庭に悩む人
でも、雑草は困る・・・。
家庭菜園やハーブを楽しみながら雑草対策もできるオススメな方法ってないかしら?
ガーデニングを楽しみながら雑草対策したいあなたにオススメなのが、ズバリ!「レンガ・タイル敷き」。
でも、ただ敷くだけだと意外な落とし穴が・・・
この記事を読むと「雑草対策としてレンガやタイルを敷くときに失敗しないコツ」がわかります。
主婦インテリア・コーディネーターの”かりてりあ”です。
戸建てへ引っ越してガーデニングを楽しむこと15年。何も育たないゴミだらけの土を、有機物を入れて根気よく改良してきました。おかげで雑草が増えたので、レンガで簡単な雑草対策をしてみました。良かったら参考にして下さいね。
★そろえるものや手順だけ知りたい方はコチラから項目へ飛べます。
⇩ ⇩ ⇩
雑草対策しながらハーブや野菜を楽しみたいあなたへ
雑草対策も色々あります。
- コンクリートで固める
- タイルやレンガをモルタルで固める
- 防草シートを敷き詰める
- 固まる砂で固める
- タイルやレンガを砂敷きする
今日提案するのは、最後の「タイルやレンガを砂敷きする方法」です。
【雑草対策】レンガやタイルをならべるだけDIYのメリット
雑草対策でレンガやタイルを固めずに、並べるだけのメリットはいろいろあります。
【レンガやタイルを並べるだけのメリット】
- 後からリフォームできる
- 施工が簡単(女性でも出来る)
- 間から間に生える可愛い野草も楽しめる
あとから庭の大改造をしたくなったりしたときに、モルタルやコンクリートで固めずにいるとリフォームがカンタンです。
また、並べるだけの雑草対策は女性でも簡単に出来ます。
また、しっかし対策する場合に比べてレンガやタイルの間から小さな小花が出てきて良い風合いになっていく楽しみもあったりしますよ。
◆おしゃれレンガを並べてみませんか?ホームセンターが近くに無くても、インターネット注文なら重いレンガを運ばずに自宅にレンガが届きます。
〇かわいい!ピンコロレンガ36個まとめ買い
〇スタンダードな赤レンガ10枚セット
※ハーブを育てる土についてはコチラの記事を参考に👇
ハーブは土で決まる!?育て方のポイント☆初心者向けに徹底解説!
※初夏にハーブを植えてみた記事はコチラで紹介しています👇
【雑草対策】レンガやタイルを並べるだけのデメリット
しかしただレンガやタイルを土の上に敷くだけだと、こんなデメリットも。
【レンガやタイルを並べるだけのデメリット】
- すぐ下が土なので色々な雑草がすぐに生えてしまう
- レンガやタイルを踏みつけるのでだんだん沈み込んでいく
- 沈み込んだレンガ周りは水が溜まりシダがはびこる
そんなこんなで後から後悔することになります・・・。
庭の雑草対策でレンガやタイルをDIYして失敗した過去
固めないレンガ敷きはおすすめですが、土の上に直にレンガやタイルを敷いてはいけない理由はこんな失敗談からです。。
実際に過去失敗した、筆者の体験談をお話しますね。
レンガやタイルをDIYして失敗した過去・・・
以前レンガやタイルを、いきなり土の上に敷き詰めてました。
数年間はキレイで楽しめていたのですが。庭に転がってた石を何となく集めて下に敷いてはみたものの・・・。
ガーデニングをするたびに行ったり来たり。土など重いものを持って何度も歩いていました。
そして裏庭のレンガ敷きも、母が植えて行ったフキがはびこり大変なことに・・・
かりてりあ
数年たつと何度も通る庭の道は、いつしか沈み込んでいき、そこへ雨が流れ込むのか湿った土にシダがはびこるように…。
※タイルの間にシダが…
日当たりもいまいちな庭なので、シダの大好物状態。シダは一度はびこると取るのが大変でした(泣。
※もっとしっかりした雑草対策をしたい方はコチラの記事へ!
庭の雑草対策を失敗しないためには下地が大事!
そこで!しっかり雑草対策も出来て、リフォームも可能なレンガ敷きの作り方のポイントを解説します!
それはレンガの下にしっかり下地を造ること!
では「レンガ・タイルの砂敷き」を、下地作りから順を追って解説します。
◆レンガ敷きはゴムハンマーがあると便利。たたくとしっかりレンガが安定します。
◆砂をならすのにあると便利な平らなスコップ
雑草対策のレンガやタイルは下地が大事!【準備編】
まずは、始める前に道具や材料をそろえましょう。
またどれくらいの数のレンガが必要なのか、面積をあらかじめ把握しておきましょう。
DIYでレンガやタイルを敷く前の準備
どれくらいの面積にレンガを敷くのか、土の範囲を決めます。
次に敷く予定の面積にいくつくらい必要か個数を割り出します。
【敷く前にやっておくこと】
- レンガを敷く範囲を決める
- 敷く範囲の長さと幅をはかる
- レンガを決めて敷く面積に必要な数を割り出す
(レンガの大きさにもよる) - レンガ・川砂・砕き石・ゴムハンマーを購入
こんな順番ですすめます。
敷く予定の範囲が決まったら、長さと幅を測って大体の広さを出しておきましょう。ざっくりで大丈夫です。
私の場合はだいたい1.2㎡くらいでした。
レンガやタイルを敷くときに用意するもの
用意したものはコチラを参考にしてください。
【用意するもの】:敷き設面積:約1.2㎡
- ゴムハンマー(ホームセンターで購入)
- スコップ(平らなのがあればなおよい)
- タガ(半分に割りたい場合のみ)
- 左官ブラシ(ほうきでもOK)
- レンガ:3コ×16列分(大きめのレンガ・硬めがオススメ)
- 川砂×4袋(敷厚:約4cm分くらい)
- 砕き石×4袋(敷厚:4cm分くらい)
※砕き石は砂利などではなく「路盤材」というものを購入
※砕き石・川砂とも大体1㎡に2~3袋➡厚み4cmくらい敷くのがオススメ
※ゴムハンマー・タガ・レンガ用ブラシ
◆レンガを半分にするならレンガタガネを使いましょう。
◆レンガを割るときは、トンカチを使いましょう。気の持ち手が手にやさしくフィットします。
◆砂をレンガの間に落としていく際に左官ブラシもあったら便利!
では、順を追って解説しますね。
1.レンガを敷く範囲を決める
まず初めにレンガを敷く範囲を決めます。
実際にレンガあれば、仮置きして決めていくとわかりやすいです。
2.敷く範囲の長さと幅をはかる
範囲が決まったら、そこにレンガをいくつ必要になるか範囲の幅や長さなどから個数を割り出します。
レンガの種類によって大きさが違うので、レンガをどれにするかまずホームセンターで下見して、決めて置くと良いですね。
3.レンガを決めて敷く面積に必要な数や量を割り出す
【焼成レンガがおすすめの理由】
焼成温度は高い方が防水率も高く苔も生えにくい➡焼成温度高めの硬めのレンガがおすすめ。
レンガの大きさをお店で確認し、敷く範囲にいくつくらい必要か考えて購入します。
わからない場合は、実際にレンガをいくつか買ってから地面に並べてシュミレーションするとイメージが描きやすいです。
私も30個くらい初めに購入して、一度並べてみて足りない分を後から買い足しました。
◆広い面積なら50個セット買い!コンクリート塗装でコケが生えにくい☆厚みもありしっかり。敷レンガなら一番のおすすめ品です。
4.使用する材料や道具を購入する
川砂は「厚みを4㎝として1㎡に3袋必要」と袋に書いてあり、敷く範囲が約1.2㎡だったので4袋を購入。
砕き石は、普通の砂利などではなく「路盤材」というものを購入。
これは、つぶすとコンクリートのように埋まる感じのもので砂利とは異なります。




路盤材でしっかり下地造りしましょう。1㎡なら4袋あれば十分です。
レンガを敷き詰めた後、土台にしっかりレンガを叩きつけて固定するためのゴムハンマーも購入。
ふつうのカナヅチを使ってしまってはレンガが割れてしまうので、必ずレンガ用のゴムハンマーをホームセンターで購入しましょう。
雑草対策のレンガやタイルをDIY!さっそく敷いてみよう!【実践編】
- 雑草を全て取り除く
- レンガを敷く面をスコップで削り平らにする
- 砕き石を敷く(推奨厚み約4cm)
- 砂を敷く(推奨厚み約4cm)
- レンガの間隔を少し開けて敷く
- ゴムハンマーでレンガを平らにならす
- 砂を上からまく
- タイルや石も下地を造り敷いていく
敷いていく順番はこんな感じです。
雑草を取り除いたら、すぐにでもレンガを敷いていきたいところですが。ぐっと我慢!
以前私が土の上に直接レンガを敷いて失敗しているので、ここは省かずしっかり下地作りをしましょう!
レンガやタイル敷きは下地作りが超重要です!
ではその大事な「下地作りからレンガを敷くまで」を、順を追って解説しますね。
1.雑草を全て取り除く
雑草という雑草をすべて取り除きました。
これ、私は躍起になって取りましたが、今考えると雑草も土に埋めてしまえば良い肥料になってよかったかもです。
レンガを仮置きして、置く位置を決めます。
2.レンガを敷く面をスコップで削り平らにする
レンガを敷く範囲が決まったら、地面を5センチくらい削ります。
レンガを敷くと高くなる分です。
余った土は花壇を作る予定の場所へ入れていきます。
掘った個所を全体的に地面が平らになるようにならして踏み固めます。
3.砕き石を敷く(推奨約4cm)
地面の上に4~5cmくらいの厚みで砕き石を敷いていきます。
化粧砂利などと違い、路盤材は踏みつけると砕けていい感じに埋められます。
敷いたら上からレンガなどでつぶしたり長靴でグングン踏みつけて平らにしていきます。
4.砂を厚めに敷く(推奨約4cm)
路盤材の上に、今度は川砂を約3~4cmの厚さで敷いていきます。
このとき、最後砂の表面も軽めのレンガなどで平らにならしておきます。
これで下地は完成です!
次にレンガを敷いていきましょう。
5.レンガの間隔を少し開けて敷く
端からレンガを敷いていきます。
互い違いにラインをずらした方がかっこいいと思います。
ただ、ここでずらすと外枠のラインがガタガタになり砂のかけるとき少し面倒でした。
これは普通に並べてしまっても良いかもです。
※または互い違いにレンガ敷きにする場合は、レンガを半分に割ると良いです。
「タガネ」という道具(レンガを割る金具)を使ってハンマーで半分に割り、敷く方法もあります。
◆レンガタガネ
このとき、レンガとレンガの間は少し開けておきましょう!(砂を流しいれる分の隙間)
6.ゴムハンマーでレンガを平らにならす
敷いたレンガがガタガタしていれば、ゴムハンマーでたたいてならしていきます。
無ければ足で踏みつけていってもよいでしょう。
7.砂を上からまく
レンガを一通り敷き終わったら、レンガの上から更に川砂をかけていきます。
最後にレンガ用ブラシで、レンガのすき間に完全に砂を落とし込んでいきます。
◆砂をレンガの間に落としていく際に左官ブラシもあったら便利!
(やわらかめのほうきでもOKです。)
これで完成です!
砂を落とし込むことによって、上を歩いてもレンガがグラグラせずに安定します。
砂が気になるなら最後に水を撒くときれいに仕上がります。
8.タイルや石も下地を造り敷いていく
タイルや石も同じように下地を造り、敷いていきます。
こちらはもともと敷いていた石を再利用しました。
一旦剥がして下地を敷きなおして、道幅を広めにリフォームしました。
👇一旦仮置き・・・「うーーん、これでいいのかな?」
👇後から花壇をつくることに変更し、間には化粧砂利を。(これも古いものを再利用)
こんな感じで石も完成です!
庭にレンガやタイルを雑草対策してみて
今回はしっかり下地対策をしたので、だいぶいい感じで持ちそうです。
レンガを敷いてみた感想
全体的には簡単でした。
でも下地造りの方は思ったよりかは大変でした。土は掘っていくととても固い部分もあったため、削る作業が意外と力仕事だったんです。
でもコンクリートなどで固めない分、後から変えられるので意外と気楽に出来ました。敷き方をワクワクしながらいろいろと並べて試行錯誤するのは楽しかったですよ。
数か月たってみて、雑草を抜く頻度もずいぶんと減りました。若干、ドクダミが顔出してますが…(笑)。
まーっ細かいことは気にしない!
注意点としては
腰を痛めないように袋はしゃがんで持ち上げよう!!
因みに私は翌日身体がガチガチになり、接骨院へマッサージに行きました。汗)
その後の様子
ピンコロという四角い石で囲った場所にはパプリカを。
レンガで囲った花壇には野菜やハーブ苗を植えてみました。
ピンコロで造った花壇の周りは他で余った「固まる砂」を間に入れてみましたが、結局雨で流れてしまいグラグラになってしまいました。
固まる砂を使う場合は、きちんと周りを囲った場所に流しましょう(笑)。
◆ピンコロで囲うだけの花壇を作ろう!お買い得:御影石ピンコロ12個セット
〇さび色
〇白
〇黒
数か月後、野菜たちが大きくなりました
家庭菜園とレンガの組み合わせがほっこり感満載です♪
だいぶ成長しました。
イタリアンパセリ
青汁に良く入っているケール
パプリカと一緒にシソとバジルも
パプリカは日当たりイマイチであまり黄色くなりませんでしたが、シソやバジルは半日陰で十分育ちました。
まとめ:レンガ敷きこんな人にオススメ♪
意外と簡単そう。。。そう思っていただけたでしょうか?下地はめんどうくさそう・・・そう思ったかもしれません。
ちょっと面倒ですけどそのあとの雑草対策度が全然ラクになったので、ぜひ頑張って下地からしっかりと敷いてみてくださいね!
レンガの砂敷きはこんな人にオススメです。
【レンガの砂敷き】~こんな人にオススメ!!~
- 雑草対策をしっかりしたい
- 除草剤などは使用せずに家庭菜園や食用ハーブも楽しみたい
- 後からリフォームでも変えられる庭造りにしたい
- 植物となじむ自然な感じが好き!
何と言ってもレンガと植物との相性がばっちりなところが嬉しいですね。
反省点としては・・・
結局しっかりしきらずにナチュラルに敷いてしまったところ、レンガの間の砂が意外と外へ流れ出てしまったんですね。特に端っこあたり。
今後の反省点としては、レンガを敷く範囲だけはきちんとレンガとモルタルで枠固めした方が、間の砂は流れ出ないと思います。
砂の流れが気になる方は、周りだけモルタルで固めることをおススメします。周りだけなら崩すときも簡単ですね。
とにかくポイントは下地です。
【レンガやタイル並べるだけDIYの成功point!】
砕き石と砂でしっかり下地を敷く
これに限ります。
雑草対策に困ったら、一度試してみくださいネ。
かりてりあ
砂利敷きはプロにお任せする
レンガ敷きは家庭菜園やハーブにも優しくて相性抜群ですね。
でもお庭を全て自分でやるとなると結構大変。お隣の家とのスキマ、ちょっとしたスペース。そんなところにも雑草はどんどんはびこります。
「全てDIYで敷くのは大変!」
そんなあなたの強い味方が「砂利110番」。自分で手に負えない庭のスペースもプロに任せればあっという間です。砂利は適切に敷くことで、防犯効果や防草効果もあります。
お見積もり後の追加料金は一切ないというから安心ですね。「1,600円~/㎡」10㎡からご相談出来ます。
まずはお見積もりをしてみてから、自分でやるか?プロに任せるか?半分ずつにするか?を決めても良いですね。
「砂利110番」は東証一部上場企業が運営する砂利敷きサービスなので、怪しい業者さんではありませんよ。
お急ぎの方でも♪24時間対応の「砂利110番」へ👇
\1,600円/㎡明朗会計の!/
※固まる砂で手軽に雑草対策!水を掛けるだけ!?雑草は生えて来ないの?固まる砂実践記はコチラの記事へ👇
カンタンに雑草対策するなら、固まる砂!敷くときの注意点とは?
※化粧砂利を自分で敷くなら、下に敷く防草シートが超大事です。失敗しないコツを伝授します👇
【雑草対策シート】ならザバーンが最強!ガッツリ防いでオシャレにDIY