IＨコンロとガスコンロはどっちを選ぶ？価格帯と使いやすさ、機能で徹底検証！

システムキッチンの中で、必ず選ばなければならない機器類の一つに、ビルトインコンロがあります。
しかしガスにしようかIHにしようか、コンロ選定に悩む人も多いはず。

そこでこの記事では「ガスコンロ、IHコンロ、どっちが良いのか？」を徹底的に検証してみようと思います。

中には「私は絶対ガス派です」とか、「実家もIＨだったので、ダンゼンIHです。」と決めてる方もいますが。
「今まではガスだったのだけど、掃除がしやすそうなのでIHも検討したい。オススメどっちか？」という方もいるのでは？

　かりてりあ

IHとガスはどっちが良いの？多方面から徹底比較！！

コンロは毎日使うものなので、コンロ選びはとても重要。それぞれの特徴を良く知って後悔の無いように選びましょう！

そのためには様々な角度から、比較検証する必要があります。

まず初めに、IHとガスの価格面から比較してみましょう。

【IHとガスコンロ】どちらが低価格！？

結論から言うと、IHの方が購入価格も工事かか鵜も高め。

まずは購入価格から解説します。

IHとガスコンロで、同レベルの機能で比べると、IHの方が高くなります。価格差は約10万円ほどになります。

高機能IHコンロの価格帯

まずはパナソニック製の最上位機種であるIHコンロ・Aシリーズを例にとって見てみましょう。

※高機能IHコンロ（パナソニック／ラクッキング搭載；Aシリーズ）

かなりの金額ですね。まとめると

と約50万弱します。定価ですとかなり高いですね（汗。（実際はお店によって割引があります）

次に、ガスを見てみましょう。

高機能ガスコンロの価格帯

こちらはリンナイ製ガスコンロの最上位機種です。

※高機能ガスコンロ（リンナイ／デリシア）

IHよりは安いですね。まとめると

となり、ガスコンロは約36万～37万といったところ。

IHは50万弱、ガスコンロは40万弱なので

同レベルの多機能IHコンロとガスコンロで比べると、IＨの方が約10万くらい定価で高くなるわけですね。

もう少し機能を減らして安価な機種で比べてみましょう。

標準的なIHコンロの価格帯

コチラはパナソニックで最もポピュラーなG32とG33シリーズです。

※出典パナソニックHP　IHコンロ：G33シリーズ、G32シリーズ

3口ともIHのG33と、奥の小口がラジエントヒーターのG32とあり、ラジエントを含むG32はオープン価格となり比較的安いですね。

つぎに標準的なガスコンロの価格を見てみましょう。

標準的なガスコンロの価格帯

※標準的なガスコンロ（リンナイ／センス）

大分身近な価格帯になってきました（笑）。まとめると

やはり、標準的機能のIHコンロとガスコンロで比べると、10万ほど定価でIHの方が高くなります。

コスパ重視ならホーロートップコンロ

更にホーロートップタイプのガスコンロになると（幅60cmタイプのみ）、約8万～9万とかなり低価格でありますね。

最も安い価格帯のガスコンロで、IHコンロとの差は歴然です。

オープン価格の安いIHもある

しかし、IHコンロにもオープン価格のものもあるので、シンプルな機能のものでしたらかなりお安いものもあるので安心して下さいね。

「とにかく機能性より掃除のしやすさと安全性！」という方には低価格のIHコンロはオススメです。

次にガスとIHコンロの工事費用はどうでしょう？

【IHとガスコンロ】どちらの工事費用が安い？

工事費用については、実はケースバイケースです。

当然のことですが、IHは「電気工事」。ガスは「ガス配管工事」が必要になりますので、それぞれ工事内容が違います。

元々ガスの配管しかないところへIHを設置する場合と、元々で電源があるところへIHを設置する場合などで、全く工事にかかる費用は違ってきます。

IHコンロへの工事費用

例えばIHを例にとってみた場合、

• ガスとのIHとを併用して使っている家庭の場合
• オール電化でIHを採用する場合

こんなシチュエーションの違いでは、比較は難しいでしょう。オール電化の場合は、夜間電力を使用してやすくなったりするため、ランニングコストも安くなる場合が多いからです。

リフォームは特に費用が違う

リフォームの場合は更にケースバイケース。よって交換する場合は、相見積りを取ってしっかり比較してから交換工事を検討しましょう。

コンロ天板の大きさの変更は問題なし

コンロ幅の大きさを変えての交換はどうでしょう？

※参照；Panasonic；IH⇒IHへの買い替え対応機種がわかる検索システムはこちら

【IHとガスコンロ】初期費用を徹底比較！

IHからガス、ガスからIHへの交換費用の比較は、本体かか鵜はIHの方が約10万円高くなり、工事費用は内容による、ということがわかりました。

また、元々はどちらなのかも工事費用に関わってきます。一般的には、IHからIHへの交換や、ガスからガスへの交換は、そこまで費用はかかりません。

ガスからIHや、IH～ガスへの交換が特にケースバイケースと言えるでしょう。

※リフォームは見積もりを取って比べてみましょう。

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次に、それぞれの特性による「得意料理」を比べてみましょう。

【IHとガスコンロ】どちらが調理しやすい？

IHとガスは「どちらが美味しくできるの？」と疑問に思うかたが多いですが、その特性の違いから「得意料理が違う」のです。

IHコンロの調理メリットは？

の場合、温度を一定に保つのが上手なので、油が傷みません。油は温度変化が激しいと焦げた色となり、傷んでしまいます。

IHは温度変化が少ないため、いつまでも綺麗な黄金色のまま使える、というメリットがあります。

ガスコンロの調理メリットは？

【IHとガス】光熱費はどちらが安い？

最後にランニングコストを見てみましょう。毎日使うものだけに、消費する光熱費は無視できませんね。

【IHとガス】ランニングコストはどちらが安い？

ショウルームの案内時には、「IHは電気代がかかるのでは！？」というご質問を良く受けました。

もちろんガスからIHへ変更すれば電気代は上がり、ガス代は下がります。

でも実は「IHとガスとでは光熱費（ランニングコスト）はさほど変わない」のが実情です。

夏などはガスでお料理していると熱くなってしまい、エアコン代がかかってしまいますね！

また電気の契約形態内容によっては、深夜電力などの利用によって電気代は安くなります。

IHとガスコンロのメリット・デメリット

IHとガスコンロのメリットとデメリットを比べてみましょう。まずはIHコンロから。

IHコンロのメリット・デメリット

IHコンロのメリット

IHコンロのデメリット

といったところです。（ちなみにIH用の土鍋も販売はされてます）

煙が少ないのは助かりますが、上昇気流が起こりにくいのは意外だったのではないでしょうか？（これ、意外と盲点です。）

次にガスコンロのメリットデメリットをまとめました。

ガスコンロのメリット・デメリット

ガスコンロのメリット

昔のガスコンロに比べると、ガラストップの登場によりお掃除はラクになりセンサー付きで安全性も高くなりましたね。

ガスコンロのデメリット

「IHとガスの戦い！」比較表

それぞれの比較結果をわかりやすく表にまとめてみました。

【IHコンロとガスコンロのお掃除・価格・光熱費】

【IHコンロとガスコンロの得意料理の違い】

【IHとガスコンロ、それぞれのメリット・デメリット】

※スマホではよこにスクロールできます。

※IHコンロ1口メモ👉「のりの炙り焼き」はフライパンを熱してその上で焼くことは出来ますよ。

IHとガスコンロ対決！交換後の後悔の声は？

最後にIHからガスにしてしまって後悔の声を見てみましょう。

IHからガスへ交換して失敗！？の声

私の友人の体験談です。IHしか使用してなかったけれどガスにしてみた方の声です。

その方はとても綺麗好きな友人でした。いつもきれいにしていたい人はＩＨが向いてるようです。

また、こんな声もありました。

ガスからIHにして失敗！？の声

今までガスだったけれどIHをススメられて初めてIHを使ってみた結果・・・

また、IHは機種によっても火力（使用可能電力量）が違うので、色々な料理を楽しみたい方はたくさん機能のついた「高機能IHがオススメ」です。もちろん高機能高グレードのIHコンロは「高火力」です。

さらに「センサー付き」で鍋フリもOKなら後悔もしませんね。高機能のIHへの交換なら、ガスからIHへ交換した方もストレスなく使えているようです。

【IHとガスコンロ】こんな人におすすめ！

IHとガずコンロはどちらが良いか？大分決まりましたでしょうか？

今まで比較してきて、

IHはこんな人におすすめ

• オープンキッチンの家の人
• キッチンをいつもきれいに保ちたい人

★理由⇒さっとふけるIHの方がストレスが無い

ガスコンロはこんな人におすすめ

• 炒め物が多い家
• 火を見て確認したい人

★理由⇒焼き目を簡単に付けられるガスがオススメ

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