「やっぱりお手入れ簡単、安全なIHクッキングヒーターがいいわ!」
と、IHクッキングヒーターを検討中の方がこの記事を読んでいると思います。
でも、機能満載のものは結構高額ですよね。
IHを買いたい人
そんなあなたに、「IHクッキングヒーター人気ランキング3選!」をコーディネーター目線で選んでみました。
IHコンロの特徴と、電磁波、200V電源工事や最大火力の真実も公開しています。
主婦インテリアコーディネーターの“かりてりあ”です。
子育てをしながら様々な働き方を経験。この記事では、水回りショールームのご案内経験を元に、お手頃価格で人気のIH商品3選を紹介します。出来るだけ安くて使いやすいIHをご希望の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
IHクッキングヒーター最安値人気ランキング3選!
では早速、「お手頃価格IH人気ランキングの機能の違い」を見てみましょう!!
まずは第一位のパナソニックGシリーズからです。
IH最安値人気ランキング第1位;パナソニック【G32シリーズ】
※出典;Panasonic-IHクッキングヒーター;カタログより
IHクッキングヒーターは、やはりパナソニックが一番人気です。
なかでも「G32シリーズ」はオープン価格なので、探し方によってはかなりお安くなるようです。
システムキッチンの標準仕様として「G33シリーズ」と並んで、良く採用されてますね。
最も出回っているシリーズの一つと思います。
では早速、特徴を見てみましょう。
G32シリーズの特徴
- 格安価格;49,000円~(オープン価格)
- 2口IH(3.0kw×2)+1口ラジエントヒーター(1.25kw)
- 光るリング付き(火力に応じて明るさ変化)
- 揚げ物温度調節・こげつきお知らせ機能
- グリル;水無両面焼き(シーズヒーター)
- ワイド;60cmタイプのみ
- 天板色;シルバー/ブラック
機能解説
- 手前2口はIHなので、IH専用鍋(鉄・ステンレス)だけ使用可能。
- ※1ラジエントヒーター(真ん中奥):IHと違って天面自体が熱くなるため、どんな材質のお鍋でも鍋底が平らであれば使用可能。のりの炙り焼きも出来ます。
※ただし、「やけどに注意!」です。 - 水無両面焼きグリル付き:両面焼きなのでお魚などをひっくり返さなくても焼けます。(※2シーズーヒーター)
- 「※3光るリング搭載」タイプを選べば、どの口が付いているか一目でわかります。
※スイッチを切り忘れていても、一定時間を過ぎると自動消火し安全です。
安全機能ももちろん充実していす。
何よりお手頃価格なので人気なわけですね!
【用語解説】
- ※1:ラジエントヒーターとは?;トッププレートの下に、ニクロム線を渦巻き状にして埋め込んだヒーター。3口の中央奥に設置されていることが多い。、使用中は熱くなるので注意が必要。
- ※2:シーズヒーターとは?;ニクロム線を絶縁体でつつみ、金属パイプの中に埋め込んだヒーター。IHと違い、ニクロム線が発熱し高温になることで加熱する。グリルに採用されることが多い。
- ※3:光るリングとは?;スイッチが入っている状態かどうか目で見てわかる。また火力に応じて光り方が異なるため、火の強さがわかりにくいIHでも感覚的に火力を確認できます。
最安値人気ランキング第1位:パナソニックG32シリーズ
※KZ-G32AST 幅60cm(天面シルバー×フロントシルバー)工事費込み(無料3年保証付き)👇
※KZ-G32AST 幅60cm(天面シルバー×フロントシルバー)【施主支給】本体のみ👇
※KZ-G32 幅60cm(天面ブラック×フロントグレイッシュシルバー)【施主支給】本体のみ👇
※KZ-G32AK 幅60cm(天面ブラック×フロントブラック)【施主支給】本体のみ👇
◆施主支給の方はコチラのリンクからどうぞ。工事も希望する場合は、Amazonサイトの下の方に工事申し込みボタンがあります。
施主支給とは?;施主自身が、自分で商品を購入して、工務店やリフォーム屋さんに施工してもらうこと。時に安くなる場合がある。
IH最安値人気ランキング第2位;パナソニック【Bシリーズ】
2位もやはりパナソニックになりました。
こちらはグリルに「ラクッキングリル搭載」で3口ともIHなので、少し高くなります。なので2位とさせていただきました。
その分機能がぐんとアップします。具体的には
グリルの中でトーストを焼いたり、ローストビーフを焼いたり、プリンを焼いたり。
「トースター兼小さなオーブン」のように使えます。
グレードでいうと中の上クラスなので、かなり機能が充実しています。機能の割にはお得、というところです。
Bシリーズの特徴
- 格安価格;109,321円~
- 3口IH(3.2kw×2・2.0kw)
- 光るリング付き(火力に応じて明るさ変化)
- 揚げ物温度調節・焼き物温度調節・焦げ付きお知らせ
- やきものアシスト機能搭載
- グリル;Wフラットラクッキングリル・遠赤外線ヒーター・グリルプレート付き
- キッチンポケットアプリ搭載(スマホアプリとの連携で献立やレシピを搭載)
- ワイド;60cm・75cmタイプあり
詳しい解説
- 3口ともIHなので、専用鍋(鉄・フライパン)のみ使用可能。(なべ底の平らなもの)
- やきものアシスト機能搭載で、センサーが細かい温度調節を可能にし、色々な調理を可能にしました。センサー付きなので、もちろん鍋振りもOKです。
- ラクッキングリルは遠赤外線仕様なので、シーズーヒーターと比べると食材の中まで早く火が通ります。素材のうまみを逃がさずに焼き上げることができるため、「中はふっくら、外はカリッ」と美味しく焼けます。
- Wフラット;グリル庫内もフラットで、お掃除ラクラク。
最安値ランキング第2位;パナソニックBシリーズ
※KZ-BN36S/幅60cm(天面シルバー×フロントシルバー)工事依頼可能
※KZ-BN37S/幅75cm(天面シルバー×フロントシルバー)工事費込み
※KZ-BN37S/幅75cm(天面シルバー×フロントシルバー)【施主支給向け】本体のみ
最後に、日立のIHもセンサーがついて価格の割に収集なので紹介しておきますね。
IH最安値人気ランキング3位;日立【M8Tシリーズ】
第3位は、なんと日立!3口IHでこのお値段は、さすが!という感じです。
センサー付きなので「鍋フリOK」なところも、チャーハン料理好きな方には、見逃せませんね!
ではそのほかの特徴も見てみましょう!
M8Tシリーズの機能・特徴
*格安価格;87,000円~
*3口IH(3.2kw×2・1.6kw)・センサー付き
*グリル;水無両面焼き・グリルプレート・深皿付き(上下シーズヒーター)
*ワイド;60cm・75cmタイプあり
*天板色;シルバー
※参考画像;日立「IHクッキングヒーター(火加減マイスター)」カタログより
※60cm幅コンロ希望の方はコチラへ
詳しい解説
・使用可能容量も3.2Kw×2口+1.6Kwですから、このお値段にしてはかなり高火力ですね。
・グリル加熱方式はパナソニックのG32シリーズと同じ「シーズーヒーター」になります。
※遠赤外線、シーズーヒーター、ラジエントヒーターの詳しい説明はコチラの記事を参照ください。>>>「IHクッキングヒーターへの交換にコンセントは必要!?「200V電源工事」のウソ・本当」
※75cm幅希望の方はコチラへ
>>>【HT-M8STWF-S】 IHクッキングヒーター 日立 M8Tシリーズ 3口IH 鉄・ステンレス対応 幅75cm
番外編;さらに安い1人暮らし用!ワイド45cmタイプもあり!
更に小さくて安いタイプももちろんあります。幅は45cmと小さめです。
ワンルームなどでよく見かけるタイプですね。
※日立;HT-40B
※参考画像;価格.COM
*最安値価格;50,780円~(税込み)
*2口IH(左IH3.0kW 右IH2.0kW)
*きめ細かな火力調整(左IH)
*鍋底をワイドに見張る4温度センサー
*ナビ付きワンタッチ火加減操作
*グリル無し
こちらは、2口IHなので3口に比べたらもっと安くなりそうですが・・・
2口コンロはそれほど需要は無いので、せいぜいこのくらいになります。
出回り品が一番安くなるっってことですね!
2口+ラジエントヒーターの「オープン価格」はやはり最強ですね!!
どうなの!?危険!?
ときに、「電磁波が体に悪いってよく聞くけど、IHクッキングヒーターは大丈夫なのですか?」と心配される方がいらっしゃいます。
特に小さいお子さんがいたりすると、コンロの高さが頭の近くだったり、妊婦さんですとお腹のあたりなので気になるのではないでしょうか。
ただ、「健康を害するような強いレベルでは無い」と言われてるので、極度にご心配されなくてもよいかとは思います。※IHの電磁波計測サイトはこちら
もちろん、全く出ていない訳はないので、気になる方はガスを選択されるのもありだと思います。
IHは200V電源工事が必要!?
注意しなければならないのは、「ガスからIHへのリフォーム時」です。IHを設置するにあたって、そこにどうしても電源が必要になります。
ある程度の機能が搭載されたタイプを設置しようと思うと、200Vの電源が必要になります。
もともと200V電源があれば良いですが、無い場合は電源工事が必要になります。
また、電気の契約容量を50A以上にするなど条件があり、アンペア数をアップすることにより基本料金が上がり結果ランニングコストが上がる可能性はあります。
★IHは200V電源が必要
★IHは50A以上必要となる
IHの最大火力って?
★IHの最大火力って本当なの!?
IHの場合、火力というべきなのかわからないですが、ここではそう呼んでおきますね。
実はIHは全体の電気の使用容量が決まっているため、3口を同時に使うとき全ての口が表示通り(3.2とか3.0kwなど)の火力で使用できるわけではありません。
(全ていっぺんに高火力使用とかあまり無いですけど^^:)
実は全体でバランスを取って容量内での電気使用料を調整しているようです。
◆下のタイプのIHを例にとってみると、表示上は単純に3口の電力量を計算すると
3.0kw×2口+1.25kw=7.25kw
となりますが、全体の使用可能容量が「5.8kw」のため、いっぺんに7.25kw使用できるわけでは無いです。
全部で5.8kwの範囲で使用するため、初めに使っていた加熱口の温度を落して調節します。
※「5.8kw(4.8kw切り替え可能)」とは?;最大使用量を【5.8kw⇒4.8kw】に切り替えられるという意味です。
電気代の節約になりますね!
◆次に3.2kwが2口と2.0kwのタイプでみてみると
3.2kw×2口+2.0kw=8.4kw
となりますが、やはり全体の使用可能容量が「5.8kw」のため、その範囲内で使用となります。
つまり、一つの口だけを使用した時の可能電力量が、3.2kwと3.0kwと1.25kwとでは「最大火力に違いがある」という意味です。
まとめ
以上、オススメIHクッキングヒーターをランキング形式でまとめてみました!
200電源工事や電磁波のことも考慮に入れながら、あなたの生活に合ったお買い得なIHクッキングヒーターをぜひ見つけてくださいね!
かりてりあ
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