キッチンに浄水器を装備する家庭が一般的になってきましたね。
ですが一口に浄水器と言っても、色々な種類があります。
浄水器は、水道水に含まれる残留塩素やトリ ハロメタンなどの不純物を取り除いたり減少させる装置です。
おおまかに分けると5つのタイプに分類 されていますが、その機能や性能の違いは、意外とわからずに使用している方が多いのではないでしょうか?
水にこだわる主婦
かりてりあ
毎日飲む水が大切なわけ
人は食べ物が無くても30日は生きるとらしいです。
反対に、水無しでは7日ともたないそうです。
私たちが健康に生きていくために、水は欠かせない大切なものだということです。
水にこだわる主婦
健康に毎日元気で暮らしていくためにも、安心・安全な美味しい水を、生活に取り入れていきたいですよね?
かりてりあ
水にこだわる主婦
そこで、浄水器を正しく選んで使えるよう「浄水器の種類や性能の違いとその安全性」を検証してみました。
ではさっそく、浄水器の種類から見ていきましょう!
浄水器の種類は5つある
【スパウトイン式】
給水栓と浄水器が一体型になったタイプ で浄水栓ともいいます。 シャワーヘッド内 に小さなカートリッジが組み込まれたタイ プです。
【据置式】
浄水器本体をキッチ ン上、または壁に設置 するタイプです。
【蛇口直結型】
蛇口に浄水器本体を直接 取り付けて使用します。 家 庭で比較的簡単に取り付 けられるタイプです。
【ビルトイン型】
キッチンの下に浄水器を 設置し、 専用の水栓を取 り付ける本格的なタイプ です。
【ポット式】
水差し容器と一体型で持 ち運びができるコンパクト な浄水器です。
色々な浄水器の中でも、ビルトインタイプのボトル型カートリッジはより性能が良いそうです。
浄水器のろ過能力の比較
たとえば、ビルトインと一体型のカートリッジの除去物質の数が同じだったとします。
*ビルトイン水栓用:シンク下にセットするボトル型のカートリッジ
*スパウト型(一体型)水栓用:水栓の中に内蔵される筒状のカートリッジ
しかし、浄水の仕組み状「一体型」よりも「ビルトイン」の方が水の滞留時間が長いので、同じ除去物質数でも浄水の精度がビルトインの方が良いそうです。
ビルトインのカートリッジの除去物質:13物質 > 水栓内蔵型のカートリッジの除去性能:13物質
※ボトル型カートリッジの方が水が通る時間が長い
※内蔵型のカートリッジは一瞬で水が通るしくみ
浄水器はとても信頼のおける浄水性能だということ。さらにはビルトインの浄水性能がより優れている理由がわかっていただけたでしょうか?
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浄水器って本当にキレイになるの?メイスイで検証してみた
浄水器の中にはヤシがらや活性炭が入っており、色々な物質をろ過します。
こちらではメイスイの浄水器ボトルカートリッジ[izumio]を例にとって紹介します。
以下はボトルタイプのカートリッジの断面図です。
このように、2つのろ過材が色々な物質を除去する仕組みになっています。
ボトルタイプの浄水器は、下記の図の様に一旦ボトル内へ水道水を取り込んでろ過し、その後水栓へその水を出していきます。
2つのろ過材がある程度の時間をかけてろ過して不要な物質を除去していくので、より浄水性能が優れて発揮できるわけですね!
※水道直結型だから使うほどお得!
月額定額制だから安心!
⇩ ⇩ ⇩
では、次にカートリッジの交換に最適な時期というか間隔などはあるのでしょうか?
それでカートリッジ交換の間隔をあけてもよいのかな?って思ったけど、実際は違うみたい。
かりてりあ
フィルターのカートリッジ交換の最適な時期は?
たとえ使用頻度が少なくても、カートリッジ内に蓄積された不純物が1年以上を経過すると衛生的にもよろしくないとのこと。
ビルトイン浄水器でボトルタイプの浄水器で水をおいしく安全に使うためには、1年を目安に交換、内蔵型の場合は3.4か月に一回を目安に交換すると良いそうです。
とくにビルトインタイプは、良い品質の水を使用するためにも「1年に1度のカートリッジ交換と定期的なメンテナンス」を心がけましょう。
人数や使用水量によって3タイプの浄水器カートリッジがあるそうなので、家族構成が変わった場合はカートリッジの交換だけで対応できるようです。
古い浄水用カートリッジの中身は?
では、古いカートリッジの中身には一体何が入っているのでしょうか?
- ヤシガラ粒状活性炭
- 繊維状活性炭
- 中空糸膜
カートリッジの中は、目に見える汚れだけでなく目に見えない有機物や不純物もしっかり取り除いて居ます。
目に見える鉄さびやにごりなどの汚れとは別に、浄水器は水道水の有害物質である有機塩素化合物や農薬などの化学物質・カルキなども取り除いています。
これらの物質は目には見えませんが、1年間使用するとカートリッジ内には鉄さびやにごりで変色が見られることもあるそうです。
水にこだわる主婦
使用済み浄水カートリッジの捨て方
では、使用済みのカートリッジはどうやって捨てたら良いでしょうか?
使用済みカートリッジ捨て方➡不燃ゴミ
各自治体の区分にしたがって捨てましょう。区分が不明な場合は、不燃ゴミになります。
浄水器の水よりもペットボトルの水の方が安心なの?
一般的に、浄水器の水を持ち歩くと心配な方は、ペットボトルで水を購入する方も少なくありませんね。
「ペットボトルの方が安心」
そう思っている方も多いのでは無いでしょうか?
水道水の検査項目がペットボトルより多い!?さらにきれいな浄水した水
どちらも自然水を水源としている点は同じですが、検査項目の少ないペットボトルの水と違い、検査項目の多い水道水を更にろ過しより安全で美味しい水にしたのが浄水器の水なんだそう。
ペットボトルの水よりも浄水器の方が水の検査項目が多く厳しいというのは、意外でした。
まさに「目からうろこ」ですね!
※Microsoft Word – 網掛調整(分科会資料)清涼飲料水等の規格基準改正
👆ペットボトルもだんだん基準が厳しくなるようですが。
浄水器はぺットボトルよりもコストが安く済む
コスト的にも、ペットボトルで毎回買うよりも浄水器の水の方が安くすみますよね。
《水道代比較》使うほどにお得になるらしい・・・
※水のコスト比較/出典:メイスイホームページ
冷たい水は美味しく感じる真実!飲み比べは常温でするべし
水にこだわる主婦
そんな声が聞こえてきそうです。
かりてりあ
山の湧き水やペットボトルの水は冷えている事が多いですよね?
だから美味しく感じるということもあるみたいです。
常温で飲み比べてみると、浄水器の美味しさがわかるようですよ。
※水の味比べ方法
「そうはいっても、浄水器の水って塩素も抜けてるし。持ち歩いても大丈夫?安全なの?」
そんな疑問も出てきますよね。
答えは、「短時間なら大丈夫」だそう。
ただし、持ち歩いている水の場合は「口を付けたら早めに飲み切りましょう!」
これはペットボトルの場合でも同じですね!
結論!ビルトイン浄水器の水が一番安全で安いという真実!
というわけで検証の結果、いわゆる
ミネラルウォーターと呼ばれるペットボトルの水よりも浄水器の水が安心
ということがわかったかと思います。
そうして
浄水能力は浄水器一体型水栓よりも、ビルトインタイプがより安心な水
ということがわかりましたね。
そうは言っても日常で使う水は使い勝手も大事なので、用途やライフスタイルに合わせて
ビルイン・水栓一体型・ポット式・ペットボトル
をうまく使い分けて快適に安全な水を利用できるとよいですね!
※参考文献;日本トリム「水のお話」より
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