水にこだわる主婦
浄水器は、水道水に含まれる残留塩素やトリ ハロメタンなどの不純物を取り除いたり減少させるもの。
一口に浄水器と言っても色々な種類がありますね。それぞれの特徴や、使い勝手の違いも気になるところ。
過程で使える浄水器の、それぞれのメリットやデメリットについて、検証してみます。
かりてりあ
家庭で使う浄水器の種類
家庭のキッチンで使う浄水器には、6つの種類があります。
ますは水栓と別で使う2種類のタイプ。
- ポット型
- ウォーターサーバー
ポット型浄水器
ポット型は安価で、ホームセンターなどでも手軽に手に入ります。しかし浄水量に限りがあり、たくさん使い時には不向き。使って継ぎ足してから浄水されるのに時間がかかります。
また冷蔵庫にしまうスペースが必要になります。
ウォーターサーバー
ウォーターサーバーはお湯がすぐに使えてとても便利。しかし交換用の水をセットしたり、水のボトルを置く場所の確保や捨てる手間があります。
ウォーターサーバーを設置するスペースもとってしまいますね。
その点、キッチン水栓に直接取り付けるものがやはり便利。蛇口に設置するタイプは全部で4種類。
- 蛇口直結型
- 据え置き型
- 浄水器一体(蛇口一体・内蔵)型(スパウトイン)
- ビルトイン型(アンダーシンク型)
これらのタイプは、キッチン水栓に直接取り付けるため、水を続けて使えるメリットがあります。
このキッチン水栓に直接設置する4種類について、解説します。
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蛇口直結型
蛇口直結型は、蛇口に浄水器本体を直接 取り付けて使用します。家庭で比較的簡単に取り付 けられるタイプです。
ホームセンターなどでも気軽に変えて、取り付けも簡単。工事などが要らないので賃貸住宅などでも気軽に取り入れられます。
しかしカートリッジも志位祭の出、浄水の水の量は少し少なくなります。
また、ストレート水栓というシンプルな水栓にしか付けられず、シャワー水栓には設置出来ません。
据え置き型
据置き型は、浄水器本体をキッチ ン上に設置 するタイプです。水栓の蛇口や水栓の根元に分岐して設置したくさんの水をろ過できるため、水量も安定して多く使えます。
また、価格に幅はあるものの、アルカリイオン生成器や水素水生成器などの付加機能があるものもあり、こだわり派にも人気です。
浄水器一体(蛇口一体・内蔵)型(スパウトイン)
浄水器一体型(スパウトイン式)は、スパウト、つまり蛇口の中にカートリッジを内蔵できる水栓。「蛇口一体型」とか「浄水器内蔵型」などとも呼ばれております。
シャワー付きの水栓の中にスティック状のカートリッジが入れられるので、交換はラク。水量は少し減るので、たくさん水を溜めたい時などは少し時間がかかります。
◇浄水器一体型水栓のメリット・デメリットはコチラの記事で紹介しています。
キッチン水栓【浄水器一体型水栓】の使い心地は?メリット・デメリットを完全公開!
ビルトイン型(アンダーシンク型)
ビルトイン型(アンダーシンク型)は、キッチンの下にボトルタイプの大きなカートリッジを設置するタイプ。シンク下での水道工事が必要になります。
ビルトインタイプの浄水水栓には、実は2種類あります。
- 浄水だけの水栓(2水栓方式)
- 浄水と水道水(水とお湯の混合水栓)で切り替えて使う水栓(1水栓方式)
浄水専用水栓と混合シャワー水栓
ビルトイン浄水器付きシャワー水栓
浄水だけの浄水専用水栓をビルトインで設置する場合は、お湯と水の出るシャワー混合水栓とペアで設置します。洗い物に使う水栓と、浄水専用と2本で使う方法です。
水栓を1本で済ませたい場合は、浄水と水道水をレバーで切り替えられる、混合(お湯と水)シャワー水栓となります。
どちらもボトルタイプのカートリッジをシンク下に設置するため、シンク下の荷物が多い場合は中身を出したりの作業が必要になります。
◇ビルトイン浄水器のメリット・デメリットはコチラの記事で紹介しています。
ビルトイン浄水器水栓(アンダーシンク型)ってどうなの?その浄水性能とメリット・デメリットを検証!
※混合水栓とは?;お水とお湯がレバーの切り替えで両方出る水栓の事。
浄水器種類別メリット・デメリット
色々ある浄水器。蛇口に付けるタイプと冷蔵庫に入れるポット型、据え置き型といろいろ。
それぞれのメリット・デメリットはどうでしょう。比較表に表してみました。
メリット | デメリット | |
蛇口直結型 | すぐに取り付け可能 価格が安い | 浄水の水が少ない ストレート水栓にしか付けられない |
据え置き型 | 浄水性能が安定している いろいろな付加機能のものが選べる | 設置工事が必要 置き場所を取る |
浄水器一体型 | 場所を取らない カートリッジ交換がラク | カートリッジ交換派3~4か月に1回必要 浄水の水は大量には出ない |
ビルトイン型 | 蛇口がすっきりでおしゃれ 交換が年に一回で良い 浄水性能が良く水もたくさん出る | 年に1回のカートリッジ交換はシンク下で行う 設置工事が必要 |
ポット型 | 安くて美味しい | 大量に使うことは出来ない 冷蔵庫にしまう場所が必要 |
ウォーターーサーバー | いつでも浄水のお湯が使える | 水ボトルの置き場所に困る 空ボトルの捨てる必要がある ※これらは水道直結型は関係ないデメリットです。 置き場所を確保しなければならない 小さい子供がいじってしまうと危険 ※チャイルドロックがあるものを選べます。 |
それぞれのタイプにメリットデメリットがあるので、あなたの家に合ったメリットで選ぶと良いですね。
浄水器のカートリッジ~交換頻度~捨て方まで
それぞれの浄水器は、カートリッジで水のろ過が行われています。
ではろ過ってどうやって行われているのでしょうか。ほんとにキレイになっているのでしょうか?
この項目では、水道の水をろ過するのにつかわれている素材と、その廃棄の仕方を解説します。
浄水器は「ヤシガラや活性炭」で不純物質をろ過する
- ヤシガラ粒状活性炭
- 繊維状活性炭
- 中空糸膜
浄水器の中にはヤシがらや活性炭、中空糸膜などが入っており、色々な物質をろ過します。
こちらではメイスイの浄水器ボトルカートリッジ[izumio]を例にとって紹介します。
以下はボトルタイプのカートリッジの断面図です。
このように、2つのろ過材が色々な物質を除去する仕組みになっています。
ボトルタイプの浄水器は、下記の図の様に一旦ボトル内へ水道水を取り込んでろ過し、その後水栓へその水を戻します。
※ビルトイン浄水器設置状態/出典クリンスイカタログ
特にビルトインタイプはある程度の時間をかけてろ過し、不要な物質を除去していくので、より浄水性能が優れて発揮できます。
ではカートリッジの交換に最適な間隔はどれくらいか見てみましょう。
浄水用カートリッジ交換間隔は?
- 蛇口直結型:2~6ヶ月に1回
- ポット型:1~3ヶ月に1回
- 据え置き型:1年に1回
- 浄水器一体型(スパウトイン型):3~4か月に1回(4人家族で)
- ビルトイン型(アンダーシンク型):1年に1回
たとえ使用頻度が少なくても、カートリッジ内に蓄積された不純物が目安の交換時期を経過すると衛生的にもよくありません。
浄水器で水をおいしく安全に使うためには、ビルトインタイプや据え置きタイプは年に1回、内蔵型水栓の場合は3~4か月に1回を目安に交換しましょう。浄水ポットはポット性能にもよります。
美味しくて安全な水のためには、カートリッジ交換の頻度をきちんと守ることも大事ですね。
水にこだわる主婦
使用済み浄水カートリッジの捨て方
使用済みカートリッジ捨て方⇨不燃ゴミ
使用済みにカートリッジは、基本的には各自治体の決まりにしたがって捨てます。区分が不明な場合は、不燃ゴミになります。
浄水器の水とペットボトルの水、どちらが安全!?
一般的に、浄水器の水を持ち歩くと心配な方は、ペットボトルで水を購入する方も少なくありませんね。
「ペットボトルの方が安心」
そう思っている方も多いのでは無いでしょうか?
水道水がもっとも安全な理由
どちらも自然水を水源としている点は同じですが、検査項目の少ないペットボトルの水と違い、検査項目の多い水道水を更にろ過しより安全で美味しい水にしたのが浄水器の水なんだそう。
ペットボトルの水よりも浄水器の方が水の検査項目が多く厳しいというのは、意外でした。まさに「目からうろこ」です!
※Microsoft Word – 網掛調整(分科会資料)清涼飲料水等の規格基準改正
👆ペットボトルもだんだん基準が厳しくなるようですが。
浄水器ってコスパ最強!
コスト的にも、ペットボトルで毎回買うよりも浄水器の水の方が安くすみます。
《水道代比較》使うほどにお得になるらしい・・・
冷たい水は美味しく感じる!?飲み比べは常温で
水にこだわる主婦
そんな風におもう方もいるかもしれません。
かりてりあ
山の湧き水やペットボトルの水は冷えている事が多いですよね?だから美味しく感じるということもあるみたいです。
常温で飲み比べてみると、浄水器の美味しさがわかるようですよ。
「そうはいっても、浄水器の水って塩素も抜けてるし。持ち歩いても大丈夫?安全なの?」そんな疑問も出てきますよね。
答えは、「短時間なら大丈夫」だそう。
ただし、持ち歩いている水の場合は「口を付けたら早めに飲み切りましょう!」
これはペットボトルの場合でも同じですね!
結論!浄水器の水は安全でコスパが良い!使い勝手で種類を選ぼう!
検証の結果、ミネラルウォーターと呼ばれるペットボトルの水よりも、水道水の方が基準が高い。さらにその水道水から不純物を取り除いた浄水は最高!という結論に至りました。
ミネラルウォーターと呼ばれるペットボトルの水よりも浄水器の水が安心
さらには、カートリッジ内の滞留時間が長いビルトインタイプの浄水がより安心で安定した水質ということがわかりました。
浄水能力は浄水器一体型水栓よりも、ビルトインタイプがより安心な水
そうは言っても日常で使う水は使い勝手も大事なので、用途やライフスタイルに合わせて
ビルイン・水栓一体型・ポット式・ペットボトル
これらの状す機能を、あなたの生活に合わせて、活用してみましょう。
※浄水器一体型がやっぱり便利?筆者も普通のシャワー水栓から浄水器一体型に変えてみました。その選定ポイントは?
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