キッチン照明に悩む人
対面キッチンなので照明をちょっとオシャレにしたいんだけど、どんなのがるのかしら?
オススメとかあったら聞きたいわ。
かりてりあ
30歳でインテリアコーディネーターの資格を取得。子育てをしながら主婦でも出来るコーディネーターの仕事を模索し様々な仕事を経験。この記事では小さなハウスメーカーで20棟の戸建てのコーディネートをした経験を元に、「キッチン照明」の紹介と「オススメの照明」を提案します。」ぜひ参考にしてくださいね。
ではキッチンに選べる照明にはどんなものがあるのでしょうか?
まずはその種類から見ていきましょう。
キッチン照明の種類はどんなものがある?
キッチン照明の種類はザっと4種類。
- ダウンライト
- シーリングライト;ベースライト(埋め込み含む)
- スポットライト
- ペンダントライト
キッチンは限られた空間を効率的に照らす必要があるため、他の部屋とは計画が異なってきます。
まず全体の灯に必要な全体照明と手元を照らす手元灯という考え方があります。
- 全体照明:キッチンの中心に付けて全体を照らす明かり。
- 手元灯:作業する手元を照らす明かり。立った時に上の照明のカゲになるので、必ず必要になる。
では、この全体照明と手元灯には、どんな種類の照明が選べるのかというと
全体照明:ダウン・シーリング(ベースライト)・スポットライト
カウンター上:ペンダント(対面キッチンのとき)
となります。
ではそれぞれの照明の特徴を見ていきましょう。
ダウンライト
ダウンライトは天井に穴をあけて設置する埋め込み型照明。
住宅では玄関、廊下、トイレ、洗面所などではよくみかけますね。
最近はキッチンやリビング・ダイニングでも人気で、場所を選ばずどこに入れてもインテリアの邪魔をせず、人気です。
「調光タイプ」や「調光調色タイプ」など、色を明るくしたり暗くしたあり、更にはあかりの色も黄色や白に変えられるものもりますね!
そして、この「ダウンライト」はキッチン照明に最適といえます。
理由としては
【ダウンライトがキッチンの明かりに最適なワケ】
- その1:キッチン空間の長さによって、2つまたは3つと調整できる
- その2:シンプルなのでお手入れ簡単
- その3:埋め込みなので共有空間の雰囲気を壊さない
以上の理由で作業場所であるキッチンにとても適した照明なのです。
ダウンライトは2種類を使い分ける!
- 全体証明;拡散型ダウンライト(横に広がる灯り)
- 手元灯;集光型ダウンライト(直下に落ちる灯り・横に平がらず中心を照らす)
ダウンライトには、光の広がり方に大きく分けて2種類あります。
オススメの箇所は、全体照明には広がりのある拡散型。
手元灯にはピンポイントで照らす集光型です。
このように光の広がり方の違うライトを組み合わせることも出来、まさに万能の照明といえますね!
シーリングライト
シーリングライトは天井に直付けするタイプの照明。
しかし大きいタイプだとキッチン空間は狭いので、上吊戸扉の開閉に干渉してしまうことも。
設置するなら小型のものをいくつかならべてつけましょう。
または、細長いベースライトがオススメです。⇩
シーリングなら一番のおススメはベースライト!
ベースライトとは細長いタイプの直付け(じかづけ)照明。
キッチンの細長い空間に最も適しています。
※明るい昼光色のキッチンベースライト。独立型キッチンにオススメ!※工事は電気店へご依頼ください。
【キッチンにベースライトがオススメなワケ】
- シンプルなのでお手入れも簡単。
- 工事取り付けタイプと自分で交換可能タイプとありますが、交換可能タイプは照明器具を回せる空間があるかよく確認してから購入しましょう。
- 対面式ならオススメは埋め込みタイプ。他の部屋からも見えずに安心です。
細長いので1灯でキッチン全体を照らすことが出来きます。
ただしキッチンに立つときには照明に背を向ける形となるため、手元灯は必ずつけましょう!
スポットライト
スポットライトは言葉の通り、一部の空間を照らすタイプの照明です。
対面式キッチンなどでインテリア性重視で入れるものです。
※デザイン重視!インテリア性抜群のスポットライト。※工事は電気店へご依頼ください。
一方向にしか光がいかない性質のため、設置する際のポイントがあります。
【キッチンをペンダント照明にするときのポイントは?】
- ポイント1:インテリアダクトやライティングレールなどを設置し複数灯で使用する
- ポイント2:白い壁を照らすなどして全体証明としての灯りの確保にも工夫が必要
この際もキッチン手元灯は別に用意したほうが良いでしょう。
ペンダントライト
ペンダントとは、コードやチェーンで目線の位置に吊り下げられる照明のこと。
作業する場所には向かないため、キッチン全体証明には不向きです。
テーブルの上など特定の場所を照らすのに向いています。
カウンター付きキッチンなどをオシャレに演出したいときに良いでしょう。
目線に入るのでデザイン重視になります。
※コンパクトなペンダントライト。色々な色があるのであなたのキッチンに合う照明がきっと見つかる!
引っかけシーリングや引っかけローゼットに取り付け可能です。
設置ポイントは
【キッチンにペンダント照明をいれるときのポイントは?】
- ポイント1:キッチンカウンターの長さや照明の大きさによって、2灯ないし3灯で設置する
- ポイント2:ダイニング照明とデザインをそろえるとステキですね!
※ダイニングテーブルにはおしゃれなペンダント照明!そう決めている方におススメなのが不朽の名作照明 PH 5 シリーズ。
スタイル別オススメのキッチンライト
《独立型キッチン》
全体照明にオススメ!
- ダウンライト
- 小型シーリング
- ベースライト
手元灯にオススメ!
- 棚下灯(吊り戸棚の下に入れる;直感型LEDライトやダウンライトなどがある)
- 壁付けスポットライト
オススメの照明はキッチンのレイアツトにもよります。
独立型なら隣合う空間が無いので、スキに選べますね!
《オープンキッチン》
◆ペニンシュラ・アイランド(対面式)
全体照明にオススメ!
- ダウンライト
- ベースライト
(埋め込みが〇)
手元灯にオススメ!
- ダウン
- ペンダント
◆壁付け:I型・L型
全体照明にオススメ!
- ダウンライト
- シーリングライト
(ダイニングキッチンなら丸いのもあり)
手元灯にオススメ!
- ダウンライト
- 棚下灯
キッチンの間取りやレイアウトについては、コチラの記事で詳しく解説しています。



まとめ
というわけで、キッチン照明の種類と、そのオススメ個所について解説しました。
表にまとめたので参考にしてください。
キッチンレイアウト | 照明の種類(全体照明) | 照明の種類(手元灯) | |
《独立型キッチン》 |
|
|
|
《オープンキッチン》 |
ペニンシュラ
アイランド |
|
|
壁付け:I型・L型 |
|
|
※スマホの方はたてと横にスクロールできます。
他にも取り付け可能な照明はありますが、
全体照明は上の吊戸棚に干渉しないものや、取り付け位置に気を付ける
手元灯はキッチンの作業場所に立った時にカゲならない位置に取り付ける
この2つに、気を付けるようにしてくださいね!
※キッチン照明の選び方を明るさ・色・レイアウトと多角的に徹底解説してます。



※キッチン照明の色は何が最適?



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