ハワイアンショップに行くと必ず見かけるモンステラの柄。
実際の植物を見たことない人でも、ショップでよく見かけるのでモンステラを知らない人も居ないのではないでしょうか?
いかにも南国の植物といういでたちのモンステラは、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。
かりてりあです。戸建てに引っ越してからガーデニングにハマり、最近では室内の観葉植物に癒されてます。この記事では、最近我が家にやってきた「モンステラ」の育て方から増やし方までまとめてみました。モンステラに癒されたい方はぜひこれを参考に育ててみてくださいね!
主婦インテリアコーディネーター
>>>陶器鉢で届くモンステラ《5号~9号鉢》
ポストに届く小さな幸せ【花の定期便(タスハナ)】
植物名 モンステラ
学名 Monstera
科名 サトイモ科
属名 モンステラ属
原産地 熱帯アメリカ
- 草丈 30cm~2m
- 耐寒性 弱い
- 対処性 強い
- 耐陰性 強い
- 花色 白
モンステラはアメリカの熱帯雨林の着生植物で、パキラやガジュマルと違って木の幹を持たない「多年草」です。
茎をのばして成長していき「気根」という根っこのようなものを空中に伸ばし、樹木やヤシの木などに着生して育つ、つる性の植物でもあります。
日本でも40種類もの品種があるそうで、丈夫で育てやすいので観葉植物として人気です。
モンステラは基本丈夫で育てやすい植物ですが、寒さに弱いので温度管理も大事です。
まずは枯らさず育てるポイントを紹介します。
- 温度管理
- 水やりポイント
- 置き場所
- 土
- 肥料
- 植え替え
特に大事なのが
- 水やりポイント
- 置き場所
モンステラは水が好きな植物なのですが、土がいつも湿っていると根腐れを起こし葉っぱが枯れてしまいます。
- 水やりポイントがわからず枯れてしまう
- 日当たりが悪いと葉ばかり伸びて樹勢が乱れる
水やりポイントは季節ごとにも多少違うので、次の項目で解説します。
適温は15~30℃くらい
生育温度が15~30℃なので、日本では春から夏にかけてよく育ちます。
高温には強く低温に弱いので、冬は霜に当たらないよう気を付けましょう。
水やりは夏と冬とで異なります。
- 土の表面が乾いたらたっぷり
- 真夏は特にやりすぎは根腐れのもと
- 土が湿ってるときは止める
- 鉢底に水を溜めたままもNG
- 秋になったら水やりを減らす (気温15度以下が目安)
- 冬は根から吸い上げる力も弱くなる
- 乾燥気味に管理
- 土の表面が乾いてから、5~10日ほどあける ※断水することで寒さに強くなる
また休眠中の冬は、あまり水を与えてはいけないのですが、室内h蛙暖房などでかなり乾燥します。水を吹きかけてやるなど工夫が必要です。
【冬の室内管理は葉水が大事】
葉水は霧吹きで全体に水分を与えること。
水やりを控える代わりに「葉」や「気根」へ水を振りかけるようにしましょう。
特にモンステラは葉っぱが広くホコリもたまりやすいので霧吹きで葉の表面と気根に水を与えると良いようです。
モンステラは耐陰性があるので室内でも大丈夫なのですが、日光が当たった方が健康に育つようです。
あまり日が当たらない場所で育てるとヒョロヒョロと弱い株になってしまいます。
そんなときは、たまに日光の当たる場所に移動し日に当ててあげましょう。
とはいえ直射日光は苦手なので、カーテン越しにあたる程度の場所に置きましょう。
また、エアコンの風に直接当てないのは他の観葉植物も同じですね。
- 直射日光は苦手
- 日陰すぎても元気がなくなる
モンステラは高温多湿を好む植物ですが、水はけの悪い土は根腐れを起こしてしまいます。
観葉植物の土2:赤玉土1:鹿沼土1
この割合で育てると排水性が良く、モンステラがうまく育つようです。。
【コバエ対策は土の表面にひと工夫】
土の表面を鹿沼土や化粧石など無機質なもので覆うとコバエが増えにくいようです。
ぜひ試してみてくださいね!
モンステラは丈夫な性質なので、肥料は無くても日光と水で充分に成長するようです。
もしも与える場合は生育期(5~10月)の2か月に1回、緩効性固形肥料を根元に与えましょう。
さらに液体肥料を水やりの代わりに与えるとグングン成長するようです。
大きくさせたい方は、成長期にプラスしてみてくださいね!
※なお冬は休眠期なので肥料は与えないようにしましょう。
さらに緩効性固形肥料(1回/2か月)+液肥(水やり替わり)を与えると大きく成長する。
植え替え時期:5~9月
鉢の底から根が出るようになったら、植え替えの時期です。
植え替えの時期は休眠期を避け生育期に行います。
※生育期に植え替えをするメリット
植え替え中に根をキズ付けてしまった時もすぐに回復する。
剪定時期:5~9月
モンステラは多年草であり、木立性で自立するような樹木では無いのが特徴。
なので定期的に選定をして、支柱を立てて上へフォローする必要があります。
剪定時期は生育期なので、植え替え時期と同じです。同時にやると面倒無いですね!
日光が足りない
モンステラは日陰でも育つのですが、ずっと室内の暗い日陰で育てていると元気がなくなります。
それでも日陰の場所に置きたい場合は、1週間の内数日だけ日光浴をさせるようにしましょう。
その際は葉やけに注意です。
強い直射日光に当てる
長時間日光浴をさせる
この2つは、葉やけを起こすので気を付けましょう。
水が足りない
生育期のモンステラは水が必要です、水切れに注意しましょう。
特に夏場は朝夕水やりするくらいでちょうど良いです。
【水やりポイント!】
鉢底から流れ出るまでたっぷり(土の空気が入れ替わるように)
根詰まり・根腐れを起こしている
成長して鉢がパンパン状態で放置していると、根詰まりをしてしまいます。
放っておくと根腐れし、葉が枯れてしまいます。
様子を見て株分けするか、大きな鉢に植え替えましょう。
モンステラの毒性や気根について、その謎に迫ります。
モンステラの樹液は毒性があるの!?
モンステラの樹液には「シュウ酸カルシウム」が含まれているそう。
これが皮膚や粘膜に付着するとかぶれるので、剪定時には手袋をするなど注意しましょう。
特に小さなお子さんやペットなどが要る場合は気を付けましょう。
モンステラの樹液に注意!:樹液がかぶれるので、幼児やペットのいる家庭は注意です。
モンステラの花や実
なんと、モンステラって白い花が咲くそうです。
しかもそのまま放っておくと実が成るそう。
実は熟すれば食べることもできるって知ってましたか?どんな実なんでしょう。興味津々です。
でもモンステラを室内で育てた場合は花も実もならないそうです。
外で大株に育てると、モンステラのお花に会えるかもしれませんね!
モンステラの気根
モンステラの茎から生える茶色い根っこのようなものを「気根」といいます。
気根は空気中の養分や水分を吸収する。
気根はなるべく切らずに支柱や株に巻き付けたり、先を土に埋めるようにしましょう。
モンステラは基本は病害虫に強い観葉植物ですが、まれにハダニやカイガラムシの被害にあうそう。
- 発生時期:夏や暖房効いた冬に発生・室内での乾燥時に発生
- 発生場所:葉裏に住みつく
- 予防:霧吹きで予防できる
- 対策:多いときは「園芸用殺ダニ剤」でやっつける
住み着いた部分を切り取る
- 発生時期:夏に発生する
- 発生場所:茎や葉に住みつく
- 被害:カイガラムシの糞は黒スス病の原因になる➡枯れる
- 対処:早めに捕殺
カイガラムシの成虫:硬いカラで身体を覆い駆除が難しくなる➡歯ブラシでこする
モンステラは勢力が旺盛で増やしやすい観葉植物。モンステラを増やすには、3つの方法があります。
- 挿し木
- 茎伏せ
- 株分け
- 適期:5~7月
- 気温:20度前後 ※湿度が高い環境が良い
2~4枚の葉と根の付いた茎を土に植え込み、とにかく根が出るまで水やりをします。
- 葉の付いてない短めの茎を土に寝かせる
- 挿し木より時間がかかる
聞く伏せは、節ごとに細かく茎をカットして、土に押し付けて初根させる方法。もっとも多く増殖出来る方法です。
- 植え替えと同じタイミングですると良い
- 古い土を落として根を広げて分けて新しい土に植え替える
株分けは他の植物でもポピュラーな方法。鉢が窮屈になってきたタイミングで行います。
モンステラ丈夫で育てやすく初心者にもオススメな観葉植物。
- 排水性の良い土に植える
- 日当たりの良い室内へ置く
- 水切れ注意!!
この3つのポイントさえ気を付けていれば、室内でも多少日照不足でも、モンステラはカンタンに育てることができます。
水やりのポイントは夏は朝晩たっぷりと、冬は控えめに乾燥気味でしたね。
肥料もそれほど必要としませんので、気になる方はぜひモンステラをお部屋で育てて、あのユニークで癒される葉っぱを見ながら癒されてみませんか?
もちろん屋外で育てて、お花や実を楽しんでみるのも楽しいかもしれませんね!
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ハワイアンショップに行くと必ず見かけるモンステラの柄。
実際の植物を見たことない人でも、ショップでよく見かけるのでモンステラを知らない人も居ないのではないでしょうか?
いかにも南国の植物といういでたちのモンステラは、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。
かりてりあ
主婦インテリアコーディネーターのかりてりあです。
戸建てに引っ越してからガーデニングにハマり、最近では室内の観葉植物に癒されてます。
この記事では、最近我が家にやってきた「モンステラ」の育て方から増やし方までまとめてみました。
モンステラに癒されたい方はぜひこれを参考に育ててみてくださいね!
>>>陶器鉢で届くモンステラ《5号~9号鉢》
ポストに届く小さな幸せ【花の定期便(タスハナ)】
モンステラってどんな植物?
- 植物名 モンステラ
- 学名 Monstera
- 科名 サトイモ科
- 属名 モンステラ属
- 原産地 熱帯アメリカ
【モンステラの特徴】
- 草丈 30cm~2m
- 耐寒性 弱い
- 対処性 強い
- 耐陰性 強い
- 花色 白
モンステラはアメリカの熱帯雨林の着生植物で、パキラやガジュマルと違って木の幹を持たない「多年草」です。
茎をのばして成長していき「気根」という根っこのようなものを空中に伸ばし、樹木やヤシの木などに着生して育つ、つる性の植物でもあります。
日本でも40種類もの品種があるそうで、丈夫で育てやすいので観葉植物として人気です。
モンステラを枯らさず育てるポイントは?
モンステラは基本丈夫で育てやすい植物ですが、寒さに弱いので温度管理も大事です。
まずは枯らさず育てるポイントを紹介します。
- 温度管理
- 水やりポイント
- 置き場所
- 土
- 肥料
- 植え替え
特に大事なのが
- 水やりポイント
- 置き場所
モンステラは水が好きな植物なのですが、土がいつも湿っていると根腐れを起こし葉っぱが枯れてしまいます。
- 水やりポイントがわからず枯れてしまう
- 日当たりが悪いと葉ばかり伸びて樹勢が乱れる
水やりポイントは季節ごとに違うので、チェックしてみてくださいね。
①温度
適温は15~30℃くらい
生育温度が15~30℃なので、日本では春から夏にかけてよく育ちます。
高温には強く低温に弱いので、冬は霜に当たらないよう気を付けましょう。
②水やり
【春・夏:生育期】
- 土の表面が乾いたらたっぷり
- 真夏は特にやりすぎは根腐れのもと
- 土が湿ってるときは止める
- 鉢底に水を溜めたままもNG
【秋・冬:休眠期】
- 秋になったら水やりを減らす
(気温15度以下が目安) - 冬は根から吸い上げる力も弱くなる
- 乾燥気味に管理
- 土の表面が乾いてから、5~10日ほどあける
※断水することで寒さに強くなる
【冬の室内管理は葉水が大事】
葉水は霧吹きで全体に水分を与えること。
水やりを控える代わりに「葉」や「気根」へ水を振りかけるようにしましょう。
特にモンステラは葉っぱが広くホコリもたまりやすいので霧吹きで葉の表面と気根に水を与えると良いようです。
③置き場所
モンステラは耐陰性があるので室内でも大丈夫なのですが、日光が当たった方が健康に育つようです。
あまり日が当たらない場所で育てるとヒョロヒョロと弱い株になってしまいます。
そんなときは、たまに日光の当たる場所に移動し日に当ててあげましょう。
でも、直射日光は苦手なのでカーテン越しにあたる程度の場所に置きましょう。
また、エアコンの風に直接当てないのは他の観葉植物も同じですね。
- 直射日光は苦手
- 日陰すぎても元気がなくなる
④土
モンステラは高温多湿を好む植物ですが、水はけの悪い土は根腐れを起こしてしまいます。
観葉植物の土2:赤玉土1:鹿沼土1
この割合で育てると排水性が良く、モンステラがうまく育つようです。。
【コバエ対策は土の表面にひと工夫】
土の表面を鹿沼土や化粧石など無機質なもので覆うとコバエが増えにくいようです。
ぜひ試してみてくださいね!
⑤肥料
モンステラは丈夫な性質なので、肥料無くても日光と水で充分に成長するようです。
もしも与える場合は生育期(5~10月)の2か月に1回、緩効性固形肥料を根元に与えましょう。
さらに液体肥料を水やりの代わりに与えるとグングン成長するようです。
大きくさせたい方は、成長期にプラスしてみてくださいね!
※なお冬は休眠期なので肥料は与えないようにしましょう。
さらに緩効性固形肥料(1回/2か月)+液肥(水やり替わり)を与えると大きく成長する。
⑥植え替え
植え替え時期:5~9月
鉢の底から根が出るようになったら、植え替えの時期です。
植え替えの時期は休眠期を避け生育期に行います。
※生育期に植え替えをするメリット
植え替え中に根をキズ付けてしまった時もすぐに回復する。
モンステラの選定・支柱立ては必要?
剪定時期:5~9月
モンステラは多年草であり、木立性で自立するような樹木では無いのが特徴。
なので定期的に選定をして、支柱を立てて上へフォローする必要があります。
剪定時期は生育期なので、植え替え時期と同じです。同時にやると面倒無いですね!
モンステラの元気がないとき
日光が足りない
モンステラは日陰でも育つのですが、ずっと室内の暗い日陰で育てていると元気がなくなります。
それでも日陰の場所に置きたい場合は、1週間の内数日だけ日光浴をさせるようにしましょう。
その際は葉やけに注意です。
強い直射日光に当てる
長時間日光浴をさせる
この2つは、葉やけを起こすので気を付けましょう。
水が足りない
生育期のモンステラは水が必要です、水キレに注意しましょう。
特に夏場は朝夕水やりするくらいでちょうど良いです。
【水やりポイント!】
鉢底から流れ出るまでたっぷり(土の空気が入れ替わるように)
根詰まり・根腐れを起こしている
成長して鉢がパンパン状態で放置していると、根詰まりをしてしまいます。
放っておくと根腐れし、葉が枯れてしまいます。
様子を見て株分けするか、大きな鉢に植え替えましょう。
モンステラって毒性あるの?気根って何?
モンステラの毒性や気根について、その謎に迫ります。
モンステラの樹液は毒性があるの!?
モンステラの樹液には「シュウ酸カルシウム」が含まれているそう。
これが皮膚や粘膜に付着するとかぶれるので、剪定時には手袋をするなど注意しましょう。
特に小さなお子さんやペットなどが要る場合は気を付けましょう。
モンステラの花や実
なんと、モンステラって白い花が咲くそうです。
しかもそのまま放っておくと実が成るそう。
実は熟すれば食べることもできるって知ってましたか?どんな実なんでしょうね?
でもモンステラを室内で育てた場合は花も実もならないそうです。
外で大株に育てると、モンステラのお花に会えるかもしれませんね!
モンステラの気根
モンステラの茎から生える茶色い根っこのようなものを「気根」といいます。
気根:空気中の養分や水分を吸収する。
気根はなるべく切らずに支柱や株に巻き付けたり、先を土に埋めるようにしましょう。
モンステラの病気・害虫
モンステラは基本は病害虫に強い観葉植物ですが、まれにハダニやカイガラムシの被害にあうそう。
*ハダニ
- 発生時期:夏や暖房効いた冬に発生・室内での乾燥時に発生
- 発生場所:葉裏に住みつく
- 予防:霧吹きで予防できる
- 対策:多いときは「園芸用殺ダニ剤」でやっつける
住み着いた部分を切り取る
*カイガラムシ
- 発生時期:夏に発生する
- 発生場所:茎や葉に住みつく
- 被害:カイガラムシの糞は黒スス病の原因になる➡枯れる
- 対処:早めに捕殺
カイガラムシの成虫:硬いカラで身体を覆い駆除が難しくなる➡歯ブラシでこする
モンステラの増やし方
モンステラは勢力が旺盛で増やしやすい観葉植物。モンステラを増やすには、3つの方法があります。
- 挿し木
- 株分け
- 茎伏せ
挿し木
- 適期:5~7月
- 気温:20度前後
※湿度が高い環境が良い
2~4枚の葉と根の付いた茎を土に植え込み、とにかく根が出るまで水やりをします。
茎伏せ
- 葉の付いてない短めの茎を土に寝かせる
- 挿し木より時間がかかる
- 多く増殖出来る
株分け
- 植え替えと同じタイミングですると良い
- 古い土を落として根を広げて分けて新しい土に植え替える
モンステラの育て方・まとめ
モンステラの育て方のポイントをまとめます!
- 排水性の良い土に植える
- 日当たりの良い室内へ置く
- 水切れ注意!!
いかがだったでしょうか?
基本は、モンステラ丈夫で育てやすく初心者にもオススメな観葉植物なので、ぜひあの葉っぱをインテリアで楽しんでくださいね!
もちろん屋外で育てて、お花や実を楽しんでみるのも楽しいかもしれませんね!
ポストに届く小さな幸せ【花の定期便(タスハナ)】
観葉植物を風水に効果的に置いてみよう!【人気観葉植物12選】そのオススメの置き場所を徹底解説
モンステラを風水に効果的に置いてみよう!風水的おすすめの場所や方角は?