対面キッチンをおしゃれにしたいけど、どんな照明を入れたら良いかしら?
対面キッチンの増加に伴い「キッチン照明をオシャレにしたい」という要望が増えてます。
- おしゃれで使い勝手の良いキッチン照明にはどんなものがある?
- 明るさはどれくらいあればよいの?
- 照明の明るさの基準は何?
この記事ではそんな疑問に答えます。
主婦インテリアコーディネーター
かりてりあです。照明のショールームでの案内経験と、小さなハウスメーカーで戸建てのコーディネートを20棟受託した経験を元に、「キッチン照明の選び方」を解説します。ぜひ参考にしてくださいね!
- 空間に十分な明るさにする
- 手元灯で手元を照らす
- キッチンレイアウトでデザインを考える
- 隣り合う空間と照明の色をそろえる
作業場所であるキッチンでは、明るさは意外と大事な要素。手元が暗いと危ないですし、照明の色によっては食材の新鮮さが確認しにくくて困ることも。
ではキッチン空間に十分な明るさや、最適な色や取付位置はどこに気を付けて選んだら良いのでしょうか?
この項目では、キッチン照明の選び方を4つのポイントで紹介します。
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キッチン空間に十分な明るさにしよう!ルーメン数とワット数の関係
キッチンに限らず照明の明るさの決め手は、空間に十分な明るさかを確保することですね。空間の広さに対しての必要なワット数を見てみましょう。
1畳あたりのワット数
1畳あたり40W
明かりの基準でわかりやすいのは、ワット数。一般的に昔から1畳あたり40Wが必要と言われています。
しかし現在はLED電球が主流となり、このワット数がわかりにくくなっています。「40W相当」などと説明が書いてあったりもするので、参考にしてみてくださいね。
W数は消費電力のこと。LEDは消費電力がかなり少ないので、40W相当のものでも消費電力は1/4以下。電気代がずいぶん安くなりましたね。
消費電力だとわかりにくいので、LEDはルーメン数を参考にすることも多いんですよ。ではルーメン数の必要な明るさはそれくらいでしょうか?
1畳あたりのルーメン数
1畳あたりに必要なルーメン数⇨400lm
40W相当の明るさをルーメン数で表すと、458lm。しかし覚えにくいので400lmで表されることが多いです。
つまり、1畳あたりに必要なルーメン数は約400lmです。
キッチン全体の明るさの確保も大事ですが、特にキッチンの場合は作業をする手元に明るさをしっかり確保する必要があります。
手元灯で手元を照らそう!(手元に影を作らない)
キッチンの作業をするときに、カウンターに立ちますよね。
その時キッチンの全体照明には背を向けることになるので、真ん中の照明だけですとどうしても手元がカゲになります。「大きな照明を付けたから明るいし大丈夫!」と思っても、手元がカゲになっては元も子もありませんね。
キッチンの手元灯はどこにつける?
作業する手元を照らすためには「キッチン手元灯」が必要です。キッチン手元灯は、立った時カゲにならない位置に必ず設置しましょう。
壁付けのキッチンですと吊戸棚の下に「キッチン棚下灯」という小さな蛍光灯を付けます。最近はオープンキッチンの普及で、天井にダウンライトを埋め込むスタイルが多いですね。
壁付けキッチンの手元灯は棚下に、オープンキッチンならダウンライトが主流。
ダクトレールなどを設置して、スポットライトやペンダントライトなどで手元を照らしてもおしゃれですね。どちらもキッチンに立った時に影にならない位置に付けることが重要です。
キッチン手元灯は、立った時カゲにならない位置に付ける
キッチン手元灯は作業場所の真上に付ける
キッチンの手元灯は手元に影が出来ない位置につける必要がありますが、オープンキッチンの場合は天井に照明を付けることになります。ではその位置はどうしたら良いでしょうか。
天井にダウンライトを入れる場合は、キッチンの幅にもよりますが「シンクの中心」と「ワークスペース(作業カウンター)の中心」の真上にそれぞれ60形~100形を1灯ずつで2灯付けると安心です。
集光型なら60形×2灯、拡散型なら100形×2灯がおすすめです。
幅の小さなキッチンや、予算を減らず場合は明るめの拡散型の(100形以上)のダウンライトを、シンクとワークスペースの真ん中に1灯付けるとよいでしょう。
ダウンライトなら「シンク上」・「ワークスペース上」に1灯ずつ(計2灯)付けると〇
次にキッチンレイアウトに合わせて選ぶ方法を紹介します。
キッチンレイアウトでデザインを考えよう!
対面式キッチンか壁付けキッチンか、レイアウトによっても当然適した照明器具は違ってきます。
クローズドキッチンならリビングにデザインを合わせる必要はありませんが
対面式キッチンの場合は、実用性に加えて「明かりの色や照明のデザインをリビングと合わせる」ことも重要となってきます。
独立型(クローズド)キッチンには機能性重視で
少ないですがまだまだ根強い人気の独立型キッチン。完全にドアで仕切られずに、スペースだけ区切られた独立型もあり、リビングとつながりつつも作業に集中できる点で、少し増えてきてます。
クローズドキッチンでは壁付けのキッチンが多く、吊戸棚がある場合はその下に棚下灯を設置できます。
吊戸棚の無い場合でも、壁にスポットタイプのブラケット照明を付けてもおしゃれですね!
クローズドキッチン⇨機能性重視か好きなものでもOK
オープンキッチンはリビングダイニング空間のインテリアに合わせよう
最近主流となっているオープンキッチンの場合は、リビングからの見栄えも気になるところ。実用性は勿論のことですが、リビングダイニング側からの見栄えも気になるところ。
同じ空間なのにあかりの色やデザインがバラバラだと、残念な感じになってしまいますよね。
オープンキッチン⇨リビング空間のインテリアを邪魔しないデザインのものを
いずれの場合も、オシャレでもお掃除がしやすいシンプルなデザインのものを選んだ方があとあとラクですね。
※キッチン照明とレイアウトとの重要性は、コチラの記事で解説しています。
【キッチン照明おすすめ】おしゃれにしたい人は必見!レイアウト別に選んでみよう
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オープンキッチンはペンダントやスポットライトでおしゃれに
オープンキッチンの場合は、ベースライトなどスッキリした埋め込み照明、ダウンライトなどでリビングのインテリア邪魔しないものがおすすめ。
オープンキッチンはシンプルな埋め込みベースライトやダウンライトがおすすめ
でもせっかくなのでオシャレにしたい!という方は、ダクトレールにスポットライトやペンダントライトを付ける方法もあります。ペンダントは手元灯とは言え白い色の昼白色よりは、温白色あたりが柔らかみがあっておススメです。
ダクトレールにスポットライトやペンダントライトもおしゃれ
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オープン(対面)キッチンなら明かりの色をそろえよう
オープンキッチンの場合はデザインもですが、あかりの色も統一感をもたせたいですよね。独立式キッチンの場合は、お好きな色を選んでくださいね。
明かりの色には、大きく分けての3つの色があります。
- 電球色
- 昼白色
- 昼光色
電球色はくつろぎ感がありますがやや暗めで、少し物が見えに杭傾向が。昼白色は日光の光とほぼ同等の色合いで、最も色が正確に見える色です。その中間色である温白色は、どちらにも合わせやすい色のため、隣り合う空間が電球色や昼白色でも調和させることができる無難な色です。
キッチンの手元灯は作業重視で
キッチンにオススメの色は、白い明かり(昼白色や温白色)です。
白い色の方が食材の色を見分けやすく、食べ物が腐っているかのか新鮮かどうか一目瞭然だからです。
オープンキッチンはリビングダイニングと色味をそろえよう
リビングダイニングと隣接するオープン(対面)ッチンの場合は、明かりの色をそろえることをおすすめします。
同じ空間で明かりの色が違うと、何となく落ち着かない空間になってしまうからです。
オープンキッチン:リビングダイニングの色に合わせる(※ただし手元灯は白い明かりがオススメ)
その際、キッチン全体を照らす明かりはリビングダイニングに合わせておき、手元灯を白い明かりで照らすと良いでしょう。
手元灯は集光タイプのダウンライトを手元灯として配置したり、スポットライトにしてもステキですね。
独立型キッチン:オススメは白い明かり
※キッチンの明かりの色選びについては、コチラの記事で詳しく解説してます。
キッチン照明は電球色だと後悔するかも?見やすいのは昼白色、オープンなら温白色で決まり!
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- 空間に十分な明るさにしよう
- 手元灯は手元に影が出来ない位置に設置しよう
- レイアウトに合ったデザインにしよう
- オープンキッチンならあかりの色を合わせよう
この4つの方向性でキッチン照明の選び方を紹介しました。
しかしキッチン照明で最も重要なのは、作業をする手元を照らすこと。キッチン全体の畳数に必要な明るさが無くても、手元に十分なあかりがあれば作業はスムーズに出来ます。
キッチン照明は毎日料理をする場所なので、後悔の無い照明を選びたいものですね。
- キッチン空間に十分な明るさを選ぶ
⇨400lm(ルーメン)×畳数を目安に ※少し暗くても手元灯で補える - 手元灯は立った時手元に影が出来ない位置につける
⇨手元の明かりは棚下灯やダウンライトで必ず確保! - レイアウトに合ったデザインを選ぶ
⇨オープンならリビングダイニングのテイストに合わせて - オープンキッチンなら隣り合う空間とあかりの色をそろえる
⇨温白色や調色機能を取り入れよう
キッチン照明は油汚れなどが付きやすい場所でもある為、お手入れのしやすさも考慮して選んでくださいね。
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