び石を敷いて道を造る - 表庭;道路に面したの東側の庭👉イエロークオーツストーンの飛び石
- 裏庭2;ウッドデッキと隣家コンクリ塀との隙間
👉半分;コンクリートブロックで花壇造り
👉残り半分;レンガで敷き詰め
ひとつひとつ見ていきましょう。
裏庭1;隣家と接している裏庭
まず、隣家と接している裏庭の半分はホームセンター購入の「黒い不織布の防草シート」を敷きました。
その上に黄色い化粧砂利を2キロ×6袋ほど上に敷き詰めました。面積にしたら、幅1メートル×距離3メートルぐらい。
残り半分は飛び石を敷いて道を造り、両サイドにはグランドカバーを植えました。
※写真では表に面した手前は日当たりがよく芝生が少し残ってます。
コチラ側の裏庭は、隣家との間で相当日陰なので日陰でも育ってくれる植物、「グレゴマ・バリオガータ」というほうふく性のグランドカバーにもなるものを選びました。
暗い日陰でも華やかになるように、斑入りにしてみました。
実際、斑入りの葉は日陰でも明るく輝き、葉の形は丸くてとてもかわいらしかったです。
[wc_row] [wc_column size=”one-half” position=”first”]※ランナーが伸びてどんどん増えます
[/wc_column] [wc_column size=”one-half” position=”last”]※紫の可愛い花が咲きます。
[/wc_column] [/wc_row]裏庭1;隣家と接している裏庭の半分👉黒い不織布の防草シート+黄色い化粧砂利
残り半分👉飛び石を敷いて道を造る
表庭;道路に面したの東側の庭
表庭の道路に面したの東側の庭は、幅も広くはないけど2メートルくらいはあったので、イエロークオーツストーンを飛び石風に敷きました。(失敗2;後述します)
表庭;道路に面したの東側の庭👉イエロークオーツストーンの飛び石
クオーツストーンがちょっと高かったので、半分はレンガを安く購入し、小道を造りました。
裏庭2;ウッドデッキと隣家の塀の30センチの隙間
裏庭2;ウッドデッキと隣家のコンクリ塀との30センチほどの隙間は、これまたほぼ日陰。
隙間でほとんど見えない部分なので、半分をコンクリートブロックを積んで縁取りし、すこし高めの花壇を造り手入れをラクしました。
ただの雑草対策用だったので、日陰でも育つみょうがなどを植えました。
半分は植木道具やプランターを置くためのスペースとして、雑草が生えないようにレンガで敷き詰めました。
裏庭2;ウッドデッキと隣家のコンクリ塀との30センチほどの隙間
👉半分;コンクリートブロックを積んで花壇造り
👉残り半分;レンガで敷き詰め
【庭の雑草対策】自分で敷くと大きく後悔するワケ
これで雑草対策もばっちり!そう、数年の間は楽しめたのです。
結局、ホームセンターの黒い防草シートは気軽に自分で敷けて良いのですがこれはあくまで園芸用。これがいきついた答えです。
砂利の下に敷くようなものでは無かったんですね。浅はかでした。
私の失敗は
- 失敗1:ホームセンターの黒い防草シートがう破れやすいの知らなかった
- 失敗2:歩く道のレンガや飛び石は沈んでいくことを忘れていた
ここの2つが防草対策の大きな失敗です。
恐らく家庭菜園などで軽く雑草対策するためのものですね。一時的なもの。
間違っても上に化粧砂利なんて敷いていけません!確実に破れます!
解説していきます。
失敗1:ホームセンターの黒い防草シートはすぐに破れる
ホームセンター好きの私は、この頃ホームセンターだけで雑草対策を考えてました。
そこで見つけたのが「黒い防草シート」👇こんなの
[wc_row] [wc_column size=”one-half” position=”first”][/wc_column] [wc_column size=”one-half” position=”last”][/wc_column] [/wc_row]※出典;コーナン通販サイトより
これが失敗でした。薄いペラペラの黒い不織布。の良く見ると織物の様にスキマもあります。
かりてりあ
更に追い打ちをかけてしまったのが
ペラペラの黒い防草シート+砂利の上
👆この組み合わせが最悪!
シート上に敷いた砂利の上を歩くことになるため、シートが薄いのでだんだん破けてくるんですね。
更には雑草対策といっても根っこで増えていくものには全く効果なし。
フチの処理も甘かったので、フチから雑草が生えるとさらに土がなだれ込み、どんどん土が上がってきました。
更には根っこで増えるドクダミなどの雑草が、石の間からも防草シートを破って生えてきてしまったんですね。
次に、石やレンガを敷いた通り道。
失敗2;飛び石は体重がかかることを忘れていた
[wc_row] [wc_column size=”one-half” position=”first”][/wc_column] [wc_column size=”one-half” position=”last”][/wc_column] [/wc_row]表庭のステキに敷いたつもりのとび石でしたが、何度も行き来しているうちに通り道の部分がどんどん沈んでいくんですね。
すこしは庭に転がっている石を集めて下地にしたつもりでしたが。全く甘かったです。
沈んだ道の周りには雨が溜まり、いつもジメジメ状態に。シダがじゃんじゃん増えていき、抜いても抜いても生えてきます。
レンガの小道も沈んでしまっているのでいつもジメジメ状態。間から容赦なくドクダミが生えてきます。
「もっとちゃんとしたレンガの敷き方をしないと、レンガの間からも生えてくるのか」
かりてりあ
特にこの根っこから生えてくる雑草については、生半可な対策では無理です。
そこで、
- とくに後悔した雑草対策2選
- とくに要注意な雑草2選
をまとめてみました。
※にっくき雑草のドクダミを抜いてみたところ・・・美肌に役に立つドクダミの利用方法はコチラの記事で👇
【ドクダミエキスの作り方】美肌にも健康にも!ドクダミローションを乾燥葉でオールシーズン作る方法
とくに後悔した雑草対策2選!
後悔1;黒い防草シート+砂利を敷いて後悔!
この中途半端に敷いた防草シートを撤去するのに、上に乗せた砂利を取り除くのが大変で本当に後悔しました。
- 不織布の防草シートは雑草対策としては、NG!
- 特に上に砂利敷き!➡破けて後悔!!
もっと丈夫なシートが後日見つかったので、こちらの記事で紹介してます。
後悔2;歩く道のレンガや飛び石を下地対策なしで敷いて後悔!
通り道は何度も行き来する場所なので、庭に転がっている石を敷くくらいではさほど効果はなかったようです。
ジメジメした土は格好のやっかいな雑草の住み家となってしまい、ホントに抜くのが大変で後悔しました。
レンガや飛び石を土の上にそのまま敷くと沈んで後悔する!
レンガや飛び石を敷くときは、しっかり下地造りをしてから敷いていった方が良いです。
レンガの正しい敷き方はコチラで解説しています。
特に要注意の雑草2選!+要注意植物
とくに要注意の雑草はドクダミとシダです。これらは植えなくても増えていく雑草ですが。
うっかり植えてしまって後悔の植物!「フキ」です。(実際は母が勝手に庭に植えていったのですが。)
要注意1;ドクダミは抜いてもまた生える!
隣家にドクダミが生えていたら要注意。
ドクダミは、抜いても根っこのかけらが少しでも残っているとそこからどんどん増えていくので油断大敵です。
また、歩く道が沈んでしまいジメジメした土に広がるのがシダ類。
要注意2;シダは根っこが大きくて丈夫!
シダは根っこが表に出ている部分の倍以上あります。
抜いたつもりでもちぎれてしまい、根っこが残るので、またすぐに生えてきてしまいます。
よって、シダは根っこをしっかり抜くのが重要です。
根は頑丈にはっているので、しっかり掘ってから抜くほうが確実です。
シダ類は胞子を飛ばしてじゃんじゃん増えるので、うっかり抜き忘れているとひどい目にあいます。
シダ対策としては、ジメジメしないようにすることです。
- 日陰を作らない
- 日当たりを良くする
- 歩く道がくぼまないようにする
そうして絶対に蕗をうっかり植えてはいけない。
要注意3;絶対に植えてはいけない植物はフキ!
フキもドクダミと同じで、抜いても根っこがかけらでも残っていたら、絶対に復活して増えていきます。
放置していると増え続けます。
フキは、植えるなら地下まで完全に区切られているスペースに植えるべきです。
- ドクダミ👉気を許すと根っこでじゃんじゃん増える
- シダ👉見逃すと胞子ですごい勢いで増える
- フキ👉やっぱり根っこでグングン増える
※にっくき雑草のドクダミですが、まさかの美肌効果をしって使ってみた記事はコチラから👇
【ドクダミエキスの作り方】美肌にも健康にも!ドクダミローションを乾燥葉でオールシーズン作る方法
まとめ:後悔する防草対策と要注意の雑草
ではまとめます!
まずは後悔する雑草対策からです。
【後悔する防草対策】
- 防草シート+砂利敷き
- 下地処理の甘い飛び石やレンガ敷き
次にやっかいな要注意の雑草と、絶対に植えてはいけない野菜です。
【要注意な雑草と野菜】
- ドクダミ
- シダ
- フキ
以上、防草対策の失敗体験と、要注意の雑草についてまとめてみました。
かりてりあ
後日、きちんと考えて最強防草シートを張って雑草対策しました!
そのリベンジ記事はコチラ。
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